縄地ケ鼻公園／すいせん

海に突き出た岬の公園を、冬から早春にかけてスイセンが白と黄で埋めるのが縄地ケ鼻公園。青い海と空、潮風に揺れる花の対比が気持ちよく、曇りの日は白が飛びにくく撮りやすい条件です。広角で群落を手前に敷き、水平線を低く置くと“海辺の花畑”が成立。花に寄って雫や花芯を狙えば繊細さが出て、岩場や波を背景に入れるとドラマも足せます。風が強い日は揺れを止める高速シャッターが安心。夕景や薄明の空と合わせると、岬らしい余韻が残ります。海鳥の飛翔や岬のシルエットを添えると、花だけでは出せないスケール感も作れます。潮の香りも写真に残したくなる場所です。