西浦半島

三河湾に鋭く突き出す西浦半島は、東西で表情が異なる海を同時に楽しめる撮影の穴場。岬沿いのシーサイドロードでは、水平線へ沈む夕陽と逆光に輝く釣り舟、湾内を滑るヨットなど動きのある被写体が豊富。先端部のパームビーチでは椰子と青い海を入れたリゾート風カット、背後の西浦園地展望台からは360度の星空と街明かりのコンビネーションが狙える。春は菜の花、秋はススキが斜面を染め、夜は漁火と温泉街のネオンが水面に映り込むため、季節・時間帯ごとに全く違うドラマが撮れる。車を使えば岬を一周しながら光を追えるフレキシブルなロケーションだ。