ノリタケの森

赤レンガの旧窯と芝生広場、煙突群が残るノリタケの森は、陶磁器工場跡を再生したアートパーク。黄金時間にレンガ壁が温かく染まると、窓越しに映る空色とのコントラストが際立ち、広角で煉瓦のパースを強調すると欧州の街角のよう。クラフトセンターの絵付け体験では筆先と絵具皿をクローズアップし、手元光を生かすとライフスタイル系カットに。バラ咲く春やイルミネーションの冬は前ボケで光玉を散らすとファンタジック。水盤のリフレクションや煙突を写し込むビルのガラスも絵になる。名古屋駅から徒歩圏で、都会の隙間に残る産業遺産と緑を気軽に撮影できる。