白糸の滝

幅約200mの岩壁から絹糸のように数百条の水が流れ落ちる名瀑。新緑期は翡翠色の水面と白線のコントラスト、紅葉期は滝裏のモミジが差し色となり、年間を通じて長秒露光が映える。朝方は滝つぼに虹が出やすく、夏はミストがレンズに映り込み幻想的。隣接する音止の滝とセットで広角から望遠まで楽しめ、足場が整備されているので三脚撮影も容易。冬場は空気が澄み、富士山と滝を同フレームに収めるチャンス。水量が増す梅雨明け直後は迫力が倍増するが、飛沫でフィルターが曇りやすいのでレンズ拭き必携。夜間はライトアップなしのため星と滝のシルエット長露も面白い。