三里ケ浜海岸

三里ケ浜海岸は、出雲市大社町の稲佐の浜から続く約3kmのロングビーチで、出雲神話の舞台とされる稲佐の浜とセットで撮り歩きたいスポットです。日本海らしい荒波が打ち寄せる砂浜の背後には、浜山の松林が細長く伸び、広角で空と海と松を入れるだけで余白の美しい構図になります。冬から春の夕方には水平線近くに沈む太陽が海面に光の道を描き、シルエットになった鳥居や岩を前景に添えると神話の気配を感じる一枚に。オフシーズンは人影が少なく、三脚を据えて波の軌跡をスローシャッターでじっくり追える海岸です。