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【2026年】星空撮影におすすめの機種10選。選び方のコツや上手な撮影方法も紹介










「星空を撮ってみたい。でも一眼は重いし、設定も難しそう」。そんな人にこそ試してほしいのが星空に強いコンデジです。昨今は1.0型センサー搭載の高級コンデジや、星の光を強調できる星空夜景系モードを備えた機種もあり、三脚を使うだけでも手ブレの失敗を減らしやすくなりました。この記事では、星空撮影におすすめのコンデジの現実ライン、スペックの見方、おすすめ機種、現場で使える撮影方法まで紹介します。
この記事のサマリー

星空撮影時のコンデジは「1.0型以上×広角×明るいレンズ」が基本

星空夜景など“星用モード”は最初の成功率を底上げする

天の川・星景は1.0型、月のアップは高倍率ズームが得意

三脚固定とセルフタイマーで手ブレを減らし、星の“流れ”はシャッター速度で管理する

RAW現像のひと手間で、ノイズを抑えつつ星を残せる
コンデジで「撮れる星空写真」の現実ラインをつかむ
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コンデジは理想的な星空を撮影できる万能機ではありません。それでも条件をそろえると、肉眼より星を多く映すことも可能です。また、星景、天の川、月のアップなど。それぞれの狙いで必要スペックが変わるのも特徴です。まずは撮影したいものが「星景か月か」をはっきりさせてみましょう。
スマホより強いのは、レンズと露光の自由度
星はとにかく暗い被写体です。スマホは機種によって天体向けの合成機能が強力な一方、標準カメラアプリの夜景モードではシャッター速度やISOを細かく固定しにくい場合があり、意図した条件で星を点像として残しづらくなります。
一方コンデジはマニュアル露出が使える機種であれば、長秒露光とISOを自分で決められます。さらにRAWで撮って後から追い込むことが可能です。また、レンズ面でも有利があります。広角側でF2前後が使えるモデルは、同じ明るさならISOを控えられ、ザラつきを減らしやすくなります。さらに、撮影結果のクセが読みやすいのもポイントです。「この設定ならこう写る」を積み上げやすく、次回の再現性が上がります。
苦手なのは暗部ノイズとピント。だからこそ条件を整える
コンデジは小型ゆえ、同じ露光でもセンサーが小さいほどノイズが目立ちやすい傾向があります。街明かりが強い場所だと空が白くなるうえ、ノイズも増えがちです。さらにもうひとつの落とし穴がピントです。暗闇ではAFが迷いやすく、わずかなズレで星がにじみます。明るい星を拡大表示して、いちばん小さく点になる位置に合わせましょう。また、星を点で写すには、露光を伸ばしすぎないのも重要です。広角ほど有利ですが、撮った写真を拡大して流れが出ていないか確認しましょう。
月齢も重要です。基本的に満月前後は空が明るくなり、天の川は見えにくくなります。新月付近や月が沈む時間帯を狙うと、同じ機材でも写りが変わります。さらに寒い夜は結露も敵です。写りが急に眠くなったらレンズ前玉を確認し、拭いてから撮り直すだけで改善するケースがあります。
星空撮影用に適したコンデジのスペック選び
星空撮影用のコンデジは「センサー」「レンズ」「長秒」の3つを軸に考えると選びやすくなります。スペック表の数字を実写でどう効くかという目線で見ると、候補が絞れるでしょう。星空優先なら「広角端」と「F値」を先に見て、動画寄りの機能に引っ張られないのがコツです。安いかどうかよりも方向性を見ると、良いものが選べるでしょう。
センサーサイズは1.0型以上が基準になりやすい
星空は暗部の階調が勝負なので、センサーが大きいほど有利です。目安としては1.0型(いわゆる1インチ)以上を選ぶと、高感度でも粘りが出やすくなります。逆に1/2.3型の高倍率ズーム機は月や星座のアップに強い反面、天の川のような淡い被写体ではノイズが目立ちやすい傾向があります。用途で割り切ると良いでしょう。
APS-Cの固定レンズ機はさらに余裕があります。夜景と星を同居させるようなシーンでも階調が残りやすく、あとで持ち上げても破綻しにくいのが利点です。同じ1.0型でも世代差があるため、可能なら作例でISO3200付近を見比べ、黒の粒立ちや色ノイズの出方をチェックすると失敗が減ります。
センサー目安 | 星空での得意 | 向きやすい用途 |
|---|---|---|
1.0型 | 高感度の粘りが出やすい | 天の川・星景 |
APS-C | 暗部階調と解像が強い | 作品づくり・大判 |
1/2.3型 | 超望遠で月を大きく | 月・星座アップ |
レンズは「広角24mm前後×F2前後」を優先する
星空では広角が有利です。焦点距離が短いほど星の動きが目立ちにくく、点像として残しやすくなります。そのため、広角24mm相当がひとつの目安になります。そしてF値は小さいほど有利です。広角端でF1.8〜F2.0が使えるモデルは、同じ明るさをISOで稼がずに済み、ノイズを減らしやすくなります。
ズーム機は望遠端でF値が暗くなるのが普通です。星空は広角端中心で使う前提で考えると失敗が減るでしょう。逆に月は望遠端で撮る、と使い分けましょう。光学的には、隅で星が伸びる(コマ収差)個体もあります。少し絞れるならF2.2〜2.8で改善することもあるので、事前にテストしておくと安心です。また、同じシャッター速度なら28mm始まりは24mm始まりより星の流れが目立ちやすくなります。星を点で残したい人ほど、広角は広い方が有利だと覚えておきましょう。
星空におすすめコンデジ早見表
星空撮影におすすめのコンデジを、以下にまとめました。特徴を知って、自分に適したものを探してみてください。
カメラ | 特徴 |
|---|---|
旅も星も一本で回す“万能ズーム” | |
EVF+チルトで夜の構図が決まる“星景寄り万能機” | |
星空夜景モードで迷いにくい“定番候補” | |
パナソニック LUMIX LX10(LX9) | F1.4の明るさでノイズを抑えたい“低照度特化” |
18mm超広角で空を広く撮る“星景・動画向き” | |
APS-C×28mm単焦点で作品を作る“軽量スナップ派” | |
内蔵メモリー強化で撮影を回す“軽量APS-C更新枠” | |
35mm相当で前景と星を語る“物語系” | |
2000mm相当で月を攻める“月特化超望遠” | |
広角も望遠も一台で触る“万能高倍率(星空は割り切り)” | |
20-1200mm相当で月と遠景を拾う“コスパ高倍率” |
天の川や星景をにぴったりなのは、ソニー RX100 VIIやキヤノン G7 X Mark III / G5 X Mark IIの1.0型プレミアムです。明るさで選ぶならLUMIX LX10、広角ならZV-1 IIが良いでしょう。画質を優先したい人にはAPS-Cセンサーの固定レンズ機のGRシリーズとX100シリーズがおすすめです。さらに、大きく月・星座が撮れる機種であればCOOLPIX P950、SX70 HS、FZ85Dをチェックしてみてください。
SONY サイバーショット RX100 VII(DSC-RX100M7 / RX100M7G)
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項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | SONY サイバーショット RX100 VII(DSC-RX100M7 / RX100M7G) |
発売日 | 2019年8月30日 |
センサーサイズ | 1.0型(約13.2×8.8mm)積層型CMOS |
有効画素数 | 約2010万画素 |
ISO感度 | ISO 64~12800(静止画) |
シャッタースピード | メカ:BULB~1/2000秒/電子:30~1/32000秒 |
本体重量(バッテリー込み) | 約302g |
みんなのカメラ 商品ページ |
24-200mm相当F2.8-4.5のズームを備えた小型ボディ
RX100 VIIは24-200mm相当F2.8-4.5のズームを、バッテリー込みで約302gという小型ボディに収めています。昼は望遠で切り取り、夜は広角で星景へと切り替えやすいのも特長です。星空撮影では“広角端でF2.8”という点がポイントになります。F1.8機より露光の余裕は小さめなので、空が暗い場所ほど画が締まりやすくなります。
実運用は、広角端で10〜20秒、ISOは1600〜3200あたりから試すと調整しやすいでしょう。ピントはAFに頼らず、明るい星でMFを追い込むと安定します。星空専用機というより“万能コンデジ”と考えると良いでしょう。そのため、星だけでなく、旅の昼も動画も一台にまとめたい用途で選択肢になります。望遠側は開放F値が暗くなるため、夜は広く撮って必要に応じてトリミングする運用が合うケースもあります。
Canon PowerShot G5 X Mark II
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項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | Canon PowerShot G5 X Mark II |
発売日 | 2019年8月1日 |
センサーサイズ | 1.0型 積層型CMOS |
有効画素数 | 約2010万画素(約20.1MP) |
ISO感度 | AUTO ISO:125~12800 |
シャッタースピード | メカ:1~1/2000秒(モードにより最大30秒)/電子:30~1/25600秒 |
本体重量(バッテリー込み) | 約340g |
みんなのカメラ 商品ページ |
1.0型の積層型CMOSセンサーを搭載した実戦向きの高級コンデジ
Canon PowerShot G5 X Mark IIは、1.0型センサー×明るいズーム×夜に強い操作性が一台にまとまっています。24-120mm相当で広角側F1.8-望遠側F2.8と明るく、星景は広角24mmで空を広く入れつつ、前景(山の稜線やテント、木立)も一緒にまとめやすいでしょう。星空は少しの露光差が結果に出ますが、F1.8の余裕があるとISOを上げすぎずに済み、ノイズを抑えた仕上げに寄せやすくなります。
さらに、星空夜景などの星向けモードが用意されているため、初回の成功率を上げたい人にも向きます。もちろんRAW撮影に対応しているので、撮影後にホワイトバランスや明るさ、ノイズ低減を丁寧に追い込み、星を残しながら空の黒を整える現像がしやすいのも強みです。ポップアップEVFとチルト液晶は暗い現場での構図決めに効き、地面近くに三脚を据えたローアングルでも画面確認が楽。星景を撮れるだけで終わらせず、夜の運用を含めて完成度を上げやすい、実戦向きの高級コンデジです。
Canon PowerShot G7 X Mark III
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項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | Canon PowerShot G7 X Mark III |
発売日 | 2019年8月1日 |
センサーサイズ | 1.0型(1インチ)CMOS(積層型) |
重要画素数 | 有効約2010万画素 |
ISO感度 | AUTO / ISO 125~12800 |
シャッタースピード | 1~1/2000秒(通常)/最長30秒(モードにより)/電子最長1/25600秒 |
本体重量(バッテリー込み) | 約304g |
みんなのカメラ 商品ページ |
“星向け”シーンモードを搭載した小型機
Canon PowerShot G7 X Mark IIIは、小さく持ち出せる一方で星景に必要な要素が揃っているおすすめのコンデジです。1.0型の積層型CMOSセンサー(約2010万画素)と、24-100mm相当F1.8-2.8の明るいズームの組み合わせは、星空を撮るときに効きます。広角24mmは星景向きで、天の川や星を空いっぱいに入れつつ、前景(山並み・木立・テント)も一枚にまとめやすい画角。開放F1.8の余裕があると、同じ明るさでもISOを上げすぎずに済み、暗部ノイズを抑えやすくなります。
星空夜景などの“星向け”シーンモードを使えるのも強みで、初めての星空撮影でも設定で迷いにくく、三脚前提で歩留まりを上げやすい構成です。もちろんRAW撮影にも対応しているため、撮影後にホワイトバランスを整えたり、ノイズ低減を丁寧にかけたりして、星を残しながら空の黒を締める仕上げができます。高画質と携帯性のバランスで、星景を継続的に撮る人の現実的な相棒になりやすい一台です。
Panasonic LUMIX DMC-LX9(海外名 LX10 / LX15)
項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | Panasonic LUMIX DMC-LX9(海外名 LX10 / LX15) |
発売日 | 2016年11月17日 |
センサーサイズ | 1.0型 |
有効画素数 | 約2010万画素(公称) |
ISO感度 | ISO 125~12800(拡張あり) |
シャッタースピード | メカ:60秒~1/4000秒/電子:1秒~1/16000秒(バルブ最大約120秒) |
本体重量(バッテリー込み) | 約310g |
みんなのカメラ 商品ページ | ー |
露光に余裕が出てノイズを抑えやすい
LUMIX LX10は1.0型センサーに、換算24-72mm相当F1.4-2.8のレンズを組み合わせたモデルとして知られます。国内では同系統の名称(LX9)で流通する場合もあるため、購入時は型番表記を確認すると良いでしょう。なお、開放付近は周辺が甘くなることもあります。星が隅で伸びる場合は、少しだけ絞るか、主役を中央寄りに置くと整いやすいでしょう。
街明かりがある場所では、明るさを活かしすぎると空が白くなることもあります。暗い場所でこそレンズの強みが素直に出る、と覚えておくと調整が速くなるでしょう。望遠側はF2.8まで暗くなるため、星空は広角側中心の運用が向きます。24mm付近で前景を入れる星景に合わせやすい一台です。
SONY VLOGCAM ZV-1 II(ZV-1M2)
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項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | SONY VLOGCAM ZV-1 II(ZV-1M2) |
発売日 | 2023年6月23日 |
センサーサイズ | 1.0型(1インチ) |
有効画素数 | 約2010万画素(約20.1MP) |
ISO感度 | ISO 125~12800(拡張ISO 80) |
シャッタースピード | 電子:1/32000~1/4秒(静止画) |
本体重量(バッテリー込み) | 約292g |
みんなのカメラ 商品ページ |
星空のタイムラプスも作成できる
ZV-1 IIは広角側18mm相当のズームレンズ一体型モデルで、レンズは18-50mm相当F1.8-4.0です。18mmが使えると、天の川と前景を一枚にまとめやすくなります。広角が広いほど星の動きが目立ちにくく、シャッター速度を少し伸ばしても点像を保ちやすいのもメリット。星が流れて見える失敗を減らしやすくなります。動画向け機能が充実しているので、星空のタイムラプスを撮ってSNSで共有したい人にも向きます。写真と動画の両方を一本化したい人には特に良いでしょう。
なお夜の動画で電子手ブレ補正を使うと、設定によっては画角がクロップされます。星景を三脚で固定して撮る場合は、補正の有無で画角が変わる点を把握したうえで設定を選ぶと、意図した構図を保ちやすくなります。また、星空撮影ではズームを望遠側へ回すほどF値が暗くなります。まずは広角端で撮り、必要なら後でトリミングする方が仕上げやすいです。
RICOH GR III
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項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | RICOH GR III |
発売日 | 2019年3月15日 |
センサーサイズ | APS-C(約23.5×15.6mm)CMOS |
有効画素数 | 約2424万画素 |
ISO感度 | ISO 100~102400 |
シャッタースピード | 1/4000~30秒(バルブ/タイム対応) |
本体重量(バッテリー込み) | 約257g |
みんなのカメラ 商品ページ |
ポケットに入る薄型ボディで確実に持っていける星景カメラ
RICOH GR IIIの星空撮影での良さは、「APS-Cセンサーをポケットに入れて持ち出せる」一点に凝縮されます。星空は暗部の階調が命ですが、GR IIIは大きめのセンサーとRAW撮影で、撮影後に露出やホワイトバランス、ノイズ低減を丁寧に追い込めます。空の黒が粘り、天の川の淡い帯や星の密度を残したまま持ち上げる現像がしやすいのは大きな武器です。
一方でレンズは28mm相当F2.8なので、F1.8クラスの1.0型コンデジほど露光の余裕はありません。そのぶん運用は「暗い場所を選ぶ」「三脚で固定」「10〜15秒あたりを起点に星の流れを確認」「ISOは1600〜6400で粘る」といったセオリーが効きます。広角28mmは星景向きで、テントや木立、山の稜線など前景を入れて“夜の空気”を写しやすい画角です。軽さと起動の速さも現場で効き、移動の多いキャンプや登山で星空のチャンスを逃しにくい。純粋な天の川特化機ではないものの、携帯性と画質の両立で「行ける夜に確実に持っていける星景カメラ」として価値が高い一台です。
RICOH GR IV
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項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | RICOH GR IV |
発売日 | 2025年9月12日 |
センサーサイズ | APS-C(23.3×15.5mm)CMOS |
有効画素数 | 約2574万画素 |
ISO感度 | ISO 100~204800 |
シャッタースピード | 1/4000~30秒(絞りにより上限制限あり)/バルブタイマー最大20分 |
本体重量(バッテリー込み) | 約262g(バッテリー、microSD含む) |
みんなのカメラ 商品ページ |
軽さ×APS-Cが魅力。28mm単焦点で星景が組みやすい
RICOH GR IVは有効約2574万画素のAPS-CサイズCMOSを搭載しています。手ブレ補正は5軸のShake Reduction方式、記録媒体として内蔵メモリー約53GBを備えます。レンズは28mm相当F2.8の単焦点が基本で、天の川の全景より“星と風景の関係”を作る星景向きです。テントや木立を入れると画が決まりやすくなります。
夜は操作が早いほど助かります。設定の呼び出しを事前に整えておくと、到着後に手間取りにくくなります。反面、レンズが大口径ではないため、撮影地の暗さや空の条件が結果を左右します。光害の少ない場所ほどセンサーの余裕が活きます。
FUJIFILM X100VI
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項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | FUJIFILM X100VI |
発売日 | 2024年3月28日 |
センサーサイズ | APS-C(23.5×15.7mm) |
有効画素数 | 約4020万画素 |
ISO感度 | ISO 125~12800(拡張あり) |
シャッタースピード | メカ:最長15分~1/4000秒(モードにより)/電子:最長15分~1/180000秒(モードにより) |
本体重量(バッテリー込み) | 約521g |
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ボディ内手ブレ補正あり。夜の空気感を作品にしやすい
X100VIは23mm F2(35mm判換算35mm相当)の単焦点に、約4020万画素のAPS-Cセンサーを組み合わせたモデルです。画素が多いぶん、トリミング耐性も期待できます。35mm相当は星空の“広がり”より、前景の物語を主役にしやすい画角です。テントの灯り、木立、湖面の反射などと星を絡めると、記録性が高まります。
また、ボディ内手ブレ補正も入り、手持ちの夜景スナップは楽になります。ただし星を点で写す長秒露光は三脚が前提なので、星景では固定撮影を優先するのが安全です。内蔵NDフィルターは昼の長秒や光跡に便利ですが、星空では基本オフで良いでしょう。
Nikon COOLPIX P950
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項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | Nikon COOLPIX P950 |
発売日 | 2020年2月7日 |
センサーサイズ | 1/2.3型 CMOS |
有効画素数 | 16.0百万画素 |
ISO感度 | 最高ISO 6400 |
シャッタースピード | 1/2000~1秒/(P/Aで最大30秒条件あり)/S/Mで最長30秒/バルブ・タイム最長60秒条件あり |
本体重量(バッテリー込み) | 約1005g |
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開放F値はf/2.8-6.5で月を大きく写しやすい
ニコンP950は35mm判換算24-2000mm相当の撮影画角をカバーする光学83倍ズームで、開放F値はf/2.8-6.5です。月の模様を大きく写す目的なら、この焦点距離が効きます。月撮影は「露光を短く・ISO低め」が基本なので、高感度ノイズの差が出にくいのもポイントです。むしろブレ対策とピントが結果を左右します。
超望遠では大気の揺らぎで像が揺れることがあります。気温差が小さい夜や、月が高く上がった時間帯の方が像が安定しやすい傾向があります。三脚に固定し、シャッター速度を速め、セルフタイマーで振動を避けるだけで差が出ます。白飛びしやすいので、露出補正を少しマイナスに振ると階調が残りやすいです。ピントが合っているかは、月のクレーターの輪郭で判断できます。撮って拡大して追い込む、この反復が確実です。
Canon PowerShot SX70 HS
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項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | Canon PowerShot SX70 HS |
発売日 | 2018年12月20日 |
センサーサイズ | 1/2.3型 裏面照射CMOS |
有効画素数 | 約2030万画素(約20.3MP) |
ISO感度 | ISO 100~3200 |
シャッタースピード | 15~1/2000秒 |
本体重量(バッテリー込み) | 約610g |
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”広角も望遠も”を一台で。星空は割り切りがコツ
Canon PowerShot SX70 HSは、35mm判換算で広角21mmから超望遠1365mmまでをカバーする光学65倍ズームが最大の武器のネオ一眼タイプです。1/2.3型の裏面照射CMOS(約2030万画素)と映像エンジンDIGIC 8により、遠景の圧縮効果や月の撮影、野鳥・航空機など「寄れない被写体」を1台で狙えます。EVF内蔵で望遠端でも構図が決めやすく、RAW撮影やマニュアル露出にも対応。4K動画撮影も可能で、静止画と動画をまとめて運用しやすいでしょう。星空は本格派向きというより、夜景や月を含む“夜の被写体”を望遠で楽しみたい人に向いた万能ズーム機です。
Panasonic LUMIX FZ85D(DC-FZ85D)
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項目 | 値 |
|---|---|
製品名 | Panasonic LUMIX FZ85D(DC-FZ85D) |
発売日 | 2024年7月26日 |
センサーサイズ | 1/2.3型 高感度MOS |
有効画素数 | 約1810万画素 |
ISO感度 | AUTO / iISO / 80~3200 / 6400(拡張) |
シャッタースピード | メカ:4秒~1/2000秒(条件により60秒)/電子:1秒~1/16000秒 |
本体重量(バッテリー込み) | 約640g(メモリーカード、付属バッテリー含む) |
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月や遠景の撮影にぴったり。記録用途にもおすすめ
パナソニックLUMIX DC-FZ85Dは、35mm判換算で20-1200mm相当をカバーする光学60倍ズームが魅力です。広角から超望遠まで一台で持ち歩けるため、月や遠景を優先したい用途で選択肢になります。ただし天の川のように淡い星空表現では、1/2.3型センサーとレンズの明るさの制約から、ノイズや空の白っぽさが目立ちやすくなる場面があります。月や夜景、星座を“記録する”用途に寄せ、無理をしない運用が現実的です。広角端に固定し、空が暗い場所で撮るほど結果は良くなります。撮れた画像を拡大し、ブレとピントを確認する手順が効きます。
「星空も月も」なら、高倍率機は“月担当”として割り切り、星景は広角・大きめセンサーのコンデジで狙う方が成功しやすいです。なお、Panasonicの公式通販サイト「Panasonic Store Plus」では64,350円(税込)で販売されており、比較的安いのも特徴です。
星空モード・長秒露光・RAW。機能で差が付くポイント
星空は設定が難しいと思われがちですが、カメラ側の支援機能を使えばハードルは下がります。便利機能の効きどころを知っておくと、同じ機材でも歩留まりが上がります。モードの違いを理解しておけば、現場で迷って露出を逃すことが減るでしょう。設定画面のどこを見ればいいか分かると、暗闇でも落ち着いて操作できます。撮影前に一度練習しておくと、現場で焦りません。
星空夜景など“星用モード”は、まず一回成功したい人の味方
たとえばPowerShotの一部には「星空夜景(星空夜景モード)」があり、三脚固定を前提に撮影後処理を行う仕様が案内されています。機種によってはズーム位置が最広角で固定され、[星の強調](シャープ/ソフト/切)といった設定項目も用意されています。G7 X Mark IIIの星空夜景モードでは、ズーム位置を広角に固定して撮る導線が用意されています。夜の空は暗いので、いったんは広角で前景ごと星を入れる考え方が現実的です。
まずは、三脚で固定し、2秒タイマーでシャッターを切り、撮れた写真を拡大して星が点になっているか確認します。最初にピントとブレの確認を優先すると、成功しやすくなるでしょう。色味を変えたいときは、ホワイトバランスを少し寒色寄りにすると夜らしさが出ます。最初は「写る状態」を作り、次に雰囲気を整える順番が近道です。ただしモード任せでも、撮影地が明るすぎると空が白くなります。機能の力を借りつつ、暗い場所を選ぶのがいちばん確実です。
長秒・インターバル・長秒NRのクセを理解しておく
星を点で写すなら短めの長秒露光が中心ですが、星の軌跡を撮りたい場合は別です。短い露光を繰り返し、後で比較明合成すると、途切れの少ない軌跡になります。機種によっては60秒まで設定でき、暗い前景を少し持ち上げたいときに役立ちます。ただし露光が長いほどホットピクセルも増えやすく、後処理が必要になることがあります。
長秒ノイズリダクション(長秒NR)は、一般的に撮影後にダークフレームを取得してノイズ成分を差し引く方式が採られます。ただしその間は次の撮影ができない点が弱点になります。インターバル撮影をするなら、長秒NRは切って枚数を稼ぐ方が楽なケースもあります。予備バッテリーと合わせて、現場のテンポを優先しましょう。RAW対応なら、長秒NRを控えめにして現像で整える手もあります。撮影後の手間と、現場で撮れる枚数のバランスを取るイメージです。
現場で差が出る撮影セット:三脚・雲台・リモコン
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星空はカメラの性能だけでなく、固定方法と段取りで結果が変わります。コンデジでも三脚を省くと手ブレで台無しになりがちです。暗闇で慌てず準備ができると、安全に良い写真が撮れるでしょう。道具は少なくても問題ありませんが、使い方だけは一度試しておくと安心です。
三脚は「軽さ」より「揺れにくさ」。センターポールは伸ばし過ぎない
風が弱い日でも、シャッターを押す振動や地面の揺れで星は簡単ににじみます。細いトラベル三脚は便利ですが、伸ばし切るほど弱くなる点は留意する必要があります。特にセンターポールを伸ばすと一気に揺れやすくなります。なるべく脚で高さを作り、最後の微調整だけポールを使うと安定しやすいでしょう。
夜は地面の状態も見えにくいので、石の上や木道は避けます。可能なら脚を低く開き、カメラを地面に近づけるだけでもブレが減るケースがあります。フックがある三脚なら、バッグを吊るして重心を下げると風に強くなります。雲台は締め込みを強めにし、構図がズレないかテストします。夜はズレに気づきにくいので、最初に確認しておくと安心です。
最小装備と現場チェックで、手ブレとピントの失敗を減らす
最小構成は「三脚・セルフタイマー・予備バッテリー」で十分です。リモコンがあれば理想ですが、2秒タイマーでも指の振動は避けられます。また、撮影前はレンズの汚れと結露を必ず確認します。星空はコントラストが低いので、わずかな曇りでも星が見えにくくなります。そのため、レンズクロスは常備しておくと良いでしょう。冷える夜は結露が出やすいので、貼るカイロでレンズ周りを温めると改善することがあります。専用ヒーターがない場合の応急処置として覚えておくと便利です。
そして暗闇で設定をいじっていると、液晶の光で目が慣れすぎてしまうこともあります。画面輝度を落とすか、赤いライトを使うと周囲にも配慮しながら作業ができるでしょう。最後にピントを拡大再生で確認し、同じ設定で2〜3枚撮ってブレの有無を見ます。安定したらインターバルや構図替えに進むと歩留まりが上がります。
コンデジ星空撮影の基本設定と仕上げ:ノイズを減らして星を残す
星空撮影は“適正露出”より、星を点で残してノイズを抑えるバランスが大切です。まずは基準設定を作り、撮った後に軽く整える流れを覚えると、仕上がりが安定します。撮影と現像をセットで考えると、コンデジの実力が見えてきます。迷ったら数字を固定し、少しずつ詰めていきましょう。
設定の目安は「開放・10〜20秒・ISO1600〜3200」から
星景で迷ったら、広角端・開放F値・10〜20秒を起点にします。ISOは1.0型なら1600〜3200、APS-Cなら800〜3200あたりが現実的なレンジになります。月明かりや街明かりがあると空が明るくなり、シャッターを短くしないと白っぽくなります。逆に暗い場所ほど露光時間を伸ばしやすく、星の数も増えます。ホワイトバランスはオートでも撮れますが、4000K前後に固定すると色が安定します。あとで現像する前提なら、まず固定で統一しておくと比較が楽です。
状況 | SS目安 | ISO目安 | ポイント |
|---|---|---|---|
暗い山・新月 | 15〜20秒 | 1600〜3200 | 星が増える。流れに注意 |
月あり・薄明るい | 8〜15秒 | 800〜1600 | 空が白くなる前に止める |
月のクローズアップ | 1/125〜1/500 | 100〜400 | 露出は短く。ブレ最優先 |
RAW現像は「ノイズ→明るさ→色」。星を消しすぎないのがコツ
RAW現像では、最初にノイズ低減を軽く当て、次に露出とコントラストを整えると破綻しにくいでしょう。星は細かい点なので、ノイズ処理を強くしすぎると星も消えます。星を立たせたいときは、黒レベルを締めつつ、ハイライトを少し持ち上げると効果が出ます。やり過ぎると空が不自然になるので、拡大表示で確認しながら調整します。天の川を強調したい場合は、かすみ除去や明瞭度を少しだけ足すと帯が出やすくなります。代わりにノイズも見えやすくなるので、部分的に使うと安全です。
同じ構図で複数枚撮れたら、後でスタッキングしてノイズを平均化する方法もあります。難しければまず1枚を丁寧に仕上げ、SNS用に軽く書き出すだけでも十分楽しめます。その際、撮影条件をメモしておくと次回が楽です。星空撮影は再現性が武器なので、少しずつ“自分の定番設定”を育てていきましょう。
星空撮影用のコンデジまとめ
星空撮影用のコンデジを選ぶ際に後悔しないコツは、狙いを先に決めることです。天の川や星景を撮るなら1.0型以上のセンサーと広角・明るいレンズが基本で、星空夜景などの星用モードも有効です。また月を大きく写したいなら高倍率ズームがおすすめです。
星空撮影の準備は意外とシンプルで、三脚と2秒タイマーがあればスタートできます。次の晴れた夜は、広角端・開放・10〜20秒・ISO1600前後を基準に一枚撮り、拡大してピントと流れを確認してみてください。うまくいった設定をメモし、撮影地と月齢を変えながら試すだけで、思ったような星空が撮れるようになってくるはずです。次はRAWで撮って軽く現像し、星の出方の差も体感してみてください。
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