【リーク】SONY α7S IVの発売日はいつ?価格予想・スペック比較・予約まとめ









ロースペック高感度番長として名を馳せるα7Sシリーズ。前モデルの登場から四年以上が経ち、ついに「α7S IV」のリーク情報が出そろい始めました。発売時期を示唆する認証通過データ、積層センサーのサプライチェーン情報、そして有名クリエイターの機材変更コメントまで、断片的な噂を組み合わせれば実像が見えてきます。本記事では最新リークを徹底整理し、価格・スペック・競合比較をわかりやすく解説。最後には“待つべきか、買い替えるべきか”の判断軸も提示します。読了後には、あなたが取るべき次の一手がクリアになるでしょう。
この記事のサマリー
α7Sシリーズ待望の次世代機「α7S IV」は、2025年11月頃に約40万円で登場する可能性が高い。
新開発24MP積層センサーにより、6K RAW収録と4K120pが“実用域”で手に入る。
被写体認識AF・8段IBIS・新UIなど操作系も刷新し、α7S III/FX3を明確に超える体験を提供。
競合するCanon R5C IIやPanasonic GH7と比べ、高感度性能と機動力で一歩先を行く。
4K30p中心なら現行機で十分だが、6Kワークフローや暗所撮影重視なら“待ち”一択。
α7S IVの発売はブラックフライデー直前の11月下旬が本命か

複数の認証機関データベースに「WW‑916443」というソニー未発表ボディが登録されたことで、2025年秋〜冬発表説が急浮上。CES 2025で沈黙を貫いた背景も踏まえ、時系列で整理しましょう。
- FCC&IMDAに登録された未発表ボディ「WW‑916443」。5.1 GHz Wi‑Fi 6E対応というハイエンド仕様が証拠写真です。
- EVF部材の大量発注時期は7月中旬見込み。生産ラインを回し切れば11月下旬発売がもっとも辻褄が合う。
- 競合を先回りする戦略も濃厚。10月にEOS R6 III、12月にGH7が控える中で、市場の主導権を奪うならソニーは11月を外せません。
- 工場ライン調整が遅れれば、2026年2月のCP+“サプライズ枠”にずれ込むリスクもゼロではない——が、熊本工場の歩留まり改善は順調との情報。
直近の認証情報から読む発売タイミング
2025年5月、米FCCとシンガポールIMDAに相次いで提出された書類には、5.1 GHz帯Wi‑Fi 6Eモジュールの搭載を示す記載がありました。これはソニーがミラーレス最上位機で採用している通信仕様と一致します。さらに6月初旬の部材流通レポートでは「EVFユニットQXGA 9.4Mドット」の大量発注が確認され、A7S世代の更新が近いことを裏付けました。一連の動きから量産開始は7月中旬、店頭発売はブラックフライデー商戦に合わせた11月下旬が濃厚と見られます。
他社動向も鍵です。キヤノンEOS R6 IIIが10月発表予定、パナソニックGH7が12月リリースと噂される中、ソニーがマーケットを先制する可能性は高いでしょう。ただし熊本のセンサー工場ライン調整が遅れれば、年明けCP+2026へずれ込むリスクもゼロではありません。
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対抗機種のリリースサイクルと比較
前世代のα7S IIIは2020年10月発売で、ソニーは平均4〜5年周期で“S”モデルを更新してきました。一方、キヤノンはR5C→R5 Mark IIまで3年、パナソニックはS1H→S1H IIまで4年未満とスパンを縮めています。競合が動画特化機の更新ピッチを早めている今、ソニーとしては遅くとも2025年内に投入しなければハイエンド動画市場の主導権を失いかねません。α7S IVは「待ち疲れ」を払拭し、シリーズ終焉説に終止符を打つ存在になるはずです。
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想定価格と競合モデル比較、約40万円の価値はあるか?

リーク筋の多くが「ボディ単体で3,999ドル(日本円換算約40〜43万円)」と予測。為替変動を踏まえれば初値はやや高めですが、動画機能の飛躍に対しては妥当との声もあります。ここでは価格とスペックの両面から競合を俯瞰します。
モデル | 予想ボディ価格 | 主なウリ | 弱点 |
---|---|---|---|
Sony α7S IV | 約40万円 | 6K RAW / 高感度番長 | 画素数は24MP止まり |
約55万円 | 8K60p / Canon Log2 | ファン搭載の重量増 | |
約33万円 | ProRes RAW内部収録 | マイクロフォーサーズ |
- α7S IVの国内初値はα7S IIIと横並びか、やや高め。ただし6K RAW+8段IBISを得られるなら“割安感”すら漂う。
- ソニーがレンズキットやCFexpressカード同梱版を準備中との噂。実質3万円前後の差し引きでエントリーしやすくなる可能性あり。
- 中古α7S IIIが25万円前後まで落ちた今、価格差15万円超を“画質と機能差”でどう埋めるかが判断の分かれ目。
ボディ単体価格とキット展開の可能性
α7S IIIの国内初値は435,600円。インフレと部材高騰を考慮すると、後継機が同等水準を維持するのは困難です。ただ、ソニーは「SELP 15‑35 mm F4 G」と組んだ新動画キットを用意し、実質値引きでエントリー敷居を下げる作戦を検討中との噂も。映像制作者向けにCFexpress Type Aカード64 GBを同梱する限定バンドル案も浮上しています。
中古市場を見れば、α7S IIIが25万円前後まで下落。価格差15万円超となれば、6K RAWや8段IBISが本当に必要かが判断の分かれ目。コスト優先なら旧モデル+外部レコーダーという選択肢も再浮上します。
Panasonic GH7・Canon R5C IIとの機能比較
GH7(予価33万円)はマイクロフォーサーズながら独自アナモフィック4:3センサーを搭載し、ProRes RAW内部記録を武器にします。一方フルサイズのα7S IVはボケ量と高感度で優位に立ち、Log撮影後のノイズ処理にも余裕を残す構成。R5C II(予価55万円)は8K60pの解像力で差別化を図りますが、冷却ファン搭載によるサイズ増を嫌うクリエイターはα7Sラインを支持するでしょう。
24MP積層センサーが拓く“動画×静止画”ハイブリッド

最大のトピックは“24MP積層裏面照射センサー”。ニコンZ6 IIIやソニーFX9 II向けと同系と噂され、読み出し速度とダイナミックレンジを両立します。ここでは画質面のメリットを掘り下げます。
6K RAW/4K120pとグローバルシャッターの可能性
- HDMI 2.1経由で6K60p 16bit RAW外部出力。内部はXAVC Hで4K120p 10bit 4:2:2収録。
- 擬似グローバルシャッター機能によりLEDフリッカー&ローリング歪みを大幅抑制。
- 24MP化でスチル解像度はα7S III比200%。α7 IVほどではないが、SNS〜A3プリントまでは余裕。
リーク資料では、6K60p 16bit RAWをHDMI 2.1から外部出力、内部はXAVC Hで4K120pを10bit4:2:2収録と記載。読み出し速度は1/180sec相当とされ、ローリング歪みは大幅低減。ソニーが開発中とされる「擬似グローバル」モードを有効化すれば、LEDフリッカー耐性が現行比2段向上する見込みです。
24MP化により静止画解像度はα7S III比で約2倍。スチル兼用クリエイターにとっては大きな朗報で、α7 IVの33MPには及ばないものの、ISO12800でも許容できるノイズレベルなら十分実用圏内でしょう。
ダイナミックレンジと高感度耐性の伸び幅
- S‑Log3計測で15+ストップ、RAWでは16ストップ超えも。
- 新BIONZ XR IIが暗部ノイズを巧みに抑制。ISO25600でも肌の階調がパリッと残る。
- ベースISO 500/10000へ刷新。ナイトシーン撮影者には朗報しかない。
内部テストチャートによると、S‑Log3時のDRは15+ストップ。α7S IIIの14ストップから1段向上し、RAW出力では16ストップ超えも視野。ベースISOは640/12800から500/10000へと低減し、暗部ノイズのザラつきが滑らかになると報告されています。加えてBIONZ XR IIプロセッサが新ノイズリダクションを搭載し、高ISO25600でも肌トーン分離が破綻しにくい点が注目されます。
AF・IBIS・UI──“ストレスゼロ”を目指す進化

動画制作者のストレスを左右するAFとIBIS。α7S IVは共に大幅アップデートが予告されています。特に被写体認識AIの精度向上が注目ポイントです。
- AI被写体認識:人物・犬・猫・鳥・乗り物・ドローン対応。学習データ50%増で端っこ被写体も逃さない。
- 8段IBIS:歩き撮り“ジンバルレス”運用が視野。アクティブモードでもクロップ3%に抑制。
- 操作系:縦位置グリップにRECボタン追加、前面ランプで収録ステータス即確認。α9 III譲りの縦スクロール式クイックメニューで設定変更が爆速。
💡 ポイント: “失敗カットを量産するより、失敗できる余裕を量産せよ”——8段IBISはトライ&エラーの回数を増やしてくれます。
被写体認識AFの強化点
新アルゴリズムは「人物+犬+猫+鳥+乗り物+ドローン」に対応し、学習済みデータセットを50%増量。動物園やモータースポーツ撮影でもフレーム端の被写体を確実に捕捉します。加えてタッチトラッキングがプレビューモニタのみならず、スマホリモートアプリにも対応予定。ライブ配信者は三脚固定でもワンタップで被写界深度を制御でき、露出オートとの組み合わせで撮影負荷を大幅に減らせるでしょう。
8段分IBISと操作系のリファイン
ボディ内5軸手ブレ補正は最大補正効果8.0 EVと公称され、アクティブモード使用時のクロップ率も4Kで3%に抑制。手持ち歩き撮影で“ジンバルレス”運用を狙えるレベルです。操作面では縦位置グリップにも録画専用ボタンが追加され、RECランプが前面上部に新設。UIはα9 IIIで好評の「クイックメニュー縦スクロール式」を採用し、撮影中の設定変更が指一本で完結します。
購入前のチェックリストと待つべきか

最後に「β機のスペックだけで心が動いたけれど、本当に必要なのか?」という永遠の問いに答えましょう。現行機と照らし合わせた具体的な検討ステップを示します。
6K60p必要? ── はい → α7S IVを待つ
└─ いいえ
4K60pでOK? ── はい → α7 IV or 中古α7S III
└─ いいえ
静止画重視?── はい → α7R V
└─ 動画収録時間長い? ── はい → FX3
└─ いいえ → α7C II
- プロダクション用途:DaVinci ResolveでRAWワークフローを組むなら、16bitの深度こそクリエイティブリフトの源泉。
- ウェディング・企業VP:4K30p中心なら既存機材でROI回収を急ごう。α7S IVはサブ機として後追い導入でもOK。
- Vlog/配信者:ライブAFとスマホ連携が肝。三脚据え置きで被写界深度を遊べるα7S IVは“映え”を量産。
いま買える代替機と用途別ベストバイ
4K60pで十分ならα7 IVがボディ27万円、α7C IIが22万円前後で手に入ります。シネマライン寄りならFX3の中古が35万円台に下落。静止画解像度を優先するならα7R Vも選択肢。逆に6K60p内部記録が必須、ローリング歪みが致命的、といったニーズが明確ならα7S IVを待つ価値が大きいでしょう。
α7S III・FX3・α7C IIユーザーの買い替え判断軸
既存ユーザーは「納品フォーマットの将来性」「高感度ノイズ耐性」「周辺機材流用性」の三点で比較を。特にRAWパイプラインをDaVinci Resolveで運用するプロなら、6K60p 16bitのビット深度はカラーグレーディングの自由度を一段押し上げます。一方、4K30p中心のウェディングや企業VP撮影では、既存機でROIを回収しきるほうが賢明。バッテリー・メディアが共通のため、サブ機追加としてα7S IVを迎え入れる“ハイブリッド運用”も現実的です。
まとめ
α7S IVは24MP積層センサーによる6K RAW、8段IBIS、AI被写体認識AFなど動画特化機の理想形に大きく近づく存在です。発売は2025年11月前後、想定価格約40万円という予測が有力で、競合各社のフラッグシップと真っ向勝負になるでしょう。あなたが超高感度撮影や高フレームレートを仕事に活かすなら、待つ価値は十分。逆に4K30p主体のライトユーザーなら現行機+レンズ投資が満足度を高める可能性もあります。今日のチェックリストを参考に、最適なタイミングで“次の相棒”を迎えましょう。
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