Panasonic LUMIX S1H Mark II リーク最新情報|発売日いつ?価格予想・比較・予約まとめ

Panasonic LUMIX S1H Mark II リーク最新情報|発売日いつ?価格予想・比較・予約まとめ

映画制作の現場で愛用されてきたLUMIX S1Hの後継機「S1H Mark II」に関する噂が加速度的に増えています。この記事では、リーク情報を整理しつつ、スペックから価格や発売時期の予想、競合比較、そして“買うべきかどうか”の最終ジャッジまで一気にチェック。S1H Mark IIがどんなクリエイティブを後押しするのかを楽しく掘り下げます。

この記事のサマリー

38 MP・裏面照射フルサイズ新センサーで6Kオーバーサンプリングと高速読み出しを両立、動画も静止画も高画質。

デュアルネイティブISO 640 / 4000 & 14+ストップの広ダイナミックレンジで、夜景も炎天下も余裕。

内部ProRes RAW 5.9K/60p & ProRes 422 HQ 4K/120pという「外部レコーダー不要」仕様が現場の荷物を激減。

静音・薄型ファンで無制限録画を継承、真夏フェスや長尺ドキュメンタリーでも止まらない。

年内(2025年11月頃)発売・実売50〜55万円予想。FX3・R5 C勢に真っ向勝負を挑む“オールインワン・シネマ機”。

S1H Mark IIの噂スペックまとめ

Panasonic LUMIX S1H Mark II リーク最新情報|発売日いつ?価格予想・比較・予約まとめ

複数のリーク筋が一致して伝える中心スペックは、35 mmフルサイズ・約38 MPの新開発裏面照射型CMOS、デュアルネイティブISO 640/4000、14+ストップと称されるダイナミックレンジです。放熱ファンは初代より薄型で、ボディサイズを維持しつつ連続録画時間をさらに延長したと噂されます。

  • 新開発 38 MP BSI CMOS … 6Kオーバーサンプリング 4:2:2 10bit、静止画も余裕。
  • デュアルネイティブISO 640 / 4000 … 夜間撮影もノイズに怯えず回しっぱなし。
  • 14+ストップのダイナミックレンジ … ハイライトもシャドウも“ネガフィルム級”に粘る。
  • 内部収録 ProRes RAW & 422 HQ … 外部レコーダー不要で即ポスプロ。
  • 薄型・静音ファン(初代比 –3 dB) … インタビューの敵は汗だけ。

つまり――「高画素 × 高感度 × 高ビットレート」 の三拍子。これで撮れないシーンがあったら脚本を変えましょう、というレベルです。

解像度とセンサー技術

有効約38 MPは静止画でも余裕の画素数。6Kオーバーサンプリング4:2:2 10bit記録の源泉になり、クロップなしで35 mmシネマスコープを切り出せると期待されています。加えて画素混合方式による高速読み出しで、ローリングシャッター歪みを大幅に軽減しているとの情報も。

ライバルFX3やEOS R5 Cのセンサーは30〜45 MP帯。S1H Mark IIはちょうど中間を突き、動画と静止画のバランスを取る絶妙な設定と言えるでしょう。SSD容量も画質も、いいとこ取りでバランス良しです。

内部収録フォーマット

内部ProRes RAW 5.9K/60 p、Apple ProRes 422 HQ 4K/120 pが選択可とのリークは映像系フォーラムで最も話題に。これが事実なら、外部レコーダーなしでハイエンド編集ワークフローへ直結できます。撮影→仮編集→納品まで“ワンカメ・ワンマン”が現実に。DaVinciでもFinal Cutでもカードを挿せば即タイムライン!

さらに、H.265 ALL‑I 10bit 600 Mbps記録モードも追加されるとの噂で、編集負荷と画質の落としどころを柔軟に選べるのは現場向けに大きな利点です。

放熱設計と長時間収録

初代S1Hはファン搭載で無制限録画を打ち出しましたが、真夏の現場ではファン音が気になる声もありました。Mark IIは騒音レベルを‑3 dB抑えつつ、放熱フィンを効率化して高温環境下での安定動作を向上させたとされています。

4K/60 p連続2時間超のテスト動画が海外YouTuberによりリークされ、映像系SNSでは「真夏のフェス撮影でも安心」と歓迎ムード。長回しを多用するドキュメンタリー撮影者にとって強力なアップグレードになるでしょう。炎天下のフェス・マラソン中継・ドキュメンタリー長回しで止まらない安心感はプライスレス。

発売時期と価格予想

Panasonic LUMIX S1H Mark II リーク最新情報|発売日いつ?価格予想・比較・予約まとめ

業界筋は2025年10〜12月のフォトキナ期間に正式発表、11月下旬出荷開始と見る向きが強め。国内量販店への入荷予定リストに「DC‑S1H II」の型番が掲載されたとの情報も重なり、年内発売の期待が高まります。

  • 発表:2025年フォトキナ(10–12月)
  • 発売:11月下旬説が濃厚
  • 価格:ボディ単体 50–55万円 と予想

J-LOD補助金や下取りで実質負担はグッと下がる見込み。パナソニック恒例“予約特典ばら撒き”に備え、軍資金は早めにプール!

初代との価格差

初代S1Hはボディ単体約45万円(税込)のスタートでした。Mark IIは高価な新センサーとProResライセンス料を反映し、50万〜55万円前後と予想されています。

ただしプロ向け補助金「J‑LOD」や地方自治体の映像機材導入補助の対象になれば、実勢負担はもう少し下がるでしょう。中古市場で初代が35万円台に落ちてきているため、乗り換え組は下取りプランを要チェックです。

予約特典とキャンペーン

パナソニックは過去にS5 II/X予約者へCFexpress Bカードを無償配布した実績があります。今回も「S1H II発表記念」でAtomos互換HDMIケーブルや専用V‑log LUTパックが付くとの未確認情報が流出。早期予約組は公式サイトや家電量販店の告知をこまめに確認しましょう。

競合シネマ向け機種との機能比較

Panasonic LUMIX S1H Mark II リーク最新情報|発売日いつ?価格予想・比較・予約まとめ

フルサイズ・動画特化ボディの市場はソニーFXシリーズとキヤノンEOS R5 Cが二強。そこへBlackmagic 6K FFやZ 6IIIが割り込み、選択肢はかつてなく多様です。S1H Mark IIは何で勝負するのでしょうか。

項目

Panasonic S1H Mark II (噂)

Sony FX3 / FX6

Canon EOS R5 C

Blackmagic Cinema Camera 6K FF

センサー解像度

38 MP BSI CMOS

12 MP (FX3)10.2 MP (FX6)

45 MP

24 MP FF

最高内部記録

6K ProRes RAW / 422 HQ4K/120p 10bit

4K/120p XAVC S-I (10bit)※ProRes外部収録

8K/60p Cinema RAW Light (外部なし)

6K/48p BRAW (内部)

内部ProRes対応

◎(噂)

✕(外部レコーダー必須)

✕(BRAWのみ)

AF性能

噂では「S5II世代+α」追従◎・瞳AF○

クラス最強レベル

良好だが動画で若干迷う

コントラストAFのみ/MF想定

ファン & 騒音

静音薄型ファン –3 dB

ファンレス (FX3) / 静音ファン (FX6)

常時ファン作動・やや騒音

ファンレス

ダイナミックレンジ

14+ストップ(噂)

15+ストップ相当

14ストップ

13+ストップ

手ブレ補正

ボディ内5軸+Dual I.S.2

電子/光学併用・ボディ内なし

電子のみ/ISレンズ依存

電子なし/手ブレ補正なし

ボディ重量

約1.2 kg (推定)

715 g (FX3) / 890 g (FX6)

770 g

1.4 kg

予想価格 (ボディ)

50–55万円

55万円 (FX3) / 80万円 (FX6)

55万円前後

35万円台

強みひと言

6K内部ProRes・静音ファンで “ワンカメ完結”

AF最強・高感度◎・軽量リグ

8K RAW & 高画素ハイブリッド

コスパ最強・BRAW直行ワークフロー

主な弱点

AFはソニーに一歩譲る?

内部ProResなし・拡張バッテリー必須

電池食い&常時ファン

AF弱い・写真機能ほぼ皆無

💡 使い分けヒント

  • 機材点数を減らしたい現場 → S1H II の内部ProResが最適解。
  • 抜群のAF&高感度耐性が最優先 → FX3/FX6 が鉄板。
  • 8K収録や超高画素静止画が必須 → EOS R5 C 一択。
  • とにかく低予算でRAW運用 → Blackmagic 6K FF でスタートダッシュ。

Sony FX3 / FX6と比較した強み

FX3/6は卓越したAFと薄暗所性能で映画・CM現場を席巻。ただし内部ProRes収録には外部レコーダーが必須です。噂通りS1H IIがProRes内蔵なら、機材点数とケーブル取り回しで明確な優位性を得ます。φ24 mmの冷却ファンが静音化されたという報告も、ショットガンマイク利用時の音声収録に響くポイントです。

一方、ハイブリッドAFの追随精度はソニーに軍配との声が根強く、ドキュメンタリーやVlog用途での実機検証が待たれます。

Canon EOS R5 Cとのダイナミックレンジ対決

EOS R5 Cは8K RAW 60 pを最大の売りにしますが、FANモード必須でバッテリー消耗が速いのが泣き所。S1H IIは6K止まりながら、14+ストップのラチチュードと低消費電力設計で運用コストを抑えられる点が魅力です。

また、ローリングシャッター歪み抑制やV‑log/V‑Gamutのカラーマッチングがポストプロダクションで評価されており、作品単位で複数カメラを混在させる現場には嬉しいバランスです。

Blackmagic Cinema Camera 6K FFとの価格競争

Blackmagic 6K FFはボディ35万円台と破格ですが、写真撮影機能やAF性能を割り切った設計。S1H IIは写真業務とスチルカット用の高画素RAW撮影を兼用でき、婚礼・広告案件で“一台二役”を狙うユーザーに刺さります。

また、パナソニック純正レンズのDual I.S.2手ブレ補正がそのまま動画でも効く点は、手持ち撮影を多用する現場から強く支持されています。

購入前にチェックすべき周辺機器

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本体性能を最大限に引き出すには、メディア・電源・レンズの最適化が欠かせません。特に6K ProRes収録では書込速度と放熱のボトルネック対策が重要になります。

  • CFexpress Type B 2 TB×2枚 … 6K ProResを1日回すなら必須。
  • 大容量バッテリー or USB-PD給電 … 深夜ロケでもRECランプは消さない。
  • F2.8通しレンズ … 24-70 mm IIはフォーカスブリージング少なく万能。
  • 可変ND+CPL … URTH 2-in-1 が屋外で神。
  • 冷却ケージ … SmallRig新作がMark II対応予定、真夏対策に◎。

推奨レンズとフィルター

LUMIX S 24‑105 mm F4 MACRO O.I.S.は万能ズームながら、動画用途ではF2.8通しの24‑70 mm IIを推すプロが多数。フォーカスブリージング抑制と電磁絞りの滑らかさが好評です。シネマ用NDはURTH Variable ND+CPLを組み合わせる声が多く、屋外収録で露出を素早く合わせられます。

外部記録メディアと電源管理

推定600 Mbps ProRes動画の場合、CFexpress Type B 512 GBで約110 分。大規模ロケでは2 TBメディア2枚以上を携行し、ラップトップで随時バックアップする運用が推奨されます。電源はDMW‑BLK22互換大容量バッテリーとUSB‑PD給電を併用すると、深夜撮影でも安心です。

冷却アクセサリー

真夏の屋外インタビュー撮影では、SmallRigの「冷却ファン付ケージ」がS1H IIにも対応予定とリーク済み。ボディ背面に送風しながらゲージ全体をヒートシンク化し、長時間撮影でも熱停止を未然に防げます。

音拾いがシビアな対談シーンなら、断熱フォームを挟むだけでファン音を抑えられる簡易キットも使い勝手抜群です。

現行S1Hユーザーは買い替えるべきか

初代S1HでもNetflix認定・6K動画が撮れるため、買い替え判断は悩ましいところ。ここでは用途別にアップグレードのメリットを整理します。

🔺 いますぐ買い!

  • 内部ProResで ポスプロ効率爆上げ したい。
  • 炎天下長回しが多く、熱停止リスク を下げたい。

🔻 ちょっと待て!

  • 外部レコーダー運用が固まっていて、その予算を他機材に回したい。
  • AFはマニュアル派、静止画業務が少ない

長時間収録とワークフロー改善

内部ProResに魅力を感じるなら即買い替え候補。オフライン編集がDaVinci Resolve中心なら、変換レスで作業に入れる快適さは計り知れません。放熱改善で35 ℃超の炎天下撮影が多い人も、新モデルの恩恵が大きいでしょう。

一方、外部レコーダーと編集フローが確立している現場なら、初代のまま周辺機器を充実させる方がコスパ良いケースも。中古レンズや照明に資金を回す選択肢も視野に入ります。

静止画業務との兼用比率

スチル撮影が月商に占める割合が高い場合、約38 MPの高解像度と高速連写は強力な武器。ファッション誌やフォトウェディングを手掛けるスタジオなら、ワンオペで動画・静止画を両立できるMark IIが大幅な効率化をもたらします。

逆に動画専業でAFトラッキングよりマニュアルフォーカス主体なら、買い替え優先度は中程度。実機レビューを待ち、初代の中古価格下落を見計らっても遅くはありません。

まとめ

Panasonic LUMIX S1H Mark IIは、6K ProRes内部収録と静穏ファンにより“オールインワン・シネマカメラ”の完成形に近づいた存在と言えます。年内発売が濃厚な今、プロも個人クリエイターも自分のワークフローと照らし合わせて投資タイミングを見極めましょう。店頭デモや予約キャンペーンを活用し、最前線の映像制作を一歩先取りしてみてはいかがでしょうか。

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