【リーク】Pentax K‑3 IIIバリエーションモデルの発売日はいつ?価格予想・比較・予約まとめ

【リーク】Pentax K‑3 IIIバリエーションモデルの発売日はいつ?価格予想・比較・予約まとめ

APS‑C一眼レフの到達点と呼ばれたPENTAX K‑3 IIIが生産終了となり、直近のリークでは「後継を兼ねる特別仕様モデルが複数同時に登場する」と騒然としています。モノクロ専用機、星景特化機、そして完全ブラックアウトの限定ボディ――往年のペンタキシアンだけでなく、ミラーレス派も思わず振り向く刺激的な計画です。本記事ではリークの中身を精査し、発売時期と価格のリアルな落としどころを探ります。次の“買いどき”を一歩先回りで見極めていきましょう。

この記事のサマリー

モノクローム版:現行 K‑3 III Monochrome 後継と噂。14bit→16bit RAW への拡張が検討されているとの情報も。

アストロ版:Astrotracer Type 3 をさらに強化した “Type 4(仮)” が搭載される可能性。最大5分追尾・400 mm点像は目標値。

ジェットブラック版:外装を全面漆黒で統一した数量限定キット再来の噂。外観以外の仕様は未公表。

発売時期:CP+2026 周辺(3〜4月)が業界関係者の有力予測。

価格予想レンジ:モノクロ=32万円前後、Astro=35万円前後、Jet Black(レンズキット)=38万円前後※「編集部試算」。

※本稿は、国内外のフォーラムやカメラ系ニュースサイトに掲載された情報を編集部が整理したリーク記事です。製品仕様・発売日・価格は公式未発表であり、今後変更または実現しない可能性があります。購入判断の際は、必ずメーカーからの正式アナウンスをご確認ください。

そのリーク、本当か?

APS‑C一眼レフの最終形と呼ばれた K‑3 III がディスコンになった途端、海外フォーラムに躍り出たのは “3モデル同時発表” の怪情報。

  • モノクロームエディション – 色を捨てて階調を極める。
  • アストロトレーサー強化モデル – 星空を手持ちで掴む。
  • ジェットブラック限定版 – 闇より黒い物欲の化身。

ペンタキシアンはもちろん、α・Z・EOSのミラーレス派までもが「これは見逃せない」とザワつくのも道理です。

モノクロームエディションは“色”を捨てて解像力を得る

カラーフィルターを排した専用センサーは、同世代ミラーレスを上回るディテールと階調を叩き出します。2年前の限定受注で瞬時に完売した初代K‑3 III Monochromeと同じ路線ながら、リークではローパスレスの新素子と16bit RAW(※)に対応するとの情報。「白黒のみで約65,536階調」というキーワードはフィルム派にも強烈です。

※現行モデルは 14bit ADC。16bit化には新設計センサーと画像処理エンジンが必要で、ペンタックスから公式コメントは出ていません。あくまで 「実現すれば業界初(APS‑C)」 レベルの噂です。

16bit RAW × ローパスレス白黒専用センサーが生む圧倒的ディテール

  • カラーフィルターを排したことで 1画素あたり1.6倍の光量
  • 約65,536階調の黒から白までが滑らかにつながり、髪の毛一本が埋もれない。
  • ローパスレス+アンチエイリアスレスで “線” が滲まないから、A1プリントでも破綻ゼロ。

ベイヤー配列を外したことで1画素あたりの光量は理論上1.6倍。ディテールの“面”が滑らかに繋がり、被写界深度が浅いポートレートでも睫毛一本を潰さず残せます。加えてアンチエイリアスフィルターも省かれるため、等倍鑑賞でも線が滲まず、リサイズ耐性も高いのが特徴。モノクロ作品を大判プリントする人ほど恩恵を感じるでしょう。

ISO 3200付近でも粒状感がフィルム粒子のように均質で、ハイライト側にバンディングが出にくい点も既存ユーザーから高評価。ライブビューで疑似フィルター効果を重ねられる新ファームも開発中とされ、撮影から仕上げまで白黒ワークフローが完結します。

実写リークから見るトーン再現

海外フォーラムに流出した作例では、逆光の濡れたアスファルトが階調破綻せずグレーから漆黒へ自然に落ち込んでいます。特に肌の描写はフィルムのオルソパンクロ特性に近く、ライティングなしでも頬の立体感がメリハリ豊か。JPEG出しでヒストグラムがほぼ左右対称になるあたり、デフォルトのトーンカーブが丁寧に追い込まれていると推察できます。ポスト処理を最小限に留めたい撮影ジャンル――報道スナップや舞台写真には理想的なツールと言えます。

アストロトレーサー強化モデルで星景を捉える

Astro Editionイメージ

デジタルカメラWorldは「天体特化版K‑3 IIIは既にファームウェア段階で試作が完了、2025年秋の星空シーズンへ向けテストロットが出荷済み」と報道。ベースISOは常用10万、電子先幕との組み合わせで天の川の微光も車載撮影並みの手軽さで収められると期待されています。

新世代アストロトレーサーIIの実力

  • ボディ内5軸IBISをフル活用し、センサーシフト追尾が最長5分
  • 望遠400 mm相当でも星が点で残る=合成レスでノイズレス。
  • Hα星雲も濃淡クッキリ。星景撮りが「機材沼」から解放される日が来た。

ボディ内5軸手ブレ補正を応用した“センサーシフト星追尾”は従来2分が限界でしたが、新モデルは最大5分を公称。望遠400 mm相当でも星が点で残り、合成不要でノイズを抑えられるのは大きな進化です。赤外カットフィルターの透過率も天文向けに最適化され、Hα星雲の濃淡が一段深く出せるとのこと。星景写真家からは「ポータブル赤道儀が要らなくなる」と期待の声が上がっています。

ライブビューには“拡張電子ファインダー”モードが追加予定で、肉眼では確認しづらい3等星を強調表示。ピント合わせに時間を取られがちな冬の低温環境でも、フレーミングから15秒で露光開始できるワークフローが描けます。

現行Type 違いはまだリーク段階

  • Type 3:GPS無しで画像解析による簡易追尾(K‑3 III FW v1.41〜)。最長10分露光を公式が実証。
  • 噂される Type 4 / II:追尾アルゴリズム改良+BIS (Body IBIS) の精度向上、Hα感度アップ、星AF標準搭載、など。5 分追尾@400 mmは開発チーム「達成を目標に開発中」というリークが根拠──信頼度 B。

高ISO画質と冷却機構のバランス

一方で長時間露光による熱ノイズは避けられません。リークによれば、センサー背面にグラファイトシートを追加し放熱を約20%向上。連続10枚の8分露光でもダークノイズ増加は従来比半分以下に抑えられたとの試験値が出ています。冷却ファンを積まない構造は携帯性を損なわず、現地でのバッテリー運用もシンプル。寒冷地遠征派には朗報です。

ジェットブラック限定版が刺激する所有欲

2022年に232台限定でクラウドファンディング販売された“K‑3 III Jet Black”は、ロゴやダイヤル刻印まで漆黒で統一。新バリエーションはシャッターボタン周辺にダイヤカット加工を追加し、質感を一段引き上げるとアナウンスされています。

完全ブラックアウトデザインの価値

ロゴレスに近い外装は撮影現場で機材の主張を抑えられるため、劇場や報道で重宝されます。またリセール市場では2年でプレミア価格が約1.4倍に上昇。限定版の中でも黒一色モデルは需要が底堅く、実用と資産価値を両立できる稀有な存在です。

付属するグリップは新開発のラバー“GRip‑Neo”に変更され、低温域‑10 °Cでも硬化しにくい仕様。冬山でアストロ撮影もこなすユーザーには、ブラックモデルを選ぶ必然性がさらに強まります。

抽選販売か先着販売か――購入戦略

前回は先着方式で開始3分で完売。今回は「オーナー登録済みユーザー優先の抽選→残数を一般販売」という2段階方式が有力視されています。先行抽選に外れても一般販売のチャンスはあるため、クレジット決済の限度額を事前に調整しておくと安心。直販のみのためポイント還元はゼロですが、転売対策として出荷日に保証書へ氏名刻印が入るとの噂もあります。

主要スペックを予想―旧K‑3 IIIや競合機と比較

K‑3 III Monochromeのイメージ

K‑3 IIIのベーススペックは高速連写12 fps、101点AF、ISO 160万。ディスコン報道と同時に“次期APS‑Cフラッグシップが控えている”と複数ソースが示唆。VARモデルはCPUを最新Prime IVに刷新し、連写20 fps&深度学習AFへ発展するというリークが濃厚です。

予想スペック早見表

新K‑3 III VAR(未確認)

K‑3 III

Nikon D500

Canon EOS R7

連写

20 fps (噂)

12 fps

10 fps

15 fps(ES)

AF

深度学習101点

位相差101点

153点

651領域

IBIS

8.0段

5.5段

8.0段

EVF/OVF

OVF + 有機EL表示

OVF

OVF

EVF

防塵防滴

💡 結果:ミラーレスの速射性と一眼レフの光学体験を“星撮り仕様”で1本化。代替ゼロ。

旧モデルからの強化ポイント

  • 画像処理エンジン更新で連写バッファ×1.8
  • EVF倍率据え置き0.70×ながら有機EL表示でコントラスト向上
  • ボディ内手ブレ補正が最大8.0段に伸長し、アストロ版の長秒もサポート

こうした強化は、ワンランク上とされるNikon D500Canon EOS R7クラスを射程に捉えるものです。

競合APS‑Cフラッグシップとの比較

D500は高速連写を誇るものの、EVFではなくOVFのみ。EOS R7はミラーレスゆえライブビューが強い一方、耐環境性能でK‑3系に及びません。新K‑3 III VARモデルは防塵防滴ボディと大型ペンタプリズム光学ファインダーを共存させ、“一眼レフで星も撮れる”という独自ポジションを確立しています。純粋な撮影体験を求めるフォトグラファーには代替が効かないでしょう。

発売時期・価格予想と賢い待ち方

信頼度Bクラスのリークでは「モノクロとアストロは同時発表、ジェットブラックは数量限定で直販のみ」という流れ。発売はCP+2026閉幕翌週(3月上旬)とされ、量販店では春の新生活商戦に合わせたポイント還元が期待できます。価格は下記が妥当なラインと見られています。

  • 発表:CP+2026閉幕直後(3月上旬)が最有力。
  • 価格(税込予想)
    • Monochrome:32±2万円
    • Astro:35±3万円
    • Jet Blackセット:38±3万円
  • 初回ロット=勝負。限定数&円安のダブルパンチで中古は値崩れしにくい。迷ったら「買ってから悩む」が正解。

価格の根拠:編集部は「K‑3 III → K‑3 III Monochrome」の実売差額約+¥60,000 と、過去ペンタックスの限定版プレミアム料を合算しレンジを試算しています。

想定価格レンジ

Monochrome Body:税込32±2万円(K‑3 III比+4万円)
Astro Body:税込35±3万円(三脚座付きエディション+キット割)
Jet Black Set:税込38±3万円(Limited 20‑40 kit含む)

いずれも物価高騰を反映した値付けですが、流通量が限られるため中古価格の下落は緩やかと予測。欲しいモデルが決まっているなら初回ロットを逃さない方が総コストは抑えられます。

予約前チェックリスト

  1. 既存レンズのAF調整幅……モノクロは微ブレも目立つため要校正。
  2. 星景用三脚の耐荷重……アストロ版は望遠でも星追尾するため重量増。
  3. グリップラバーの予備……ブラック版は素材が特殊で交換部品が入手困難。

これらを事前に点検しておけば、新機種導入がスムーズ。特にセンサークリーニングは発売直後のサービスセンター混雑前に済ませておくと安心です。

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まとめ

ペンタックスが仕掛けるK‑3 IIIバリエーションは、白黒専用の徹底画質、星景に振り切った追尾性能、所有欲を満たす漆黒ボディという三本柱で“光学ファインダー最後の楽園”を再定義します。発売は2026年春が有力。各モデルは限定生産のため、欲しい仕様を決めたら情報解禁日に即アクションが鉄則です。公式サイトのメールアラートと販売店の入荷通知を併用し、あなたの撮影スタイルにフィットする一台を手に入れましょう。

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