四季の森運動公園

四季の森運動公園は、競技施設と池、並木が一体になった広域公園。春は桜並木、初夏は深い緑、秋は黄葉、夜はナイターの光が主役だ。スタンドや通路の直線を前景に広角で抜けば都市的なリズムが生まれ、池畔ではPLで反射を整え無風の朝はリフレクションが狙える。試合日は望遠で表情を切り取り、暮色と照明を長秒で重ねて熱量まで写したい。花壇や並木の反復は中望遠で圧縮すると整然としたリズムが生まれる。雨上がりは路面が大きなレフ板になり、芝とトラックの彩度が素直に乗る。大会がない日も三脚を避け、フェンスや手すりを固定点にして低速で人の流れを柔らかく写したい。