上平公園

上平公園は、スタジアムや野球場、芝生広場と桜並木が集約された総合公園で、競技と季節感を一度に写せます。春は満開の桜越しに試合を広角で、プレーの迫力は望遠で圧縮。試合のない時間帯には、静かなベンチやスコアボード、並木の光と影をスナップすれば、地域の息づかいが伝わるシリーズに。夕方は照明塔と空のグラデーションが美しく、ナイター時は長秒露光で光跡表現も映えます。園路のS字や観客席の反復を活かし、被写体を三分割で配置すれば安定。雨上がりは路面やベンチが映り込みを作り、モノクロでも映える幾何学的な画に。家族の後ろ姿やボールの行方を小さく入れると、地域の記憶を写すドキュメンタリー性が増します。