荘川であいの森

荘川であいの森は、合掌造りの移築家屋とブナ林、清流が揃う高原の公園で、飛騨らしい民家と森の風景を一度に収められます。春は残雪と芽吹き、初夏は深い緑と合掌屋根、夏は川遊びをする子どもたちを点景に。秋は紅葉した山肌と茅葺き屋根の組み合わせが最高の被写体で、広角で家屋を前景に空を大きく入れるとスケール感が出ます。冬は雪化粧した屋根と静かな森が物語性を帯び、中望遠で茅の質感や古材の色を丁寧に切り取れば、モノクロ仕上げにも耐える一枚になります。朝夕の柔らかな光を狙えば、煙突や窓から漏れる灯りも加わり、絵本のような世界観をつくれます。