荒川峡

荒川峡は、関川村から山形県境まで清流・荒川が深い谷を刻む約20kmの峡谷で、国道113号沿いの「荒川峡もみじライン」として紅葉の名所になっています。なかでも新潟景勝100選にも選ばれた鷹の巣吊り橋周辺では、エメラルドグリーンの川と切り立つ岩壁、色づいた山肌を一望でき、広角でダイナミックな構図が決まります。春は新緑と残雪、夏は深い緑と川遊びのカット、秋は紅葉と吊り橋のシルエットが主役です。朝夕の斜光や霧の出るタイミングを狙えば、山肌の陰影が際立ち、立体感のある渓谷写真に仕上がります。冬の静かな雪景色もモノトーン表現に向きます。