子檀嶺岳

子檀嶺岳は長野県青木村にそびえる標高1223mの端正なテーブル状の山で、別名・冠者岳として古くから信仰を集めてきた青木三山の主峰です。山腹には田沢・村松・当郷の三社の奥社が祀られ、山麓には大法寺や安楽寺など国宝の三重塔が点在し、登山と寺社巡りを組み合わせた撮影が楽しめます。山頂からは浅間連峰や北アルプス、塩田平の田園を見渡せ、春は桃やあんずの花、秋は棚田と紅葉が主役。山容がよく見えるビューポイントからは、台地のような山のシルエットを望遠で圧縮するとグラフィカルな一枚に。山頂では三角点や社を前景に、雲の表情を生かした広角カットが映えます。