舞台桜

旧座光寺小学校の木造校舎を舞台に咲く一本桜で、樹齢350年以上の半八重枝垂れ紅彼岸桜が大空を覆うように花房を広げる。残雪の南アルプスを背景に淡紅色の花弁が風に舞う光景は長野屈指の桜景。開花期には夕暮れからライトアップが行われ、水田や小川に映るリフレクションも楽しめる。校舎と桜の距離が近く広角でも望遠でも構図自由度が高い上、星空とのコラボやドローン撮影（要許可）にも挑戦でき、朝昼晩と表情を変えるフォトジェニックな名木。周囲に高い建物や照明が少ないため、夜桜と天の川を合わせた長時間露光も可能で、躍動感ある舞い散る花吹雪をスローシャッターで捉えるのもおすすめだ。