鹿島神宮　西の一之鳥居

水辺に立つ巨大な鳥居が印象的で、風と光で表情が変わる“反射の名所”。無風の朝は水鏡になり、鳥居と空が上下対称に写って一発で決まります。夕方は斜光で鳥居の質感が立ち、冬は澄んだ空気で遠景まで抜けてシルエットも美しい。広角で水面を大きく入れてスケール感を出し、望遠で鳥居と波紋を圧縮して迫力を作るのが定番。霧が出る日は幻想的で、渡り鳥や小舟、岸辺の草を点景に足すと物語が生まれます。水平を丁寧に取り、あえて余白の空を広めに残すと“聖地感”が増し、夕焼けのグラデーションもきれいに乗ります。長秒で水面をならし、反射を面として見せるのもおすすめ。