綾部大橋

綾部大橋は、由良川に大きく弧を描いて架かる橋で、川面と周囲の山並みを広く取り込めるロケーションです。河川敷から広角で狙えば、アーチの線と水面の映り込みが対称的な構図を作り、夕焼け時にはオレンジ色の空とシルエットが劇的。望遠で橋脚やトラスを寄って撮れば、工業的なディテールも楽しめます。霧の朝は橋だけが浮かび上がるような一枚になり、鉄道や車と絡めれば、地方都市の交通の風景としても絵になるポイントです。早朝には川霧が橋脚を包み込み、柔らかな色彩の中にアーチだけが浮かぶ幻想的なカットも。季節や水位によって全く違う景色になるので、通い撮りしたくなる場所です。