冠高原

冠高原は、山の稜線に開けた草地が続き、光と影の移り変わりが楽しい場所。新緑は爽やかで、秋は草紅葉と夕焼けが相性抜群。雨上がりは色が締まり、足元の滴をマクロで拾うと季節の温度まで写せます。広角で空と地形を大きく、望遠で稜線を圧縮して層を作ると立体感が増す。風が強い日は1/10秒前後で草を少し流して“動く空気”も残したい。霧が出る朝は背景が溶けて幻想的になり、人物を一点景に入れるとスケールも出ます。冬は薄雪で色が消え、線と面だけの表現が楽しめます。雲が割れて光が落ちる瞬間は連写で拾うと臨場感が出ます。