円明寺表門

円明寺表門は、瓦屋根と白壁、太い柱が端正に並ぶ山門で、正面からの水平垂直をきっちり決めたい被写体。広角で参道の石畳を前景に入れると、門の奥行きと向こう側の空気まで感じられます。斜めからは屋根の反りと袖塀のラインが強調され、朝夕の斜光は木目と瓦の起伏を美しく描き出します。人物を小さく添えればスケール感も出て、寺域の静けさと“日常の通過点”の両方を一枚に収められ、旅行記の締めのカットにも使えます。標準ズーム一本でも構図を工夫すれば飽きずに撮影でき、通いながら季節ごとの表情を撮り集めたくなる場所です。