竹林の小径

竹林の小径は、小川に沿って竹がアーチを作るコンパクトな散策路で、歩くだけで“和の光と影”が楽しめるスポット。日中は見上げると竹の葉が透けて柔らかな緑の天井に、夕方は路面の石畳に長い影が落ちます。広角で小径全体の奥行きを出し、標準〜中望遠で竹の幹や行灯、川面の反射に寄ると、しっとりした情緒のある写真に。雨上がりは苔と石が濡れて色が深くなり、夏は浴衣姿の人物を小さく入れると物語性がぐっと増します。縦構図で空を少し入れると、竹の高さと包まれる感覚まで写し込め、モノクロ仕上げでも絵になります。夜のライトアップ時には幻想的な光の帯も狙えます。