飛行神社

飛行神社は、航空殉職者慰霊と航空安全を祈る珍しい神社で、境内にはプロペラやエンジン、機体の一部など“工業的な被写体”が並ぶ。金属の質感と神社建築の木の質感を同じフレームに入れると、他では見ないコントラストが生まれる。晴天は機材に空の青が映り込み、曇天は反射が落ち着いてディテールが出やすい。広角で鳥居と機体パーツを大胆にまとめ、中望遠で銘板やボルト、リベットを寄れば、工業デザイン写真としても楽しめる。夕方〜夜は照明で金属が艶めき、高感度スナップで“夜の格納庫”のような雰囲気も狙える。