平塚八幡宮

駅近の市街地に鎮座し、鳥居越しに街の空気まで写し込める“街中八幡”。参道は左右がすっきりしていて広角のシンメトリーが決まりやすい。秋は御神木のイチョウが黄金の天井になり、落葉の絨毯をローアングルで狙うと季節感が濃い。隣接する八幡山公園は緑が深く、明治期の洋風建築もあるのでレトロな寄り道カットに最適。祭事やぼんぼりの灯りが立つ日は夕景スナップが強く、冬は空気が澄んで木肌の陰影が締まる。夏の浜降りや例大祭の神輿は、人波ごと広角で撮ると迫力。夜は境内灯が控えめなので手ぶれ対策を。日中は家族連れの表情も撮れる。