大湯間歇泉

大湯間歇泉は、一定間隔で噴き上がる湯けむりと水柱が主役の“動く被写体”。晴天は逆光で飛沫が宝石のように光り、曇天は湯けむりの階調が出ます。シャッター速度を上げて粒を止めるか、1/10秒前後で流して勢いを表現するかで印象が一変。NDがあれば日中でもスローが使え、噴き上がり直後の渦や落ちる水を滑らかに描けます。冬は湯気が濃くドラマチックで、夕方は暖色の光が水柱を染める。広角で温泉街や見物客を小さく入れるとスケールが伝わり、噴出の周期を掴んで連写すると歩留まりが上がります。湯が飛ぶのでレンズ拭きと安全距離も忘れずに。