役の行者の銅像

役の行者の銅像は、修験の祖を象った力強い造形が魅力で、表情の陰影と金属の艶が写真に効きます。まずは標準で全身を端正に、次に望遠で顔・手・衣の皺を切り取り、光沢のハイライトを残す露出がコツ。朝夕の斜光は立体感が増し、雨上がりは銅が深い色に沈んで渋い。新緑や紅葉を背景にすると季節が乗り、ローアングルで空に抜けば周囲の看板も整理しやすい。夜は街灯や提灯の光でドラマが出るので、三脚で青い時間に粘るのもおすすめ。人物を小さく入れると像の高さが伝わり、モノクロなら金属の階調が締まる。PLで反射を整えると表情がより読みやすい。