桜尾城址（桂公園）

桜尾城址（桂公園）は、城の遺構は多く残らないものの、石碑と小高い丘、そして約120本の桜が主役になる“花で語る城跡”。春は見頃に合わせて、広角で桜のトンネルと空を大きく、標準で石碑や園路を入れて場所性を出すと記事向きです。夕方は斜光で花びらの立体感が増え、雨上がりは濡れた路面の反射が効いてしっとり。秋は落ち葉、冬は枝ぶりを活かしてミニマルにも撮れる。家族連れの点景を小さく入れると“今の公園”の温度が加わり、歴史と日常が自然に重なります。花びらを前ボケにして石碑へ導くと奥行きが出る。夜桜も狙える。