鏡山城跡

鏡山城跡は、山上に続く土塁・堀切の線を追いながら撮れる“歩く城”。落葉期は地形が最も読みやすく、夕方の斜光で段差がくっきり浮きます。広角で登城道のカーブを入れて奥行きを作り、望遠で堀切の断面や石の反復を圧縮すると要害感が増加。春は桜、初夏は深緑、霧の日は背景が消えて遺構だけが浮くので狙い目。木漏れ日の斑が出る時間は陰影が増えて写真が締まり、点景の人物を小さく置けばスケールも明快。足元は滑りやすいので靴はしっかり。広角は16–24mm、望遠は100mm以上があると地形と質感を撮り分けられます。霧は大当たり。