餅田貝塚

餅田貝塚は、貝層の白と土の色、その境目に積もった“縄文の時間”を写す場所。案内板や露出展示があれば、広角で配置を押さえた上で、中望遠で貝殻片の割れ目や土の粒、周囲の植生を丁寧に切り取ると説得力が出ます。曇天はハイライトが飛びにくく、雨上がりは土色が締まって質感が増す。ローアングルで前景に貝片、奥に森をぼかすと奥行きが作れます。マクロで土器片の縁や貝の反射を拾い、最後に手やスケールを写し込めば大きさも伝わります。踏み込み過ぎず足元に注意。貝の白は飛びやすいので露出は−補正気味が安全です。低い日差しの朝が撮り頃。