有岡城跡

有岡城跡は駅近の市街地に遺構が点在し、土塁や堀跡が現代の暮らしと隣り合うのが面白い被写体。広角で土塁の起伏と街並みを同フレームに入れると“城と生活”の対比が成立し、望遠で土の断面や草の層を切り取ると静かな迫力が出ます。堀跡のカーブや柵のラインをリード線にすると構図が整い、スナップ的に人や自転車を点景に入れるとスケール感も出る。春は若草、秋は枯れ色で陰影が強調され、雨上がりは土が締まって質感が最高。夕方の斜光は段差が立体的に見えるので、影の形を追いながら歩くのがコツです。案内板は画面端で控えめに。