アロエの里

アロエの里は、海風の当たる斜面にアロエが群生し、冬から早春に赤橙の花穂が立ち上がる独特の景色が魅力。逆光で花穂を透かすと発色が深く、背景に海や空を入れれば静岡らしい開放感が出ます。トゲの影が地面に落ちる時間帯はグラフィカルで、標準〜望遠で圧縮するとパターン写真に。雨上がりは葉の艶と水滴が効き、マクロで質感を拾えば“多肉の彫刻”。強い日差しでは白っぽく転ぶので露出は抑え気味に。背景が散りやすい時は低い位置から空に抜くか、花穂だけを切り取って整理すると失敗しません。夕焼けを絡めると赤がさらに濃くなり、冬らしい色の主張が作れます。