筑波山ベゴニアガーデン

筑波山ベゴニアガーデンは、山の斜面を利用した温室に球根ベゴニアを中心とするベゴニア3,000〜4,000系統を栽培・保存する小さな専門ガーデンです。段々状の温室内には、手のひらサイズの大輪や八重咲き、つる性など多彩な株が吊り鉢やプランターで並び、彩度の高い花と半透明の葉が立体的な光の層をつくります。順路に沿って見下ろす位置から俯瞰すれば、色のパッチワークのような一枚に。やや暗めの環境なので、明るめの露出と手ぶれ対策を意識すると、花の質感まで丁寧に写し取れます。屋外の余計な背景を気にせず花だけに集中できるので、前ボケ素材やボケ味チェックにも向き、テスト撮影にも使いやすいロケーションです。