開成あじさいの里

開成あじさいの里は、田んぼと水路に囲まれた一帯にさまざまな品種のアジサイが咲き並び、水面の映り込みと一緒に撮れるのが最大の魅力です。あぜ道をリードラインに使い、前景にアジサイ、奥に箱根の山並みや走る列車を重ねれば旅情のある風景写真に。雨や曇りの日ほど花の色が深く出るので、レインカバーを用意して傘や長靴も画面に入れ、梅雨らしいしっとりしたシーンを狙いたいポイントです。見頃の週末は多くの人で賑わいますが、人の流れを観察しつつ、あえて傘を差した来場者を小さく入れるとスケール感が出て、広い花畑の中での人と風景の関係が伝わるドキュメンタリー寄りの写真も残せます。