大峰高原七色大カエデ

大峰高原七色大カエデは、一本の巨大なカエデが斜面にぽつんと立つだけのシンプルな風景ながら、紅葉期にはその名の通り複雑な色合いに染まり、圧倒的な存在感を放ちます。朝霧や薄曇りの日には背景が柔らかく抜け、樹形の美しさが際立つ絶好の撮影条件に。広角で空と山並みを入れて雄大に、望遠で樹冠だけを切り取れば抽象画のような一枚になります。落ち葉を前景に入れたローアングルも、秋の深まりを感じさせる構図としておすすめです。