青木湖

仁科三湖最大のハート形をした湖で、北アルプス白馬三山を写す鏡のような水面がフォトジェニック。春は湖畔のオオヤマザクラが水面を淡く彩り、夏は深いエメラルドグリーンがSUPやカヌーを引き立てる。秋は周囲のカラマツが黄金色に染まり、冬は渡り鳥が朝霧の中を泳ぐ幻想的なシーンが撮影できる。早朝の無風タイムは雪を纏った山々が湖面に映るリフレクションが現れ、広角から望遠まで構図が豊富。夜は湖畔の光害が少なく、星空と山体を合わせた長時間露光にも最適だ。湖畔キャンプ場の桟橋を前景にすると、リフレクションを安定して構図に収めやすい。早朝の漂う朝霧は長秒撮影で幻想的なスモーク効果を生む。