箱根湿生花園

標高６５０ｍの仙石原に広がる箱根湿生花園は、木道がめぐる湿原に約１７００種もの高山・湿地植物が咲き競う国内屈指の花撮影楽園。春のミズバショウ、初夏のレンゲツツジ、夏のニッコウキスゲ、秋には黄金色のススキと、訪れるたびに主役が変わる。背景に箱根連山を抱くロングショットから、水面に映る花影のマクロまで被写体距離を自在に調整でき、三脚使用も時間帯によっては可能。木道はバリアフリーで朝露の玉ボケや霧が発生しやすく、逆光での幻想的な光芒表現が狙える。園内展示室で天候待機もでき、初心者にも優しい撮影環境だ。