はまぼう公園

はまぼう公園は、干潟に寄り添う遊歩道と藪、夏に黄色いハマボウが咲く水辺のロケーション。初夏から盛夏は花と潮風、秋は葦の穂と夕焼け、冬は澄んだ空と波紋が被写体。広角で水際の曲線と空を大きく入れ、PLで反射を抑えれば透明感が際立つ。花期は逆光で花弁を透かし、マクロで蕊と滴を丁寧に拾いたい。満潮時は映り込みが整い、干潮は砂紋や流木が前景になる。夕暮れは長秒で水面を絹に、人物を小さくシルエットに添えると規模感が明快。潮に強い塩霧対策とレンズクロスを携行すると安心。風のある日は高速で葦や花の揺れを止め、無風はF8〜11で面の密度を描く。彩度はやや控えめに仕上げると、水辺のやわらかな色調が生きる。