桜の森パーク

桜の森パークは、なだらかな丘の芝生と桜並木、木橋がつながる春の定番ロケーション。満開期は見上げ構図で枝を重ね、前景に園路のカーブを薄く入れると奥行きが整う。薄曇りは花色がにじまず、朝は無風で花びらと空がやさしく溶け合う。オフシーズンは新緑や夕焼けを主役に、ベンチをシルエットで添えれば日常の物語になる。PLで反射を整え、夜は街灯を玉ボケに長秒で重ねたい。風のある日は花霞を狙い、1/15秒前後で流すと春の揺らぎが写る。早朝の霜や朝露は花弁の縁を輝かせ、マクロで滴を拾うと瑞々しさが増す。混雑時は人物を点景として積極的に取り込み、規模感と賑わいを記録したい。