あらい浜風公園

あらい浜風公園は、湾岸の遊歩道と芝生広場、ウッドデッキがつながる海辺のオープンスペース。手すりや舗道の直線を対角線に置き、広角で空と水面を大胆に。日中は白波と入道雲、夕方はオレンジの残照と街灯が主役になる。長秒露光で波をなめらかにすれば都会的な海景に。干潮時は潮だまりの反射や砂紋の抽象が楽しく、船影を小さく点景に添えると旅情が生まれる。風の強い日は雲の流れを数秒で表現し、無風は床面の映り込みで対称構図に。手すりの影やデッキの木目をリズムとして使えば画が締まる。PLで反射を整理し、順光は青の抜けを、逆光は人物のシルエットを活かす。夜は街灯の点が水面に帯となり、都会的な余韻が残る。