
2026年上半期 富士フイルムレンズ取引ランキング|単焦点が約7割、カメラを含む製品別でもレンズが首位【みんなのカメラ調べ】








2026年上半期にみんなのカメラで成立した富士フイルムのレンズ取引は、単焦点が69.7%を占めました。レンズ取引の多い上位8ブランドのなかで、単焦点の割合が最も高い結果です。さらに、富士フイルムのカメラ本体とレンズを合わせても、取引数が最も多い製品はXF35mmF1.4 Rでした。
この記事のサマリー

富士フイルムのレンズ取引は単焦点が69.7%を占め、レンズ取引の多い上位8ブランドで最も高い割合

富士フイルムのカメラ本体とレンズを合わせても、取引数が最も多い製品はXF35mmF1.4 R

TOP3はすべて単焦点で、この3本が富士フイルムのレンズ取引の53.3%を占める

TOP10のXマウント用9本は、平均取引価格が17,192円〜80,432円。GFX用のGF45-100mmF4 R LM OIS WRも8位に入る
本データについて

項目 | 内容 |
|---|---|
データソース | みんなのカメラのフリマ取引データ |
データ期間 | 2026年1月1日〜6月30日 |
対象 | 富士フイルムの交換レンズ(新品・中古を問わない) |
単焦点・ズームの区分 | みんなのカメラの製品カテゴリ(単焦点レンズ/ズームレンズ)による |
ランキング基準 | 製品単位の取引数。同数の場合は取引総額が大きい順 |
平均取引価格 | 対象期間に成立した取引価格の平均(税込) |
発売年 | 各モデルの国内発売年 |
焦点距離 | 製品名の表記どおりの値(35mm判換算ではありません) |
なお、本データはみんなのカメラ上のフリマ取引に基づくものであり、日本のカメラ市場全体を代表するものではありません。みんなのカメラにおける取引傾向としてご覧ください。
【注目ポイント】富士フイルムのレンズで見えた3つの発見

注目1|単焦点が69.7%。上位8ブランドで最も高い
同じ期間に取引が多かった上位8ブランドについて、各ブランドのレンズ取引に占める単焦点の割合を並べました。
ブランド | 単焦点の割合 | ズームの割合 |
|---|---|---|
富士フイルム | 69.7% | 30.3% |
パナソニック | 33.3% | 66.7% |
オリンパス | 33.3% | 66.7% |
SONY | 28.6% | 71.4% |
シグマ | 25.3% | 74.7% |
ニコン | 19.1% | 80.9% |
Canon | 19.0% | 81.0% |
TAMRON | 17.6% | 82.4% |
※各ブランドの割合の分母は、そのブランド名で取引されたレンズです。シグマやTAMRONのXマウント用レンズは、富士フイルムの分母に含めていません。

比較した8ブランドのうち、単焦点の取引がズームを上回ったのは富士フイルムだけでした。他の7ブランドの単焦点割合は17.6%〜33.3%で、最も高いパナソニック・オリンパスと比べても36.4ポイントの差があります。
注目2|ブランド全体の製品別1位が、カメラではなくレンズ

カメラ本体とレンズをあわせて製品別に順位を出しても、富士フイルムの1位はXF35mmF1.4 Rでした。2位はX-T5 ボディです。
ブランド | カメラとレンズを合わせた製品別1位 | 合算順位でのレンズ最上位 |
|---|---|---|
富士フイルム | XF35mmF1.4 R(レンズ) | 1位 |
Canon | EOS R6 Mark II ボディ(カメラ) | 2位 |
ニコン | Z50II ボディ(カメラ) | 6位 |
SONY | α7 IV ILCE-7M4 ボディ(カメラ) | 9位 |
XF35mmF1.4 Rは、富士フイルムのレンズ取引全体の36.9%を占め、単焦点に限ると半数以上を占めました。一方、この1本を除いて集計しても、残るレンズ取引の52.0%が単焦点です。XF35mmF1.4 Rへの集中と、それ以外の単焦点の取引の多さが、両方見られる結果となりました。
注目3|製品数はズームが上、取引の過半数は単焦点3本に集中
上半期に取引された富士フイルムのレンズは37製品で、内訳はズーム20製品、単焦点17製品でした。取引された製品の種類数自体は、単焦点よりズームの方が多くなっています。
一方、1〜3位はXF35mmF1.4 R、XF23mmF2.8 R WR、XF27mmF2.8 R WRと単焦点が並び、この3本で富士フイルムのレンズ取引の53.3%を占めました。TOP10の製品数は単焦点5本・ズーム5本ですが、取引数は上位の単焦点に集中しています。
月別の月間1位

月 | 月間1位 |
|---|---|
1月 | XF35mmF1.4 R |
2月 | XF10-24mmF4 R OIS WR |
3月 | XF35mmF1.4 R |
4月 | XF35mmF1.4 R |
5月 | XF35mmF1.4 R |
6月 | XF35mmF1.4 R |
月間首位は6か月のうち5か月がXF35mmF1.4 Rで、2月のみ広角ズームのXF10-24mmF4 R OIS WRが1位となりました。
富士フイルム レンズ TOP10

【1位】フジノンレンズ XF35mmF1.4 R
2012年発売で、TOP10で最も発売年が古いレンズです。開放F1.4で質量は約187g、製品名にWRは付きません。5位のXF33mmF1.4 R LM WRも同じF1.4で、リニアモーターと防塵防滴を備え、質量は約360gです。
【2位】フジノンレンズ XF23mmF2.8 R WR ブラック
2025年発売で、TOP10で最も新しいレンズです。全長約23mm・質量約90gの薄型単焦点で、3位のXF27mmF2.8 R WRも全長は約23mmですが、画角は63.4°と55.5°で異なります。
【3位】フジノンレンズ XF27mmF2.8 R WR
全長約23mm・質量約84gの薄型単焦点で、防塵防滴に対応しています。1位のXF35mmF1.4 Rは画角44.2°、本レンズは55.5°です。
【4位】フジノンレンズ XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ ブラック
TOP10で唯一のXCレンズで、電動ズームを採用し、質量は約135gです。6位のXF16-50mmF2.8-4.8 R LM WRはリニアモーターと防塵防滴を備え、質量は約240gです。平均取引価格はXF16-50mmF2.8-4.8 R LM WRより54,231円低く、TOP10で最も低い結果でした。
【5位】フジノンレンズ XF33mmF1.4 R LM WR
1位のXF35mmF1.4 Rと同じ開放F1.4の単焦点です。リニアモーターと防塵防滴を備え、質量は約360gです。平均取引価格はXF35mmF1.4 Rより8,347円高い結果でした。
【6位】フジノンレンズ XF16-50mmF2.8-4.8 R LM WR
2024年発売で、TOP10のズーム5本で最も新しいレンズです。リニアモーターと防塵防滴を備え、12位のXF18-55mmF2.8-4 R LM OISは手ブレ補正があり、製品名にWRは付きません。
【7位】フジノンレンズ XF10-24mmF4 R OIS WR
10-24mm・F4の広角ズームで、防塵防滴に対応しています。14位の先代XF10-24mmF4 R OISは同じ焦点距離でWRがなく、後継は先代より25g軽い約385gです。平均取引価格は先代より30,207円高い結果でした。
【8位】フジノンレンズ GF45-100mmF4 R LM OIS WR
TOP10で唯一の、GFXシリーズ用のGマウントレンズです。TOP20のGマウントは、このズームと17位の単焦点GF110mmF2 R LM WRの2本です。平均取引価格はTOP10で最も高くなっています。
【9位】フジノンレンズ XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR
望遠端の300mmはTOP10で最も長く、リニアモーターと防塵防滴、手ブレ補正を備えます。13位のXF55-200mmF3.5-4.8 R LM OISは望遠端が200mmで、製品名にWRは付きません。
【10位】フジノンレンズ XF23mmF2 R WR ブラック
23mm・F2の防塵防滴の単焦点で、質量は約180gです。1位のXF35mmF1.4 Rは開放F1.4でWRがなく、質量は約187gです。
富士フイルム レンズ TOP10一覧
順位 | 製品名 | マウント | タイプ | 平均取引価格 | 発売年 |
|---|---|---|---|---|---|
1 | フジノンレンズ XF35mmF1.4 R | Xマウント | 単焦点 | 66,496円 | 2012年 |
2 | フジノンレンズ XF23mmF2.8 R WR ブラック | Xマウント | 単焦点 | 48,646円 | 2025年 |
3 | フジノンレンズ XF27mmF2.8 R WR | Xマウント | 単焦点 | 46,589円 | 2021年 |
4 | フジノンレンズ XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ ブラック | Xマウント | ズーム | 17,192円 | 2018年 |
5 | フジノンレンズ XF33mmF1.4 R LM WR | Xマウント | 単焦点 | 74,843円 | 2021年 |
6 | フジノンレンズ XF16-50mmF2.8-4.8 R LM WR | Xマウント | ズーム | 71,423円 | 2024年 |
7 | フジノンレンズ XF10-24mmF4 R OIS WR | Xマウント | ズーム | 69,267円 | 2020年 |
8 | フジノンレンズ GF45-100mmF4 R LM OIS WR | Gマウント | ズーム | 237,482円 | 2020年 |
9 | フジノンレンズ XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR | Xマウント | ズーム | 80,432円 | 2021年 |
10 | フジノンレンズ XF23mmF2 R WR ブラック | Xマウント | 単焦点 | 37,938円 | 2016年 |
※出典:みんなのカメラ調べ。
富士フイルム レンズ TOP11〜20一覧
11〜20位には、TOP10より平均取引価格が高いレンズが入っています。17位のGF110mmF2 R LM WRは248,970円で、TOP10で最も高いGF45-100mmF4 R LM OIS WRの237,482円を上回っています。
順位 | 製品名 | マウント | タイプ | 平均取引価格 | 発売年 |
|---|---|---|---|---|---|
11 | フジノンレンズ XF18mmF2 R | Xマウント | 単焦点 | 49,658円 | 2012年 |
12 | フジノンレンズ XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS | Xマウント | ズーム | 40,775円 | 2012年 |
13 | フジノンレンズ XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS | Xマウント | ズーム | 46,043円 | 2013年 |
14 | フジノンレンズ XF10-24mmF4 R OIS | Xマウント | ズーム | 39,060円 | 2014年 |
15 | フジノンレンズ XF16mmF2.8 R WR ブラック | Xマウント | 単焦点 | 34,300円 | 2019年 |
16 | フジノンレンズ XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II ブラック | Xマウント | ズーム | 28,300円 | 2015年 |
17 | フジノンレンズ GF110mmF2 R LM WR | Gマウント | 単焦点 | 248,970円 | 2017年 |
18 | フジノンレンズ XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR | Xマウント | ズーム | 130,110円 | 2014年 |
19 | フジノンレンズ XF80mmF2.8 R LM OIS WR Macro | Xマウント | 単焦点 | 86,680円 | 2017年 |
20 | フジノンレンズ XF18-120mmF4 LM PZ WR | Xマウント | ズーム | 82,110円 | 2022年 |
マウント別に見る

富士フイルムのレンズ取引のうち、Xマウント用が94.9%(XFレンズ86.2%・XCレンズ8.7%)、GFXシリーズ用のGマウントが5.1%でした。Xマウント用に絞ると、単焦点の割合は71.9%です。
本記事の主なデータポイント(引用用)
以下は、みんなのカメラで2026年1月1日〜6月30日に成立した富士フイルムの交換レンズの取引(新品・中古を問わない)に基づくデータです。記事・メディア掲載時には、「みんなのカメラ調べ」と明記の上で引用いただけます。
注目ポイント | データ |
|---|---|
単焦点の割合 | 富士フイルム69.7%。Canon 19.0%、ニコン 19.1%、SONY 28.6%。比較した8ブランドで単焦点が過半数なのは富士フイルムだけ |
ブランド全体の製品別1位 | 富士フイルムはレンズのXF35mmF1.4 R。Canon・ニコン・SONYはカメラ本体が1位 |
XF35mmF1.4 Rの割合 | 富士フイルムのレンズ取引の36.9%。単焦点に限ると半数以上。除いても残るレンズ取引の52.0%が単焦点 |
製品の種類とTOP10 | 取引された製品はズーム20・単焦点17。TOP3の単焦点3本で53.3%。TOP10は単焦点5本・ズーム5本 |
月間1位 | 6か月のうち5か月がXF35mmF1.4 R(2月のみXF10-24mmF4 R OIS WR) |
マウント | Xマウント用94.9%(単焦点の割合71.9%)、Gマウント5.1% |
編集部コメント|単焦点に寄った取引として見る
2026年上半期の富士フイルムのレンズ取引は、単焦点が69.7%を占めました。比較した8ブランドで、単焦点がズームを上回ったのは富士フイルムだけです。カメラ本体とレンズを合わせても、最も多く取引された製品はレンズのXF35mmF1.4 Rでした。
取引された製品の種類は、単焦点よりズームの方が多くなっています。顔ぶれの本数と、実際に成立した取引の寄り方は別の指標です。今回のランキングは、製品数の多さではなく、単焦点に取引が寄った結果として見るのが読み方です。
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