
1位はXF35mmF1.4 R、TOP10は標準7本と中望遠マクロ3本に分かれた 2026年上半期 単焦点レンズ取引ランキング【みんなのカメラ調べ】








みんなのカメラの2026年上半期(1〜6月)フリマ取引データから、単焦点レンズだけを集計しました。1位はFUJIFILM XF35mmF1.4 R。TOP10は35mm判換算35〜55mmの標準単焦点が7本、90〜105mmの中望遠マクロが3本という内訳で、二つの用途に分かれました。上位3本は、いずれも発売から10年以上経ったレンズです。
この記事のサマリー

単焦点1位はFUJIFILM XF35mmF1.4 R(平均66,496円)。上半期のレンズ取引に占める単焦点の割合は約26%で、残る約74%はズームだった。

TOP10は35mm判換算35〜55mmの標準単焦点7本と、90〜105mmの中望遠マクロ3本に分かれた。ズームのTOP10にマクロは1本もなく、単焦点特有の構成となった。

TOP10の平均取引価格は10,396円(EF 50mm F1.8 STM)〜142,436円(FE 50mm F1.4 GM)で約13.7倍。ズームTOP10の約3.3倍に対し、4倍以上の開きがある。

マウントはTOP10ではFUJIFILM Xマウントが3本で最多。TOP20まで広げるとSONY Eマウントが8本で最多に入れ替わる。

TOP10の4本は発売から10年以上経ったレンズで、1〜3位はすべてこの4本に含まれる。同じ上半期のズームTOP10で10年以上前のレンズは1本だけだった。
はじめに|なぜ単焦点だけで見るのか

みんなのカメラの上半期のレンズ取引を見ると、単焦点は全体の約26%でした。残る約74%はズームで、本数の上では汎用性の高いズームが取引の中心にあります。
一方で、取引が成立した製品数を数えると、単焦点は188製品、ズームは249製品でした。取引の総量では差がついても、選ばれた製品の種類は近い水準にあります。1本ごとに画角の決まった単焦点が、どういう散らばり方で選ばれているのか。単焦点だけに絞ると、その内訳が見えてきます。
本データについて
- データソース:みんなのカメラのフリマ取引データ
- データ期間:2026年1月1日〜2026年6月30日(6ヶ月間)
- 対象カテゴリ:交換レンズのうち単焦点レンズのみ(ズームレンズは集計から除外しています)
- 対象状態:商品状態を問わない
- 平均取引価格:対象期間中に成立した取引価格の平均
- 順位:対象期間中に成立した取引の件数が多い順
- 引用について:「みんなのカメラ調べ」と出典明記の上で引用可能
なお、本データはみんなのカメラ上のフリマ取引に基づくものであり、日本のカメラ市場全体を代表するものではありません。みんなのカメラにおける取引傾向としてご覧ください。
【注目ポイント】ランキングから見えた3つの傾向

注目1|TOP10は「標準単焦点7本」と「中望遠マクロ3本」に分かれた
TOP10を焦点距離で並べると、二つの塊に分かれます。35mm判換算で35〜55mmにあたる標準単焦点が7本、90〜105mmの中望遠マクロが3本です。
グループ | 本数 | 該当レンズ | 各製品の平均取引価格の範囲 |
|---|---|---|---|
標準単焦点(換算35〜55mm) | 7本 | XF35mmF1.4 R / EF 50mm F1.8 STM / FE 50mm F1.4 GM / XF23mmF2.8 R WR / XF27mmF2.8 R WR / NIKKOR Z 50mm f/1.8 S / RF 35mm F1.8 マクロ IS STM | 10,396〜142,436円 |
中望遠マクロ(90〜105mm) | 3本 | EF 100mm F2.8L マクロ IS USM / FE 90mm F2.8 Macro G OSS / NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S | 64,631〜88,404円 |
上半期のズームレンズランキングでは、TOP10が標準ズーム5本と望遠ズーム5本に分かれ、マクロは1本も入りませんでした。単焦点では、その望遠側の枠を中望遠マクロが占めています。ズームで届かない接写域を単焦点で補う選び方が働いている可能性がうかがえます。
なお8位のRF 35mm F1.8 マクロ IS STMは、焦点距離では標準域に入りますが、簡易的なマクロ撮影に対応する一本です。マクロという用途で見れば、TOP10の4本が該当することになります。
注目2|価格差は約13.7倍。ズームの4倍以上ばらついた
TOP10の平均取引価格は、最安のCanon EF 50mm F1.8 STM(10,396円)から、最高のSONY FE 50mm F1.4 GM(142,436円)まで、約13.7倍の開きがありました。
ズームのTOP10では、この幅が約3.3倍でした。単焦点はその4倍以上ばらついていることになります。しかも1万円台と14万円台のレンズが、3位と4位という隣り合う順位で並びました。
このばらつきは、標準域に集中しています。標準単焦点7本の価格幅が約13.7倍だったのに対し、中望遠マクロ3本は64,631円から88,404円までの約1.4倍に収まりました。標準域には、入門用として手に取りやすい一本から大口径の上位モデルまでが同居し、マクロは6万〜8万円台という一つの価格帯にまとまっています。用途がはっきりしているマクロほど選ばれる価格帯が狭く、選択肢の幅が広い標準域ほど散らばる、という違いが出ました。
注目3|TOP10の4本が発売から10年以上。ズームでは1本だけだった
TOP10を発売年で見ると、10年以上前に発売されたレンズが4本入りました。
順位 | 製品名 | 発売年 |
|---|---|---|
1 | フジノンレンズ XF35mmF1.4 R | 2012年 |
2 | EF 100mm F2.8L マクロ IS USM | 2009年 |
3 | EF 50mm F1.8 STM | 2015年 |
9 | FE 90mm F2.8 Macro G OSS SEL90M28G | 2015年 |
ズームのTOP10で10年以上前のレンズは、EF 100-400mm F4.5-5.6L IS II USM(2014年発売)の1本だけでした。単焦点では、その4倍が上位に残っていることになります。しかも1位・2位・3位という上位3枠を、すべて10年以上前のレンズが占めました。
単焦点はズームに比べて構造が単純で、画角と開放F値という基本の仕様が発売時点で決まります。設計が変わらない限り写りの性格も変わらないため、新しいモデルが出ても古いモデルの立ち位置が残りやすい面があります。上半期のTOP20を見ても、発売年は2009年から2025年まで16年分に広がりました。ズームTOP10の2014〜2023年という幅と比べると、単焦点のほうが世代の同居がはっきりしています。
メーカー・マウント別に見る
単焦点は使う本体のマウントで選択肢が決まるため、メーカー別とマウント別の内訳はほぼ重なります。TOP10とTOP20を並べると、深さによって顔ぶれの厚みが変わりました。
マウント | TOP10 | TOP20 |
|---|---|---|
SONY Eマウント | 2本 | 8本 |
FUJIFILM Xマウント | 3本 | 4本 |
Nikon Zマウント | 2本 | 4本 |
Canon EFマウント | 2本 | 2本 |
Canon RFマウント | 1本 | 2本 |
TOP10ではFUJIFILM Xマウントが3本で最多ですが、TOP20まで広げるとSONY Eマウントが8本で最多に変わります。11位以下にFE 300mm F2.8 GM OSS、FE 20mm F1.8 G、Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA、E 11 mm F1.8などが続いたためで、Eマウントは上位に集中するというより11位から20位の帯に厚みがあります。焦点距離も11mm・20mm・55mm・300mmと散らばっており、特定の一本に取引が集まる形ではありません。メーカー別でも同じ形で、TOP10はFUJIFILM3本・Canon3本・SONY2本・Nikon2本ですが、TOP20ではSONY7本・FUJIFILM4本・Canon4本・Nikon4本・TAMRON1本となります。
中身の性格も分かれました。FUJIFILMの3本はいずれもAPS-C用で、35mm判換算では35mm・41mm・53mm相当と標準域に固まっています。対してCanonは、2009年発売のEFマクロ、1万円台のEF 50mm F1.8 STM、ミラーレス用のRF 35mm F1.8 マクロと、マウントも価格帯も発売年もばらばらです。SONYとNikonはTOP10では2本ずつで、どちらも標準単焦点1本と中望遠マクロ1本という組み合わせでした。
単焦点レンズ 取引ランキング TOP10【2026年上半期】

【1位】FUJIFILM フジノンレンズ XF35mmF1.4 R
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 66,496円 |
タイプ | 標準単焦点(Xマウント・換算53mm相当) |
ブランド | FUJIFILM |
発売年 | 2012年 |
単焦点1位は、FUJIFILM Xマウントの標準単焦点でした。2位以下に大きく差をつけての首位です。開放F1.4の明るさと、35mm判換算53mm相当という素直な画角を組み合わせた一本で、Xシリーズの標準レンズとして長く選ばれてきました。
【2位】Canon EF 100mm F2.8L マクロ IS USM
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 72,173円 |
タイプ | 中望遠マクロ(EFマウント) |
ブランド | Canon |
発売年 | 2009年 |
等倍まで寄れる100mmのマクロレンズが2位に入りました。2009年発売で、TOP20では最も古いレンズです。手ブレ補正を備えた中望遠マクロとして、花や小物の接写からポートレートまで守備範囲が広く、一眼レフ用ながら今も取引が続いています。
【3位】Canon EF 50mm F1.8 STM
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 10,396円 |
タイプ | 標準単焦点(EFマウント) |
ブランド | Canon |
発売年 | 2015年 |
TOP10で平均取引価格が最も低い一本です。1万円台前半という水準で、フルサイズ対応の50mm F1.8が手に入ります。一眼レフを使い始めたときに最初に足す一本として定番の位置にあり、上半期も取引が多く続きました。
【4位】SONY FE 50mm F1.4 GM SEL50F14GM
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 142,436円 |
タイプ | 標準単焦点(Eマウント) |
ブランド | SONY |
発売年 | 2023年 |
TOP10で平均取引価格が最も高い一本が4位です。SONYの上位ラインにあたるGMシリーズの50mm F1.4で、開放F1.4の描写を求める使い方に向きます。3位・7位にも50mmが入っており、TOP10では50mmが3本と最も本数の多い焦点距離になりました。
【5位】FUJIFILM フジノンレンズ XF23mmF2.8 R WR ブラック
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 48,646円 |
タイプ | 標準単焦点(Xマウント・換算35mm相当) |
ブランド | FUJIFILM |
発売年 | 2025年 |
TOP20で最も新しい2025年発売のレンズが5位に入りました。35mm判換算35mm相当の画角を薄型のボディにまとめた一本で、防塵防滴に対応します。発売から日が浅いレンズがこの位置に入った点は、上半期のランキングでも目を引きます。
【6位】FUJIFILM フジノンレンズ XF27mmF2.8 R WR
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 46,589円 |
タイプ | 標準単焦点(Xマウント・換算41mm相当) |
ブランド | FUJIFILM |
発売年 | 2021年 |
ボディに付けたままでも荷物になりにくい薄型のレンズです。スナップを撮りながら持ち歩く使い方に向き、標準よりわずかに広い画角が扱いやすい部分でもあります。5位のXF23mmF2.8 R WRと合わせ、FUJIFILMの薄型単焦点2本がそろってTOP10に入りました。
【7位】Nikon NIKKOR Z 50mm f/1.8 S
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 62,539円 |
タイプ | 標準単焦点(Zマウント) |
ブランド | Nikon |
発売年 | 2018年 |
Nikon Zの標準単焦点が7位です。Sラインに位置づけられた50mm f1.8で、Zマウントの初期から用意されてきた一本にあたります。6万円台という平均取引価格で、Zフルサイズに最初に足す単焦点として選ばれています。
【8位】Canon RF 35mm F1.8 マクロ IS STM
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 49,244円 |
タイプ | 標準単焦点(RFマウント・簡易マクロ対応) |
ブランド | Canon |
発売年 | 2018年 |
35mmの画角に簡易的なマクロ撮影を組み合わせたRFマウントの一本です。スナップの延長で小さな被写体にも寄れるため、1本で使える範囲が広くなります。TOP10でRFマウントのレンズはこの1本だけでした。
【9位】SONY FE 90mm F2.8 Macro G OSS SEL90M28G
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 64,631円 |
タイプ | 中望遠マクロ(Eマウント) |
ブランド | SONY |
発売年 | 2015年 |
等倍まで寄れるEマウントの中望遠マクロです。2015年発売ながら、上半期も取引が続きました。マクロ用途に加えて、90mmという焦点距離を生かしたポートレートにも使える点が、長く選ばれている理由といえます。
【10位】Nikon NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 88,404円 |
タイプ | 中望遠マクロ(Zマウント) |
ブランド | Nikon |
発売年 | 2021年 |
Zマウントの等倍マクロが10位に入りました。TOP10の中望遠マクロ3本では最も高い8万円台で、手ブレ補正を備えます。105mmという焦点距離は3本のなかで最も長く、被写体との距離を取りながら寄れる構成です。
単焦点レンズ 取引ランキング TOP10 一覧【2026年上半期】
順位 | 製品名 | タイプ | マウント | ブランド | 平均取引価格 | 発売年 |
|---|---|---|---|---|---|---|
1 | フジノンレンズ XF35mmF1.4 R | 標準単焦点 | X | FUJIFILM | 66,496円 | 2012年 |
2 | EF 100mm F2.8L マクロ IS USM | 中望遠マクロ | EF | Canon | 72,173円 | 2009年 |
3 | EF 50mm F1.8 STM | 標準単焦点 | EF | Canon | 10,396円 | 2015年 |
4 | FE 50mm F1.4 GM SEL50F14GM | 標準単焦点 | E | SONY | 142,436円 | 2023年 |
5 | フジノンレンズ XF23mmF2.8 R WR ブラック | 標準単焦点 | X | FUJIFILM | 48,646円 | 2025年 |
6 | フジノンレンズ XF27mmF2.8 R WR | 標準単焦点 | X | FUJIFILM | 46,589円 | 2021年 |
7 | NIKKOR Z 50mm f/1.8 S | 標準単焦点 | Z | Nikon | 62,539円 | 2018年 |
8 | RF 35mm F1.8 マクロ IS STM | 標準単焦点 | RF | Canon | 49,244円 | 2018年 |
9 | FE 90mm F2.8 Macro G OSS SEL90M28G | 中望遠マクロ | E | SONY | 64,631円 | 2015年 |
10 | NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S | 中望遠マクロ | Z | Nikon | 88,404円 | 2021年 |
単焦点レンズ 取引ランキング 11〜20位【2026年上半期】
順位 | 製品名 | マウント | ブランド | 平均取引価格 | 発売年 |
|---|---|---|---|---|---|
11 | RF 50mm F1.8 STM | RF | Canon | 18,861円 | 2020年 |
12 | 90mm F/2.8 Di III MACRO VXD ソニーE用 | E | TAMRON | 67,363円 | 2024年 |
13 | Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA | E | SONY | 62,190円 | 2013年 |
14 | E 11 mm F1.8 SEL11F18 | E | SONY | 44,806円 | 2022年 |
15 | NIKKOR Z 40mm f/2 (SE) | Z | Nikon | 25,919円 | 2023年 |
16 | E 20mm F2.8 SEL20F28 | E | SONY | 23,824円 | 2013年 |
17 | FE 300mm F2.8 GM OSS SEL300F28GM | E | SONY | 711,285円 | 2024年 |
18 | NIKKOR Z 20mm f/1.8 S | Z | Nikon | 104,595円 | 2020年 |
19 | フジノンレンズ XF33mmF1.4 R LM WR | X | FUJIFILM | 74,843円 | 2021年 |
20 | FE 20mm F1.8 G SEL20F18G | E | SONY | 68,110円 | 2020年 |
11〜20位まで広げると、価格の幅は一段と大きくなります。17位のSONY FE 300mm F2.8 GM OSSは平均711,285円で、3位のEF 50mm F1.8 STM(10,396円)とは約68.4倍の差です。
顔ぶれも変わります。11〜20位はSONY Eマウントが6本と厚く、20位以内で唯一のサードパーティー製レンズであるTAMRON 90mm F/2.8 Di III MACRO VXDも、この帯に入りました。
下半期に向けた注目点
ひとつは、新しい単焦点が投入されたときに、既存のモデルがどうなるかです。上半期のFUJIFILM Xマウントでは、2025年発売のXF23mmF2.8 R WRが5位に入る一方、6位のXF27mmF2.8 R WR、1位のXF35mmF1.4 Rも同時に上位へ並びました。新しい一本が既存の一本を押し出すのか、それとも画角ごとに役割が分かれて併存し続けるのか。年間の集計で確かめたいところです。
もうひとつは、一眼レフ用のレンズがどこまで上位に残るかです。TOP10のうち8本はミラーレス用ですが、2位のEF 100mm F2.8L マクロ IS USMと3位のEF 50mm F1.8 STMは一眼レフ用のEFマウントで、どちらも上位に入りました。同じ画角のミラーレス用レンズに置き換わっていくのか、それとも価格や写りの面で選ばれ続けるのか。下半期の並びで確かめたい点です。
本記事の主なデータポイント(引用用)

記事・メディア掲載時には、「みんなのカメラ調べ」と明記の上で引用いただけます。
注目ポイント | データ |
|---|---|
単焦点1位 | FUJIFILM XF35mmF1.4 R(平均66,496円・2012年発売) |
TOP10の構成 | 標準単焦点(換算35〜55mm)7本+中望遠マクロ(90〜105mm)3本。マクロ撮影に対応するレンズは計4本 |
TOP10の価格帯 | 10,396円(EF 50mm F1.8 STM)〜142,436円(FE 50mm F1.4 GM)・約13.7倍。上半期ズームTOP10の約3.3倍に対し4倍以上の開き |
グループ別の価格幅 | 標準単焦点7本は10,396〜142,436円(約13.7倍)/中望遠マクロ3本は64,631〜88,404円(約1.4倍) |
TOP20の価格帯 | 10,396円〜711,285円(FE 300mm F2.8 GM OSS)・約68.4倍 |
マウント・メーカー内訳 | TOP10はFUJIFILM Xが3本で最多(メーカーはFUJIFILM3・Canon3・SONY2・Nikon2本)/TOP20はSONY Eが8本で最多に入れ替わる |
発売年 | TOP10の4本が発売から10年以上(2009年・2012年・2015年×2)。上半期ズームTOP10では1本のみ。TOP20の発売年は2009〜2025年 |
単焦点の比率 | 上半期のレンズ取引の約26%(ズームが約74%)。取引が成立した製品数は単焦点188・ズーム249 |
編集部コメント:単焦点は「格」ではなく「まだ埋まっていない画角」で選ばれている
単焦点レンズは、上位ラインか入門ラインか、新しいか古いかという軸で語られがちです。上半期の順位を見ると、その軸では顔ぶれを説明できません。
同じマウントの単焦点が複数そろって上位に入った点が、それを示しています。新しい一本が出たから古い一本が退く、という並びにはなっていません。それぞれが担当する画角が違うため、置き換えの関係になりにくいのだと考えられます。ズームが「1本でどこまでカバーできるか」で選ばれるとすれば、単焦点は「何を1本に決めるか」で選ばれている、という違いです。
そう考えると、単焦点を選ぶときに効いているのは、レンズの格でも発売時期でもなく、いま持っている機材で埋まっていない画角がどこか、という一点なのでしょう。上半期の上位に発売年の離れたレンズが同居したのも、その画角が必要な人にとっては、代わりの一本が存在しないからだといえます。
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