
2026年上半期 ミラーレス取引ランキングー1位はEOS R6 Mark II、TOP10の7機種はAPS-C【みんなのカメラ調べ】








みんなのカメラの2026年上半期(1〜6月)フリマ取引データを、ミラーレスカメラに絞って集計しました。ミラーレスの1位はCanon EOS R6 Mark II、2位はSONY α7 IV。上位2機は20万円台のフルサイズですが、TOP10の7機種はAPS-Cでした。フルサイズとAPS-Cで平均取引価格は約2倍ひらき、R6系・ZV-E10系・Z50系で新旧世代が同居しているのも面白い見どころです。
この記事のサマリー

ミラーレス総合1位はEOS R6 Mark II(平均216,001円)、2位はα7 IV(207,278円)。上位2機は20万円台のフルサイズ

TOP10の7機種はAPS-C。フルサイズ3機の平均約19万円に対しAPS-C7機は約9万円と、価格帯は約2倍ひらいた

TOP10の半分にあたる5機種は平均取引価格10万円未満。最も手頃なZ50は58,289円で、一台目やサブ機の候補になりやすい価格帯が上位の半分を占めた

R6系・ZV-E10系・Z50系で初代と後継機が同時にランクイン。初代の平均取引価格は後継機より約3.9万〜6.3万円低い

メーカーはCanon4機・SONY4機・Nikon2機で拮抗。首位はCanon
本データについて

- データソース:みんなのカメラのフリマ取引データ
- データ期間:2026年1月1日〜2026年6月30日(6ヶ月間)
- 対象カテゴリ:ミラーレス一眼カメラのみ
- 対象状態:商品状態を問わない
- 平均取引価格:対象期間中に成立した取引価格の平均
- 引用について:「みんなのカメラ調べ」と出典明記の上で引用可能
みんなのカメラの上半期取引にはコンデジ・一眼レフも含まれますが、本記事ではミラーレスだけを抽出して集計しています。
2026年上半期の全カテゴリの総合ランキングはこちら
なお、本データはみんなのカメラ上のフリマ取引に基づくものであり、日本のカメラ市場全体を代表するものではありません。みんなのカメラにおける取引傾向としてご覧ください。
【注目ポイント】ランキングから見えた3つの傾向

注目1|上位2機は20万円台のフルサイズ、TOP10の半分は平均10万円未満
1位のEOS R6 Mark II、2位のα7 IVはいずれもフルサイズの定番機で、平均取引価格は20万円台です。一方でTOP10全体を見ると、フルサイズは3機種、APS-Cは7機種。フルサイズ3機種の平均取引価格をならすと約19万円、APS-C7機種は約9万円で、同じミラーレスでも価格帯は約2倍ひらきました。
さらにEOS R10・ZV-E10・α6400・ZV-E10 II・Z50の5機種は平均10万円未満で、TOP10の半分を占めます。一台目やサブ機の候補になりやすい価格帯のAPS-C機が、上位の顔ぶれの半分を占めた—初期費用を抑えて選べるフリマという場と相性のよい構図です。
注目2|R6系・ZV-E10系・Z50系の初代と後継機が並び、初代の平均価格は約4万〜6万円低い
今回のTOP10で目を引くのは、初代と後継機がそろってランクインしたシリーズが3つあることです。Canon EOS R6(2020年)とEOS R6 Mark II(2022年)、SONY ZV-E10(2021年)とZV-E10 II(2024年)、そしてNikon Z50(2019年)とZ50II(2024年)の3組が並びました。平均取引価格の差を見ると、R6系は約6.3万円、Z50系は約4.8万円、ZV-E10系は約3.9万円で、初代を選べばそのぶん費用を抑えられます。
後継機の登場後も、先代にあたるモデルが上位に残った—この傾向は1〜2位にも見られます。EOS R6 Mark IIとα7 IVはいずれも2025年末に後継機(EOS R6 Mark III、α7 V)が登場しましたが、上半期のフリマ取引で上位に入ったのは、後継機ではなくこの2機でした。最新世代より価格を抑えて選びやすい一世代前のモデルとして、性能と価格のバランスを重視するユーザーに選ばれた可能性があります。
注目3|メーカーは拮抗。動画用途も視野に入る小型APS-Cも厚い
メーカー別ではCanon4機・SONY4機・Nikon2機と拮抗し、首位はCanonでした。もう一つの特徴が、ZV-E10系を中心とした小型APS-C機の厚みです。ZV-E10、ZV-E10 II、α6400の3機がランクインし、写真だけでなく動画用途も視野に入る小型ミラーレスが上位に入りました。
【メーカー別に見る】TOP10はCanon・SONY・Nikonの3ブランドに集約

ミラーレスTOP10をメーカー別に見ると、CanonとSONYが4機種ずつ、Nikonが2機種となりました。機種数ではCanonとSONYが並びましたが、上位の入り方や機種の役割には違いがあります。
メーカー | 機種数 | フルサイズ / APS-C | TOP5入り | TOP10内の平均取引価格 |
|---|---|---|---|---|
Canon | 4機種 | フルサイズ2機 / APS-C2機 | 3機種 | 約149,717円 |
SONY | 4機種 | フルサイズ1機 / APS-C3機 | 1機種 | 約109,851円 |
Nikon | 2機種 | APS-C2機 | 1機種 | 約82,508円 |
※平均取引価格は、TOP10内に入った各機種の平均取引価格をメーカー別に単純平均した参考値です。
Canonは、1位のEOS R6 Mark II、4位のEOS R7、5位のEOS R10、6位のEOS R6が入りました。フルサイズのR6系とAPS-CのR7・R10がどちらも上位に入り、高性能フルサイズとAPS-C機の両方で強さを見せた形です。
SONYは、2位のα7 IVに加え、ZV-E10、α6400、ZV-E10 IIがランクインしました。フルサイズの定番機を押さえつつ、動画・Vlogにも使いやすい小型APS-C機が複数入っており、フルサイズから軽量APS-Cまで用途の幅が広いことが特徴です。
Nikonは、Z50IIとZ50の2機種が入りました。どちらもAPS-Cで、新型と初代がそろってTOP10入りしています。機種数は2機種ですが、Z50系がミラーレスの入り口として上半期ランキングに残った点は注目できます。
TOP3だけを見ると、Canon、SONY、Nikonが1機種ずつ入り、メーカー間のバランスは拮抗しています。一方で、TOP5ではCanonが3機種を占めており、上位集中という意味ではCanonの存在感が目立つ結果となりました。
ミラーレス取引ランキング TOP10【2026年上半期】

【1位】Canon EOS R6 Mark II ボディ
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 216,001円 |
タイプ | フルサイズ |
ブランド | Canon |
発売年 | 2022年 |
高性能フルサイズを20万円台前半の平均取引価格で選べる定番機として、ミラーレス総合1位に立ちました。R6 Mark II はコンデジも含む半年のランキングでも首位です。
【2位】SONY α7 IV ILCE-7M4 ボディ
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 207,278円 |
タイプ | フルサイズ |
ブランド | SONY |
発売年 | 2021年 |
SONYフルサイズの定番機が2位に入りました。静止画・動画のどちらにも使いやすい万能機として、半年を通じて安定して選ばれています。
【3位】Nikon Z50II ボディ
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 106,727円 |
タイプ | APS-C |
ブランド | Nikon |
発売年 | 2024年 |
NikonのAPS-Cミラーレスが3位に入りました。10万円台前半の平均取引価格で、新しさ・軽さ・扱いやすさのバランスが取れた一台です。
【4位】Canon EOS R7 ボディ
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 134,126円 |
タイプ | APS-C |
ブランド | Canon |
発売年 | 2022年 |
APS-Cの高性能ミラーレスが4位に入りました。望遠・動体撮影を意識する人にとって、フルサイズより手頃に選べる高性能機という位置づけです。
【5位】Canon EOS R10 ボディ
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 96,083円 |
タイプ | APS-C |
ブランド | Canon |
発売年 | 2022年 |
10万円を下回る平均取引価格で、Canon RFマウントの入門〜中級機として上位に入りました。R7と並び、Canon APS-Cミラーレスの存在感を支えています。
【6位】Canon EOS R6 ボディ
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 152,659円 |
タイプ | フルサイズ |
ブランド | Canon |
発売年 | 2020年 |
初代EOS R6が6位に入りました。R6 Mark IIより価格を抑えつつフルサイズを選べる点が魅力です。R6系が新旧そろってランクインしたのは上半期の特徴でした。
【7位】SONY VLOGCAM ZV-E10 ボディ ブラック
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 58,559円 |
タイプ | APS-C |
ブランド | SONY |
発売年 | 2021年 |
5万円台の平均取引価格で、動画・Vlog用途のレンズ交換式カメラを始めやすい一台です。後継機が出た後も、初代の手頃さが強さを見せました。
【8位】SONY α6400 ILCE-6400 ボディ ブラック
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 76,479円 |
タイプ | APS-C |
ブランド | SONY |
発売年 | 2019年 |
発売から時間が経っても、軽量APS-Cミラーレスとして上位に入りました。価格が落ち着き、写真・動画の両方に使いやすい小型機として選ばれています。
【9位】SONY VLOGCAM ZV-E10 II(ZV-E10M2)ボディ ブラック
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 97,088円 |
タイプ | APS-C |
ブランド | SONY |
発売年 | 2024年 |
ZV-E10の後継機が9位に入りました。初代と後継機がそろってTOP10入りし、写真だけでなく動画用途も視野に入る小型ミラーレスの層の厚さを示しました。
【10位】Nikon Z50 ボディ
項目 | データ |
|---|---|
平均取引価格 | 58,289円 |
タイプ | APS-C |
ブランド | Nikon |
発売年 | 2019年 |
初代Z50が10位に入りました。TOP10で最も手頃な平均取引価格で、軽量なNikon APS-Cミラーレスの入り口として選ばれています。新型Z50IIと初代がともに上位に入りました。
ミラーレス取引ランキング TOP10 一覧【2026年上半期】
順位 | 製品名 | タイプ | ブランド | 平均取引価格 | 発売年 |
|---|---|---|---|---|---|
1 | EOS R6 Mark II ボディ | フルサイズ | Canon | 216,001円 | 2022年 |
2 | α7 IV ILCE-7M4 ボディ | フルサイズ | SONY | 207,278円 | 2021年 |
3 | Z50II ボディ | APS-C | Nikon | 106,727円 | 2024年 |
4 | EOS R7 ボディ | APS-C | Canon | 134,126円 | 2022年 |
5 | EOS R10 ボディ | APS-C | Canon | 96,083円 | 2022年 |
6 | EOS R6 ボディ | フルサイズ | Canon | 152,659円 | 2020年 |
7 | VLOGCAM ZV-E10 ボディ ブラック | APS-C | SONY | 58,559円 | 2021年 |
8 | α6400 ILCE-6400 ボディ ブラック | APS-C | SONY | 76,479円 | 2019年 |
9 | VLOGCAM ZV-E10 II(ZV-E10M2)ボディ ブラック | APS-C | SONY | 97,088円 | 2024年 |
10 | Z50 ボディ | APS-C | Nikon | 58,289円 | 2019年 |
本記事の主なデータポイント

記事・メディア掲載時には、「みんなのカメラ調べ」と明記の上で引用いただけます。
注目ポイント | データ |
|---|---|
ミラーレス1位 | EOS R6 Mark II ボディ(平均216,001円) |
ミラーレス2位 | α7 IV ILCE-7M4 ボディ(平均207,278円) |
フルサイズとAPS-Cの価格帯 | フルサイズ3機 約19万円 / APS-C7機 約9万円(約2倍差) |
平均10万円未満の機種数 | 5機種(TOP10の半分) |
新旧世代が同居 | R6系・ZV-E10系・Z50系(初代+後継がランクイン) |
初代と後継機の平均価格差 | 約3.9万〜6.3万円 |
メーカー内訳(TOP10) | Canon4機・SONY4機・Nikon2機 |
TOP10で最も手頃 | Z50 ボディ(58,289円) |
編集部コメント:20万円台のフルサイズと、10万円未満のAPS-C。二層で動くミラーレス
2026年上半期のミラーレスは、20万円台のフルサイズ2機が頂点に立ち、その裾野をTOP10の半分を占める平均10万円未満のAPS-C機が支えるかたちで動きました。手に取りやすい価格帯の機種が取引の裾野を支える構図が、順位にそのまま表れています。
一方で、R6系・ZV-E10系・Z50系では初代と後継機が同じランキングに並び、上位2機も後継機の登場を経てなお取引の中心にいます。最新であることや価格の高さよりも、実力と価格のバランスが取れた世代が選ばれる—半年という単位で見ると、ミラーレス選びのそんな現実が浮かび上がってきます。
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