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【2026年版】Canon EOS R10のレビュー比較まとめ








軽量ボディで子どもの運動会から旅行スナップ、4K動画まで1台でこなしたいなら、Canon EOS R10は2026年でも有力候補です。強みは被写体認識AFの賢さと最高約15コマ/秒の連写、バリアングルでの撮り回し。弱みはボディ内手ブレ補正がなく、暗所や動画ではレンズ選びが結果を左右することです。写真中心か動画中心かで、同じR10でもおすすめの設定とレンズ構成は変わります。実機レビューの評価も踏まえ、AF・画質・動画・バッテリー・レンズ選びのつまずきポイントを具体例とともに紹介します。
この記事のサマリー

AF追従と連写は同価格帯トップ級。動体の撮影で失敗が減る

4Kは30pが本命、60pはクロップ。画角と手ブレの設計が重要

ボディ内手ブレなし。暗所はレンズISとシャッター速度の工夫が前提

キヤノン公式の新品価格はボディ132,000円(税込)。キットは148,500円(税込)〜

競合は同価格帯APS-Cが中心。手ブレ・色・操作感の優先度で選び方が変わる
Canon EOS R10のレビュー要点
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Canon EOS R10は、被写体認識AFと高速連写が特徴のカメラです。ここでは、おすすめできる人とやや不向きな人の特徴やカメラの特性を紹介します。
おすすめな人
Canon EOS R10は、子どもやペットなど、チャンスが短い被写体を失敗なく撮影したい人に向きます。被写体認識AFと高速連写が、一瞬の撮影チャンスを逃しません。構図に集中しやすいのも大きいといえるでしょう。Digital Camera Worldは、軽く手頃な初心者向けボディに先進的な仕様を詰めていると述べています。持ち出しやすい軽さで、速さで成功体験を積めるのも大きいでしょう。
旅行や日常スナップでも、バリアングルは武器になります。ローアングルで子ども目線に合わせたり、混雑で高く掲げたりと、撮れる角度が増えます。結果として写真のバリエーションが増え、上達も早く感じやすいでしょう。
不向きな人
合わないのは、暗所や望遠の手持ち撮影が多く、ボディ内手ブレ補正で止めることを前提にしたい人です。R10はボディ内手ブレ補正が非搭載なので、レンズISや撮影姿勢の工夫が必須になります。特に夕方のスポーツや室内行事は、ここで差が出やすいでしょう。
また、動画で外部モニターとヘッドホンを併用し、音を拾いたい人には不向きです。マイク端子はありますが、ヘッドホン端子がないためで、撮影後に確認することしかできません。そのため、長回しより短いテイクで積み上げる撮り方の方が良いでしょう。さらに連写は速い一方、RAWで長い山場を粘り続ける撮り方は得意ではありません。設定を詰めて短いバーストモードで勝負するほうが歩留まりが上がります。長回し連写を多用するなら、バッファや保存形式の設計まで含めて考える必要があります。
要素別レビュー早見表
ここからは、Canon EOS R10の実力を要素ごとに整理します。総合評価だけでは見えにくいメリットとデメリットを、操作性・画質・AF・連写・動画・手ブレ・バッテリー・レンズの観点から見ていきましょう。
要素 | 評価一言まとめ |
|---|---|
操作性 | 軽量でも握りやすい。操作導線が素直 |
画質 | 低ISOはシャープ。高ISOは早めに劣化しやすい |
手ブレ | ボディ内手ブレなし。レンズIS前提 |
AF | 被写体認識が強く、追従で歩留まりが上がる |
連写 | 最高約15コマ/秒。電子23コマ/秒は歪みに注意 |
動画 | 4K30が得意。4K60はクロップで画角設計が要る |
バッテリー | 予備前提が安心。USB給電も活用 |
レンズ | 純正中心で迷いにくいが、選択肢は発展途上 |
上記の表から分かる通り、R10はスピードとAF性能に明確な強みがある一方、手ブレ補正や暗所性能は撮り方とレンズ選びに左右されます。すべてを平均的にこなす万能機ではありませんが、用途が合えば価格以上の満足度を得やすい作りです。
Canon EOS R10の基本情報
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R10は現在も現行ラインとして販売が続いており、軽量ボディと高速AF・連写を軸に「最初のRFミラーレス」として定番化したモデルです。ここでは何ができて何ができないのかを具体的に説明します。価格帯とキット構成、そしてスペックが実際の撮影シーンでどう効くのかを確認しておきましょう。
発売状況と国内価格の目安
R10は2026年2月時点でも新品で入手しやすく、キット構成も分かりやすいのが強みです。標準ズームはRF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM、高倍率ズームはRF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMが定番です。キヤノンオンラインショップの販売価格は、ボディが132,000円(税込)、18-45mmレンズキットが148,500円(税込)、18-150mmレンズキットが181,500円(税込)です。迷ったら、望遠域が必要かどうかでキットを決めると失敗しづらいでしょう。後からレンズを足す前提なら、まず標準キットで始める手もあります。
周辺機能の小さなアップデートもあります。The Vergeは、R10向けに被写体位置を揃えるクロッピングガイドが有償で提供されているとしています。縦動画やサムネ用途が多い人は確認しておきましょう。
主なスペック要点
R10の主要スペックを以下にまとめます。
項目 | 値 |
|---|---|
センサー | APS-C CMOS 有効約24.2MP |
常用ISO感度 | ISO 100〜32000 |
AF | デュアルピクセルCMOS AF、最大651分割/最大4503ポジション |
連写 | 最高約15コマ/秒(メカ/電子先幕)、最高約23コマ/秒(電子) |
動画 | 4K30(6Kオーバーサンプリング)、4K60(クロップ) |
手ブレ補正 | ボディ内手ブレ補正なし、動画電子ISあり |
EVF | 0.39型 OLED 約236万ドット |
背面モニター | 3.0型 バリアングル 約104万ドット |
記録メディア | SD/SDHC/SDXC(UHS-II/UHS-I) |
AFはデュアルピクセルCMOS AFで、連写はメカ最高約15コマ/秒、電子で最高約23コマ/秒。動画は4K30が高品位で、4K60も対応しますがクロップが入ります。EVFは約236万ドット、背面はバリアングルなので、撮影姿勢の自由度も確保されています。一方でボディ内手ブレ補正は非搭載です。暗所と望遠はレンズISの有無が結果を左右します。記録メディアはSD UHS-IIの1スロットなので、バックアップは運用で守る考え方になります。さらに4K60や電子ISは画角に影響するため、動画ではレンズの広角側が効きます。軽さと引き換えに、設計思想がはっきりしています。
後継機と競合の世代交代
2026年2月時点で、R10の後継機は発表されていません。現行機として価格と在庫の安定感が増しているため、購入もしやすいでしょう。
一方で競合側は世代交代が進みました。例えばAPS-Cの新世代として、Nikon Z50IIが登場し、入門機でも4K60や被写体認識が当たり前になりつつあります。カタログ上の差が縮まった分、使い勝手の差が効いてきます。同価格帯では、Sony α6400の堅実さや、FUJIFILM X-S20の色づくりと動画機能が比較対象です。R10は速さと軽さで勝負する立ち位置で、動体撮影の快感が強みになります。
Canon EOS R10のデザインと操作性のレビュー
カメラの持ち出し頻度を左右するのがデザインと操作性です。R10は軽い一方でグリップがしっかりしていて、AF操作も直感的。一方手が大きい人や長玉中心の撮影が多い人には、ホールド感の好みが分かれます。撮影スタイルに合うかどうかを、具体的な使い方で見ていきましょう。
グリップとダイヤル操作の実用性
手に取って最初に効くのはグリップ形状です。R10は小型でも握り込みやすく、指が迷いにくい配置になっています。ジョイスティックでAF枠を動かせるので、動体でも視線がブレにくいでしょう。撮影中に設定を触る回数が減るのは、メリットといえるでしょう。Imaging Resourceは、小型でもエルゴノミクスが優れていて物理操作系が充実し、中級者にも嬉しいと評価しています。軽量機でここを外さないのがR10の良さで、撮影テンポが崩れにくいです。シャッターを切る気持ちよさにもつながるでしょう。
一方で手が大きい人の場合は、やや窮屈に感じることがあります。長玉を多用するならストラップ位置や持ち方で負担を分散し、右手だけで支えない意識を持つと疲れにくくなります。小型ボディは支え方を工夫することが上達の近道です。
EVF・バリアングルと操作カスタム
EVFは約236万ドットで、最新の高精細EVFと比べれば情報量は控えめです。それでも晴天下の動体ではモニターよりフレーミングが安定し、結果として手ブレも抑えやすくなります。明るい屋外ほどEVFの恩恵を感じやすいです。バリアングルはローアングルや自撮りで効きます。混雑した観光地で高めに掲げる、子どもと同じ目線に落とすなど、撮影できる角度が増えるのがメリットです。タッチ&ドラッグAFを覚えると、覗いたままAF位置を送れて快適になります。ここがR10の“軽さの価値”を底上げします。
競合機と比べると、R10は設定の迷いが少ない方向に寄せた印象です。α6400は設定項目が多く、メニューの階層も深めのため慣れるまでに時間がかかる可能性があります。X-S20は色づくりが魅力ですが、ボタン配置の相性は人を選びます。細かいところまで確認すると、満足度の高い選択ができるでしょう。
Canon EOS R10の画質評価
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via:TechRadar(作例)
画質はセンサーだけで決まらず、露出とレンズで印象が変わります。R10は低ISOで素直に解像し、日中のスナップは気持ちよく撮れます。一方、高感度は苦しくなる傾向があるので、暗所の撮り方がポイント。失敗しない露出の作り方を中心に、実戦目線で整理します。なおRAW派でもJPEG派でも、露出の作り方は共通です。
低ISOの解像感とJPEGの素直さ
R10は日中や明るい室内のシャープでクリアな描写が得意です。肌や空の階調も自然で、JPEG撮って出しでも破綻しにくい印象があります。スナップのテンポを崩したくない時に助かるでしょう。写真が“軽くなる”タイプの写りです。露出はハイライトを飛ばさないことが基本です。明暗差のある場面では、-0.3〜-0.7EVに振っておくと救えるコマが増えます。RAW現像派でも、白飛び回避の露出が結果的にノイズも抑えます。撮影時に意識すると、現像がラクになります。
レンズの違いも出やすいので、解像感に物足りなさを感じたらレンズ側を見直すのが早道です。キットで撮れる範囲を掴んでから単焦点を足すと、伸びしろが分かりやすいです。ボディより先にレンズで変わるカメラだと覚えておきましょう。
高感度ノイズと暗所での守り方
高感度は万能ではありません。夜景や屋内イベントを多用するなら、レンズの明るさと手ブレ対策が大切です。暗所は撮り方の設計が必要で、PetaPixelはISOを上げると画質の劣化が早く、ISO800を超えると破綻しやすいと述べています。対策は、シャッター速度を落としすぎないこととレンズISを活用することです。被写体が動くなら連写で止まった瞬間を拾うのも有効です。暗所重視なら手ブレ補正が強いX-S20が候補になります。R10は日中〜夕方の動体でこそ輝きます。そのため、暗所に強いカメラとして選ぶより、暗所をどう回避するかで選ぶべき機種ともいえるでしょう。
Canon EOS R10のAF性能
R10を選ぶ一番の理由になりやすいのがAFです。R10は動体でも迷いが少なく、設定を追い込まなくても結果が出やすいのが魅力です。おすすめ設定と競合との違いを、撮影シーン別にまとめます。特に運動会やペット撮影の歩留まりが変わります。
被写体認識AF追従の強み
Camera Labsは、フレーム全域をカバーするAFと人物・動物・車両検出に対応する点を挙げています。また、画面の端から入ってくる被写体でも追い始めるので、フレーミングを優先しやすいメリットもあるでしょう。運動会の走り出しでも置いていかれにくく、シャッターを切る回数が増えます。動体を撮る時の置きピン頼みから抜け出しやすく、初心者ほど差を感じやすい部分です。R10の評価が高い理由の中心がここです。なお追従に迷ったら、タッチやジョイスティックで主役を一度指定すると安定します。そこから認識に戻すだけで、再び瞳に吸い付くように追ってくれます。設定より“指定する癖”が効果的です。撮影のテンポが一段軽くなります。
失敗を減らすAF設定と競合比較
初心者は、まず顔+追尾や動物検出を中心に運用すると分かりやすいでしょう。被写体が複数いる場面では、タッチで主役を指定してから撮ると誤爆が減ります。ピントの迷いが減るだけで写真の印象が変わります。横切る被写体は、ゾーンAFの幅を絞るのが効果的です。背景に引っ張られづらくなり、結果として歩留まりが上がります。連写と組み合わせるなら、電子先幕の15コマ/秒を基本にすると安定します。電子シャッターは場面を選ぶのが無難です。
撮影シーン別に見ると、R10は設定を詰め込まなくても結果が出やすい点が強みです。運動会やペットでは「被写体検出+全域AF」を基本に、迷ったらタッチで主役を一度指定すると追従が安定します。人物が密集する場面ではゾーンAFに切り替えると誤爆を抑えられます。競合のSony α6400は設定次第で精度を詰められる反面、作り込みが前提。Nikon Z50IIは新世代プロセッサにより被写体認識AFや4K60動画などが初期設定でも使いやすいですが、追従の癖は把握が必要です。FUJIFILM X-S20は動画AFや色づくりが魅力といえます。
Canon EOS R10の連写性能とレスポンス
動体撮影ではAFだけでなく、連写のテンポが結果を左右します。R10はメカで最高約15コマ/秒、電子で最高約23コマ/秒。数字だけ見ると万能に見えますが、シャッター方式で歪みやバッファの体感が変わります。失敗しにくい使い分けを、具体例で紹介します。
15コマ/秒の武器とシャッター選び
連写は多ければ良いわけではありません。ピークが読める被写体なら、短いバーストで刻むほうが編集が楽で、シャッターの迷いも減ります。走り出しやジャンプの瞬間など、狙いどころを決めるのがコツです。連写は“タイミングを拾う保険”として使う良いでしょう。PhotographyBlogは、メカでの高速連写や静音の電子連写といった性能面を強調しています。軽いボディでこの速度を出せるので、手持ちでも当たる確率を上げやすいのがR10の強みです。動体撮影の入口としては十分以上でしょう。
電子23コマ/秒は便利ですが、動体で歪みが出ることがあります。速いパンや回転体は電子先幕の15コマ/秒に戻すだけで失敗が減ります。まずは15コマ/秒を基準にし、必要な時だけ電子へ切り替える運用が安全です。シャッター方式を迷ったら、電子先幕で始めましょう。
バッファ・カード運用と競合比較
15コマ/秒時の連続撮影可能枚数はRAWで約21枚が目安です。ここは長回し連写を想定すると弱点になります。山場が長い競技では、連写の押しどころを作る必要があります。撮影前に“連写の使い方”を決めておくと安定します。対策はUHS-II対応SDカードを前提にし、撮影フォーマットを整理することです。動体はJPEG中心にして、決めカットだけRAWに寄せると詰まりにくくなります。連写の押しっぱなしを減らすだけでも、バッファの体感は大きく変わります。撮影後の整理も楽になります。
競合機でもバッファは撮り方で体感が変わります。α6400は運用ノウハウが多く、Z50IIは世代交代で改善傾向、X-S20は動画寄りです。連写は数値だけでなく、合焦率と編集のしやすさで比較しましょう。
Canon EOS R10の動画性能
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R10は写真寄りに見えますが、動画も守備範囲が広い機種です。4K30は高品位で、4K60も撮れます。ただし60pはクロップで、電子手ブレ補正でも画角が変わります。撮りたい動画の種類によって、レンズと設定の最適解が変わるので現実的な運用を整理します。写真の延長で動画を始めたい人には相性が良いです。撮影前の段取りで結果が変わります。
4K30の画質と4K60クロップの現実
4K30は6Kオーバーサンプリングから生成され、ディテールが出やすいモードです。Vlogや家族動画なら、まずここを基準にすると失敗しません。画角も素直なので、レンズ選びが読みやすいでしょう。動画はまず4K30で“型”を作るのが近道です。TechRadarは、クリエイター向けの強力なツールとしてR10を紹介しつつ、用途によっては制約もあると述べています。4K60のクロップは、画角設計を間違えると想像以上に寄り、室内で窮屈になりがちです。撮る前に寄る前提で構図を作りましょう。
60pが必要なら、レンズ側で広角を確保するのが現実的です。撮影距離にも余裕を持たせ、30pと60pを切り替える運用を想定しておくと迷いません。動画電子ISを使うとさらに画角が狭まる点も要注意です。撮影距離と画角は、セットで考えるのがコツです。
動画熱・音・手ブレの運用術
長回しでは熱とバッテリーに気を配る必要があります。R10の目安は4Kで約1時間5分の連続撮影としていますが、環境で変動します。特に炎天下の屋外や室内での連続運用には、気をつけましょう。音は外部マイクを使うだけで一気に安心感が上がります。ヘッドホン端子はないので、録音レベルを事前に決め、短いテイクで区切る運用が向きます。話し声中心なら、マイク位置と風対策だけでも違いが出ます。
手ブレは動画電子ISに頼れますが、画角がさらに狭まる点は注意です。歩き撮りや暗所動画を重視するなら、手ブレ補正が強いX-S20が刺さる場面もあります。R10は短尺をテンポよく撮るスタイルにおすすめです。用途が短尺か長尺かで評価が逆転する点に注目です。
Canon EOS R10の手ブレと暗所撮影のコツ
ボディ内手ブレ補正がないR10では、暗所の結果が撮り方で大きく変わります。手ブレと被写体ブレを分けて考え、レンズISとシャッター速度で守るのが基本です。ここを押さえるだけで、夜景や室内でも失敗が減ります。無理なく撮れる条件と、避けたい条件を具体的にまとめます。夜の街撮りや室内でも、工夫次第で十分戦えます。
ボディ内手ブレ補正なしの撮り方
困るのは、望遠での夕方スポーツや室内行事のようにシャッター速度を稼ぎにくい場面です。被写体ブレも絡むので、ただISOを上げるだけでは解決しません。速度の下限を決めるのが出発点です。止めたい被写体の動きから逆算しましょう。Fstoppersは、ボディ内手ブレ補正がない点を欠点として挙げています。ここが買ってから気づきやすい落とし穴で、対策はレンズと撮り方に寄ります。IS付きレンズの優先度が上がるのは、このためです。
動体は止める優先、静物は姿勢で止める優先、と割り切るのがコツです。肘を体に締め、呼吸を止めてシャッターを切るだけでも差が出ます。バリアングルで脇を締めやすい姿勢を作るのも有効です。
暗所で画質を守る実戦テク
暗所の基本は、露出を無理に持ち上げないことです。暗部を現像で上げるほどノイズが目立つので、撮影時に少し明るめを狙うか、ハイライトを守るかを決めます。迷ったらハイライト優先が安全です。暗所は“あとで直す”より“撮影で守る”が効きます。
手ブレが心配な時は、連写で止まった瞬間を拾うのがおすすめです。AFが強いので、枚数を稼いでベストを選ぶ戦い方が成立します。シャッター速度の下限を上げるほど、歩留まりで取り返しやすいです。結果を出すコツは“枚数の使い方”です。競合機ではX-S20の手ブレ補正が暗所で効きます。α6400やZ50IIもボディ内手ブレはないので、レンズと速度設計は共通課題です。暗所が主戦場なら、ボディ側の手ブレ補正の有無で割り切るのが近道です。R10は暗所より、夕方までの動体で強みが出ます。
Canon EOS R10のバッテリーと記録メディア運用
軽いカメラほど、バッテリーとカード運用のつくりがポイントになります。R10はLP-E17で、撮影可能枚数の目安はEVFとモニターで差が出ます。さらにSD UHS-IIの1スロット運用なので、バックアップの仕組みが安心材料になります。
バッテリー運用とUSB給電
撮影可能枚数の目安は、EVFで約210〜260枚、モニターで約350〜430枚です。旅行の丸一日や動画併用では、予備を持って行った方が安心です。ePHOTOzineは、軽量コンパクトでAFが速い点を長所に挙げています。対策は、こまめな電源OFFとEVFを省電力優先にすることです。USB-Cでの給電・充電もできるので、移動中に回復させる設計をしておくと安心です。動画は撮影前に残量を揃えておくと、途中で焦りにくくなります。
SD UHS-II 1スロットの整理術
カードはUHS-II対応のものを選び、容量は動画を撮るかで決めるのがおすすめです。4Kの高ビットレートはカード性能も要求され、書き込みが追いつかないと止まります。古いカードを混ぜないようにしましょう。1スロット運用では、バックアップの仕組みが重要です。旅行なら1日ごとにカードを分ける、撮影後はスマホやSSDにコピーするなど、使い方次第ででリスクを下げられ、帰宅後の整理も早くなります。
競合機でも使い方の方向性は似ています。α6400やZ50II、X-S20も基本は1スロット運用なので、ここはR10だけの弱点ではありません。一方で上位機ではデュアルスロットで解決する場合もあります。R10は軽さと引き換えに運用で守るカメラだと理解しておくと納得しやすいでしょう。
Canon EOS R10でレンズを揃える考え方
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R10はレンズで化けるカメラです。ボディが軽いぶん、レンズを足した時の表現の伸びが分かりやすいといえます。一方、選び方を誤ると弱点だけが目立ちます。ここでは、目的別の追加レンズと考え方を整理します。
最初に揃えたいRF/RF-Sレンズ
標準ズームで日常を撮れる状態を作ったら、次は目的別に足すのが近道です。背景ボケや室内ならRF 50mm F1.8 STMが手頃で、ISOを上げすぎずに済みます。人物の表情がぐっと立体的になります。まずはこの1本で“写りの変化”を体験すると良いでしょう。広角が欲しいなら、RF-S10-18mm F4.5-6.3 IS STMが分かりやすい選択です。4K60のクロップを見越して画角を確保したい用途とも相性が良いです。室内の全景や旅行の風景で、入れたいものが入る安心感があります。自撮りや集合写真でも役に立ちます。
望遠は軽さを優先するならRF-S55-210mm F5-7.1 IS STM、より遠くを狙うならRF 100-400mm F5.6-8 IS USMが現実的です。運動会や野鳥の入口として、R10のAFと連写を活かしやすい組み合わせです。どちらも持ち出しやすい重量感です。
レンズ選択肢とシステムの伸びしろ
R10ではレンズISの有無が撮影自由度を左右します。標準ズームで限界を感じたら、まずIS付きレンズや明るい単焦点に寄せると成功率が上がります。ボディ側で補えないぶん、レンズに投資する意味がはっきりしています。特に暗所と望遠は差が出ます。Amateur Photographerは、RF-Sネイティブレンズの選択肢がまだ限られる点に触れています。だからこそ用途を決めて必要な1本を選ぶほうが、結果的に迷いません。焦って揃えるより、必要な時に足すほうが満足度は高いでしょう。
競合のα6400は他社レンズまで含めると選択肢が膨大で、X-S20も表現の幅が広いです。R10は純正中心に組むと迷いにくく、撮影に集中しやすいのがメリットになります。迷ったら、まず“軽さを崩さない”レンズから選ぶのがおすすめです。
Canon EOS R10と競合機の比較
R10を買うべきか迷った時にぶつかる競合3機種と比較します。結論は、動体と写真中心ならR10が有利で、動画や色づくりの優先度が高いほど別解が見えます。重要視させる軸をはっきりさせると、自分に合ったものが選べるでしょう。
機種 | 立ち位置 |
|---|---|
Canon EOS R10 | 高速AFと連写で動体に強い。ボディ内手ブレなしでレンズ設計が重要 |
Sony α6400 | レンズ選択肢が豊富で堅実。長く使える定番だが操作思想は好みが分かれる |
Nikon Z50II | 新世代プロセッサで機能強化。4K60や操作性が魅力だがIBISは非搭載 |
FUJIFILM X-S20 | 色づくりと動画機能が強い。手ブレ補正も武器でクリエイター寄り |
比較で効くのは「何を失って何を得るか」
R10は動体に強い一方、手ブレ補正や拡張性を割り切っています。ここが許容できるなら、価格以上の結果を出しやすいカメラです。逆に、弱点がそのまま不満になりやすい一面もあります。欲しい機能の優先順位を、ここで一度並べ替えましょう。
Engadgetは、R10をスピード感のある入門機として評価しつつ、いくつかの制約もあると伝えています。良い点だけでなく割り切りも含めて選ぶべきだ、というスタンスは参考にしておきたいものです。“万能機ではないが刺さる人には強い”タイプといえるでしょう。α6400はレンズの自由度で困りにくく、X-S20は手ブレと動画で強い。Z50IIは新世代の便利さが魅力です。
R10を選ぶ決め手と上位機へのステップ
R10の魅力はAFの歩留まりと連写の気持ちよさです。運動会やペット、鉄道、飛行機など、被写体が動くほどR10の価値が上がります。軽いので持ち出しやすく、結果として撮影経験が増えるのも利点です。上達しやすい機種ともいえるでしょう。一方、暗所・長回し動画・二重記録などを多く撮りたいのであれば、最初から上位機を視野に入れることがおすすめです。同じAPS-Cでも手ブレ補正や拡張性を重視するならCanon EOS R7が現実的な候補になります。
基本的にR10はキットで始めて、単焦点や望遠を足していく運用が向きます。撮りたいものが自然に見えてきたら、そこで初めて上位機や別システムを検討すると良いでしょう。また、買う前に、必要なレンズまで含めて想像しておくと失敗が減ります。迷いが残るなら、暗所の割合だけでも確認しておきましょう。
Canon EOS R10のレビューまとめ
Canon EOS R10は、軽さと被写体認識AF、最高約15コマ/秒の連写で動体撮影の成功率を上げられるAPS-Cミラーレスです。弱点はボディ内手ブレ補正がなく、暗所や4K60ではレンズ選びと画角設計が結果を左右することで、暗所撮影の比率が高い場合はここが満足度の分かれ目になります。キヤノンオンラインショップ価格では132,000円(税込)からと手が届きやすく、まずはキットで始めて目的別レンズを足す方法もおすすめです。導入は暗所と動画をどこまで重視するか、そして手ブレ補正をボディに求めるかがポイント。迷うなら普段よく撮る被写体を3つ挙げて必要なシャッター速度とレンズを想像すると良いでしょう。
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