Summilux-M 35 f/1.4 ASPH.に「Safariデザイン」登場 M11-P Safariと揃えたい

Summilux-M 35 f/1.4 ASPH.に「Safariデザイン」登場 M11-P Safariと揃えたい

ライカM11-P Safari ボディ
ライカM11-P Safari ボディ
出品待ち
落ち着いたトーンの外装が、道具としての佇まいを引き立てる一台。描写は自然で、緑や土色の階調も破綻なくまとめます。旅先のスナップや街路樹の重なり、質感を大切にしたポートレートまで幅広く対応。操作は簡潔で、構図の整理が素早いのも魅力。持ち出すことが楽しくなり、使い込むほどに手に馴染みます。静かな所作で周囲に配慮でき、プリントまで見据えた一貫性も心強い、頼もしい相棒です。陰影の階調はしなやかで、葉の重なりや布の質感も気持ちよく再現。日常から旅、作品づくりまで無理がなく、後処理の追い込みにも素直に反応します。
SUMMILUX-M f1.4/35mm
SUMMILUX-M f1.4/35mm
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開放では柔らかさの中に芯が立ち、絞れば精緻に締まる、表現幅の広い一本。ハイライトの滲みや立体感の出方が美しく、人物や夜景にもしっとりと馴染む。周辺までの均質性も良好で、逆光下でも粘りのあるコントラスト。ピント合わせは直感的で、MFリングのトルクは心地よい。動画でもブリージングが控えめで、構図が乱れにくい。印象的な描写を求める撮影者に応える。肌のハイライトは階調豊かに転び、柔らかなボケとの境界が自然。寄れば背景の整理がしやすく、被写体の輪郭にほどよい艶を与える。携行性は高く、日常のスナップでも瞬間を逃さない。

ライカがMマウントレンズ4本のデザインバリエーションを発表しました。そのうちの1本が、Summilux-M 35 f/1.4 ASPH.の「Safariデザイン」版です。描写・構造は通常モデルと同等とされつつ、外装を“ライカ サファリ”の意匠で仕立てたコレクタブルな1本として登場します。

Author
筆者
みんカメ編集部
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この記事のサマリー

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Summilux-M 35 f/1.4 ASPH.にサファリ仕様が追加され、マットなオリーブグリーン外装と専用ディテールで“持ち出したくなる35mm”として登場。

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M11-P Safariとの統一感を狙える特別デザインで、真鍮フォーカスタブや赤白スケールがサファリらしい道具感を強調する。

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性能は通常版同等を前提に、スナップ万能の35mm F1.4を“気分が上がる一本”として選べるのが最大の魅力。

Safariデザインのポイント

最大の特徴は、耐久性をうたうマットなオリーブグリーン仕上げ。ボディ側ではLeica M11-P Safariと相性の良いカラーリングとして位置付けられています。さらに、シルバークローム仕上げの真鍮製フォーカスタブ、フィート(赤)とメートル(白)で色分けされた距離目盛りなど、サファリらしい“道具感”と特別感を両立したディテールが盛り込まれています。

なぜ35mm F1.4が「サファリ」と相性いい?

35mmは、被写体に寄って臨場感を出しつつ、背景の情報も残せる“報道・スナップの王道レンジ”。そこにF1.4の明るさが加わると、夜の街や室内でもシャッタースピードを稼げるうえ、周辺をふわっと溶かした主役の立て方もできます。派手なボケで勝負するというより、「空気ごと写して、主役も立てる」方向に強いのが35/1.4の気持ちよさ。サファリの無骨な色味と、ミニマルなMシステムの撮影スタイルは、不思議と噛み合います。

近接撮影距離の“拡張”にも注目

サファリエディションの3本(35/1.4 ASPH、50/1.4 ASPH、28/2 ASPH)は、近接撮影距離が拡張された仕様である点も魅力として触れられています。M型レンジファインダーの撮影では、近距離になるほどシビアになりがちですが、寄れるレンズは日常のスナップでも表現の幅が増えます。

価格・発売時期

同時に新デザインの発売が開始されたのはライカの人気レンズ4本です。12/4から4本ともLeica StoreやB&Hで予約受付開始済です。それぞれレンズごとに価格は異なリます。

レンズ名

販売価格

B&H 予約URL

Leica Summilux-M 50mm f/1.4 ASPH II, Safari

5,495$(852,000円)

B&H

Leica Summilux-M 35mm f/1.4 ASPH FLE II, Safari

6,795$(1,053,500円)

B&H

Leica Summicron-M 28mm f/2 ASPH III, Safari

5,995$(929,500円)

B&H

Leica Summilux-M 50mm f/1.4, Glossy Black Paint Finish

4,595$(712,400円)

B&H

まとめ

“特別色”は見た目の贅沢で終わりがちですが、サファリの場合は「持ち出したくなる道具感」が本質。いつも黒い機材ばかりで気分が上がらない人ほど、撮影に出る回数がちょっと増えるかもしれません。35mm F1.4は使い手を選ばない万能域なので、「最初のサファリレンズ」としても良い選択になりそうです。


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ライカM11-P Safari ボディ
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落ち着いたトーンの外装が、道具としての佇まいを引き立てる一台。描写は自然で、緑や土色の階調も破綻なくまとめます。旅先のスナップや街路樹の重なり、質感を大切にしたポートレートまで幅広く対応。操作は簡潔で、構図の整理が素早いのも魅力。持ち出すことが楽しくなり、使い込むほどに手に馴染みます。静かな所作で周囲に配慮でき、プリントまで見据えた一貫性も心強い、頼もしい相棒です。陰影の階調はしなやかで、葉の重なりや布の質感も気持ちよく再現。日常から旅、作品づくりまで無理がなく、後処理の追い込みにも素直に反応します。
SUMMILUX-M f1.4/35mm
SUMMILUX-M f1.4/35mm
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開放では柔らかさの中に芯が立ち、絞れば精緻に締まる、表現幅の広い一本。ハイライトの滲みや立体感の出方が美しく、人物や夜景にもしっとりと馴染む。周辺までの均質性も良好で、逆光下でも粘りのあるコントラスト。ピント合わせは直感的で、MFリングのトルクは心地よい。動画でもブリージングが控えめで、構図が乱れにくい。印象的な描写を求める撮影者に応える。肌のハイライトは階調豊かに転び、柔らかなボケとの境界が自然。寄れば背景の整理がしやすく、被写体の輪郭にほどよい艶を与える。携行性は高く、日常のスナップでも瞬間を逃さない。

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