
Summilux-M 50 f/1.4(Classicライン)に“光沢ブラック”版が登場
ライカはMレンズ4本の新デザインバリエーションを発表し、そのうち1本として「Summilux-M 50 f/1.4(Classicライン)」の光沢ブラック仕上げを投入しました。サファリの3本とは別方向の“伝統的なライカの美学”を前面に出した仕様で、ブラックペイントならではの艶と、使い込むほどに表情が変わる経年変化を楽しめるモデルです。
この記事のサマリー

ClassicラインのSummilux-M 50 f/1.4に光沢ブラック版が追加され、ブラックペイントの“艶”とクラシックな存在感を前面に出したモデルが登場。

使い込むほど真鍮が顔を出すパティーナ(経年変化)を楽しめる仕様で、レンズ自体が“育つ道具”になるのが魅力。

レンズフードまで光沢ブラックで統一され、見た目の塊感・所有感を重視するMユーザーに刺さる仕立て。
なぜ光沢ブラックが特別なのか

ライカ公式は、光沢のあるブラックペイント仕上げを「長年もっとも人気の高いルックのひとつ」と位置づけ、この50mm F1.4に独特の存在感を与えると説明しています。さらに、開放付近での撮影で得られる“絵になるボケ”が、このクラシックレンズのイメージにも、ブラックペイントの特別感にも似合う、という語り口で紹介されています。
“育つレンズ”:パティーナ(真鍮の地肌が見える)という楽しみ
このモデルの面白さは、塗装が剥げることを「劣化」ではなく「物語」として肯定しているところ。使い込むほどに塗装の下の真鍮が少しずつ見え、一本一本が違う表情になっていく、とされています。黒いレンズが、時間とともに自分の撮影履歴を刻んでいく感覚。これは道具好きにはかなり刺さるやつです。
付属フードまで“光沢ブラック”で統一
デザインバリエーションは、レンズ単体だけでは完結しません。ライカは、この光沢ブラック版にクラシックな丸形レンズフードを組み合わせ、しかもフードも同じ光沢ブラックペイントで仕上げていると説明しています。見た目の統一感はもちろん、Mボディに付けたときの“塊感”が一気に上がりそうです。
価格・発売時期
同時に新カラーバリエーションの発売が開始されたのはライカの人気レンズ4本です。12/4から4本ともLeica StoreやB&Hで予約受付開始済です。それぞれレンズごとに価格は異なリます。
レンズ名 | 販売価格 | B&H 予約URL |
|---|---|---|
Leica Summilux-M 50mm f/1.4 ASPH II, Safari | 5,495$(852,000円) | |
Leica Summilux-M 35mm f/1.4 ASPH FLE II, Safari | 6,795$(1,053,500円) | |
Leica Summicron-M 28mm f/2 ASPH III, Safari | 5,995$(929,500円) | |
Leica Summilux-M 50mm f/1.4, Glossy Black Paint Finish | 4,595$(712,400円) |
まとめ
サファリが差し色で遊ぶなら、光沢ブラックは黒で沼る。新品の艶を愛でるのも良し、ガシガシ使って真鍮が顔を出すのを待つのも良し。性能だけでなく“時間”まで作品づくりの一部にしてしまうのが、クラシックラインの面白さです。50mmは撮影ジャンルを選ばないので、レンズに“自分の痕跡”を残したい人は要チェックです。
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