【リーク】Fujifilm X100VIIの発売日はいつ?価格予想・比較・予約まとめ

【リーク】Fujifilm X100VIIの発売日はいつ?価格予想・比較・予約まとめ

Fujifilm X100シリーズの次世代モデルとされる「X100VII」のですが、まだ公式発表はないにもかかわらず時期やスペックについてさまざまな噂が飛び交っています。現在どこまでが確認できる事実で、どこからがユーザーの期待や想像なのかを切り分けながら、X100VIIの発売日予想・価格レンジ・スペックの方向性、そしてX100VIや競合機との付き合い方を落ち着いて考えるための視点をお届けします。

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みんカメ編集部
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この記事のサマリー

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X100VIIは未発表。第6世代プラットフォームが2025年に登場しないという噂から、2025年内の発表・発売はほぼ見込めない状況です。

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発売時期の予想は2027年前後が主流。進化もフル刷新より、X100VIを軸にしたブラッシュアップになると見られています(いずれも予想)。

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噂で語られる仕様は、新センサー・AF強化・IBIS強化・UI改善など。23mm F2のコンセプトは継続の見方が強いですが、いずれも公式確定ではありません。

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価格は未公表ながら、X100VIのトレンドから25〜30万円前後になる可能性が指摘されています。アクセサリー込みでの予算設計が重要です。

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待つか買うかの判断軸は「発売時期の予測」よりも“今撮りたいものがあるか・今の機材に不満があるか”が決め手になります。

目次

Fujifilm X100VIIとは?噂される「次の一台」の輪郭

富士フィルムのX100VIIは、現行のX100VIのさらに次の世代として語られている仮称モデルです。X100シリーズは固定レンズのプレミアムコンパクトとして熱狂的な人気を集めていますが、その最新世代がいつ、どんな姿で出てくるのかは誰もが気になるところ。ここではまず、「いま分かっていること」と「ユーザーがどんなX100VII像を思い描いているか」を整理して、噂を追いかけるうえでの土台を作っていきましょう。

Fujifilm X100VIについての実機レビューを詳細にまとめた記事はこちら

公式情報はまだゼロ、現時点で分かること

2025年11月時点で、富士フイルムはX100VIIに関する公式発表を一切行っていません。製品ロードマップにも名前はなく、「X100VII」という呼び名もファンやメディアが便宜的に使っているに過ぎません。信頼性の高い噂サイトFuji Rumorsは「Xシリーズの第6世代プラットフォームは2025年には登場しない」と伝えており、その情報から「少なくとも2025年中にX100VIIが登場する可能性は低い」とみなされるようになりましたが、あくまで噂の範囲であり確定情報ではありません。

一方で、YouTubeやSNSでは「X100VIIスペック完全リーク」といった動画やポストも散見されます。多くは出どころ不明のCG画像や、既存機のスペックを少し書き換えただけのテキストで、裏付けとなる資料や一次ソースが示されていないケースがほとんどです。

発売サイクルから見えるX100VII登場の目安

X100VIIの登場時期を考えるうえで一番役に立つのが、歴代X100シリーズの発売サイクルです。次のように発売時期を並べると、概ね3〜4年ごとに大きな世代交代が行われてきたことが分かります。

モデル

発売年

初代 X100

2010年

X100S

2013年

X100T

2014年

X100F

2017年

X100V

2020年

X100VI

2024年

特にX100VからX100VIまでは約4年の間隔が空いており、世代が進むにつれて開発サイクルがやや長期化している傾向も見て取れます。X100VIは40MPセンサーやIBISなど、シリーズとして大きな進化をまとめて搭載した世代なので、そのプラットフォームを数年じっくり活かしたいのはメーカーとして自然な判断です。限定1934台のX100VIリミテッドエディションが2024年に投入されていることからも、現行世代をまだまだ主役として推していく姿勢がうかがえます。

この流れを素直に延長すると、X100VIIが登場するとしても2027年ごろが一つの目安になります。もちろん技術革新やマーケットの状況によって多少前後する可能性はありますが、X100VIが発売された2024年からわずか2年程度でフルモデルチェンジ、という線はかなり考えにくいでしょう。

X100VIIにユーザーが求めているもの

Redditなど海外コミュニティでは、「X100VIIが出るなら何を載せてほしいか」という議論が盛り上がっています。よく挙がるのは、スタックドセンサーによるローリング歪みの軽減、より粘る被写体追従AF、EVFの高精細化、そして動画機能のさらなる強化など。中には「F1.4クラスの明るいレンズに」「大容量内蔵メモリを搭載してほしい」といった声も見られます。

ただし、これらはあくまでユーザー側の希望リストであり、「実際にそうなる」という根拠は現時点では存在しません。特にレンズをF1.4にするとサイズや重量、コストの面で大きなトレードオフが発生します。コンパクトさと写りのバランスを重視してきたX100シリーズのコンセプトを考えると、現実的には「現行23mm F2をベースに光学性能とAF駆動を微調整」といった方向のほうが可能性は高いと見ておくと冷静に判断しやすくなります。

最新情報のまとめ:今出ているX100VIIの噂まとめ

X100VIIは情報の鮮度にばらつきがあるうえ、希望的観測と合理的な延長線の両方が混ざりやすく、全体像を把握するのが難しいテーマでもあります。Fujifilm X100VIIについては2025年末時点で分かっているのは「公式発表はまだなく、少なくとも2025年に出る可能性は低い」とみられているということだけで、他はあくまで予想に過ぎないと理解しましょう。現状の予想の有力戦を整理して1つの表にまとめました。

項目

現時点でよく語られていること

モデルの状態

2025年末時点でX100VIIは公式未発表。製品ロードマップにも名前は出ておらず、「X100VII」という呼び名はコミュニティ側の仮称とされている。

発表・発売時期

X100シリーズの更新周期(約3〜4年)と、Xシリーズ第6世代プラットフォームが2025年には来ないという噂から、「登場するとしても2026〜2027年ごろでは?」という見方が多い。

プラットフォーム

次世代のXシリーズ第6世代センサー&プロセッサを採用するだろう、という予想が主流。ただし具体的な仕様や型番は一切リークされていない。

センサー・AF

画素数は40MPクラスを維持しつつ、読み出し速度・ダイナミックレンジ・ローリング歪み・被写体認識AFなどが一段と強化されるのでは、という期待レベル。数値レベルの具体リークはなし。

レンズ

35mm相当の23mm F2コンセプトは継続しそう、という見方が多数。AF駆動や近接描写、逆光耐性のブラッシュアップを望む声が多い。一部ではF1.4化を期待するが、サイズや価格面から慎重な意見も多い。

ファインダー・UI

ハイブリッドファインダー継続を前提に、EVFの高精細化や表示レスポンスの改善、クラシック風UIなど“体験”部分の強化を望む声が多いが、具体的仕様は語られていない。

動画・クリエイター機能

4K/120pや6K/60pなどの高フレームレート動画、静止画/動画設定の一括切り替え、スマホ・クラウド連携の強化などが「載ってほしい機能」としてよく挙がるが、信頼度の高い情報は出ていない。

価格・入手性

X100VIの値上げと品薄・プレミア化の流れから、X100VIIはX100VIより高価&初期は争奪戦になるのでは、という予想が多い。日本円ではボディ25〜30万円前後が濃厚。

発売日予想:Fujifilm X100VII はいつ出そうか

「X100VII いつ?」という問いに対し、今言えることは「少なくとも2025年ではない」ということだけです。ここから先は、歴代モデルの発売サイクルと、信頼度の高い噂サイトや海外メディアの見立てを手がかりに、「どのあたりを目安に考えておくと現実的か」を整理していきます。同時に、「いつまで待つか」を決めるための考え方も一緒に確認しておきましょう。

これまでの発売間隔から読み解く

先ほども触れた通り、X100シリーズは初代からX100VIまで、だいたい3〜4年おきに大きなモデルチェンジを行ってきました。特にここ数世代の間隔を見ると、X100F→X100Vが約3年、X100V→X100VIが約4年というペースで推移しています。

上記でも述べたように、X100VIIが登場するとしても2027年ごろが一つの目安になります。もちろん技術革新やマーケットの状況によって多少前後する可能性はありますが、X100VIが発売された2024年からわずか2年程度でフルモデルチェンジ、という線はかなり考えにくいです。

2025年は「X100VIIの年」ではないという噂

FujiRumorsは、富士フイルムの新製品ロードマップを整理した記事の中で「Xシリーズの第6世代プラットフォームは2025年には登場しない」と明言しています。ここで言う第6世代プラットフォームとは、次世代センサーとプロセッサの組み合わせを指すとみられ、X100VIIもそれを採用する候補と目されているものの、モデル名や発売時期が具体的に示されたわけではありません。

また、Digital Camera Worldなどの海外メディアでは、2025年の新製品としてはX-E5のような別ラインのカメラに注目が集まっているとされています。こうした報道状況から見ても、少なくとも2025年の主要イベントやX SummitでX100VIIが突然発表される可能性は高くないと考えられます。

Xシリーズの第6世代プラットフォームの情報についてそれぞれの記事で解説しています。 X‑T30 IIIとXC13-33mm F3.5-6.3は事前の報道・予想通り25年10月に正式発表されました。

スペック予想① センサー・AF・連写はどう変わりそうか

次に当然気になるのが、Fujifilm X100VIIのスペックです。特に画質とAFは、世代をまたいだときに体感しやすいポイント。ここでは、まずX100VIがどこまでやっているのかを整理し、そのうえでX100VIIで考えられるアップデートの方向性を可能性ベースでまとめます。確定情報ではないことを前提に、買い時を考える材料として読んでみてください。

現行X100VIのセンサー&AF性能

X100VIは、約40.2メガピクセルの裏面照射型「X-Trans CMOS 5 HR」センサーと高性能な「X-Processor 5」を搭載し、シリーズとしては一気に高解像路線へ舵を切りました。これにより、トリミング耐性や細部の描写力が大きく向上し、APS-Cながら大判プリントにも十分耐えるクオリティを実現しています。

AFに関しても、被写体認識アルゴリズムが導入され、人や動物だけでなく車両やバイク、鳥などを自動で認識して追従できるようになりました。さらに、ボディ内手ブレ補正(IBIS)が加わったことで、スナップのような手持ち撮影でも低速シャッターにチャレンジしやすくなっています。この時点で、静止画用途では「ほとんど不満がない」というユーザーも多いはずです。

X100VIIであり得るアップデート候補

次世代X100VIIでは、まずセンサーの世代交代が考えられます。ただし、画素数がこれ以上大きく跳ね上がる必要は正直あまりありません。むしろ、読み出し速度を高めたスタックド構造や、ダイナミックレンジ・ローリング歪みの改善など、画質と操作レスポンスのバランスを整える方向が現実的でしょう。中判のGFX100S IIでは、同じX-Processor 5世代でもAF性能やIBISの効きがさらに改善されており、「アルゴリズムの進化による違い」を出してきた前例もあります。

AFに関しては、被写体認識の範囲拡大やトラッキング精度の向上、低輝度限界の改善などが期待できます。もう一歩踏み込むなら、ソニー機のような「タッチポイント+AFトラッキング」の洗練や、動画と静止画のAF挙動を分けてカスタムできるUIが盛り込まれると、ストリートからVlogまでかなり扱いやすい一台になるでしょう。

実写で効いてくるのはどこか

スペックシート上は派手な数字に目が行きがちですが、実際の撮影で効いてくるのは「失敗カットがどれだけ減るか」です。例えば、現行X100VIでも40MPは十分すぎるほど高解像なので、X100VIIで欲しいのは「高感度でのノイズ耐性」や「コントラストが厳しいシーンでの粘り」のほうかもしれません。

AFも同様で、全く新しい被写体検出が増えることより、「子どもがこちらに走ってくる場面で歩留まりが上がる」「逆光のポートレートで瞳AFが外れにくくなる」といった変化のほうが価値があります。X100VIIを待つか判断するときは、数値よりも「自分が困っているシーンが改善されそうか」に注目すると、冷静に見極めやすくなります。

スペック予想② レンズ・手ブレ補正・ファインダー

X100シリーズの魅力は、センサーだけでは語り切れません。23mm F2レンズとハイブリッドファインダー、そしてボディ内手ブレ補正の組み合わせが生み出す撮影体験こそが、このシリーズを特別な存在にしています。X100VIIでは、この「体験の部分」がどう変わるのかに注目していきましょう。ここではレンズ、IBIS、ファインダーの3点から予想してみます。

23mm F2レンズは継続か、それとも刷新か

現在のX100VIに搭載されている23mm F2レンズは、X100Vのタイミングで光学設計が刷新されたものです。周辺までの解像感が高く、逆光耐性も改善されており、2枚の非球面レンズを含む新設計で収差を抑えつつシャープさを確保したと紹介されています。

このレンズは40MPセンサーとの組み合わせでも十分な描写力を持っているため、X100VIIでも基本的には継続採用される可能性が高いと考えられます。変わるとすれば、AF駆動の静音化や近接撮影時の収差補正、内蔵NDフィルターの強化など、実用面の細かなアップデートでしょう。F1.4クラスへの大口径化は夢がありますが、ボディサイズやコストとのバランスを考えると現実味はそこまで高くありません。

IBISのブラッシュアップと小型化

X100VIで初搭載されたボディ内手ブレ補正は、最大約6段分の効果をうたっており、暗所スナップや動画撮影で実際に大きな武器になっています。一方で、富士フイルムの中判GFX100S IIなどでは最大8段をうたうIBISも登場しており、アルゴリズムやユニットの進化にまだ余地がありそうです。

X100VIIでは、補正効果そのものよりも「より自然なブレ方」にこだわってくる可能性があります。特に動画では、強すぎる補正がかえって不自然な揺れを生むこともあるため、電子手ブレ補正との協調や、ジンバル的な滑らかさを狙ったモードが追加されると、スナップVlog用途で一段と扱いやすくなるでしょう。

ファインダー体験に期待したい進化

ハイブリッドファインダーはX100シリーズの象徴であり、光学ファインダーとEVFを切り替えながら撮れる楽しさは唯一無二です。X100VIIでは、EVFの解像度アップや表示レスポンスの改善が期待されますが、Xシリーズの他機種で採用された遊び心あるUIが載るとさらに面白くなりそうです。

例えば、ファインダー内にフィルム時代のフレームライン風の表示や、クラシックな露出計風インジケーターを重ねるなど、撮っていて楽しくなる仕掛けが考えられます。機能的にはすでに十分高性能なだけに、次の世代では「数字では測れない撮影体験」をどう上げてくるかがポイントになりそうです。

スペック予想③ 動画機能とクリエイター向け機能

X100シリーズはスチルカメラのイメージが強いものの、X100VIでは6.2K動画や10bit記録など動画面もかなり本格的になっています。X100VIIが出るとすれば、その路線をどこまで伸ばすのかは気になるところ。ここでは、現行X100VIがどこまでやっているかを踏まえつつ、次世代で考えられる動画&クリエイター向けの進化を整理しておきます。

X100VIがすでに持っている動画性能

X100VIは最大6.2K/30p、4K/60p、10bit 4:2:2内部記録に対応しており、F-Log/F-Log2でのログ撮影にも対応しています。これは同社のミラーレス上位機X-T5とほぼ同クラスの動画仕様で、「スチルカメラとしてのついで動画」というレベルは完全に超えています。

さらに、IBISと電子手ブレ補正を組み合わせることで、手持ちの歩き撮りでもかなり滑らかな映像が得られるようになりました。Frame.ioと連携するクラウドワークフローもサポートされており、カメラ単体で撮影から編集環境への転送までを完結させやすい設計になっています。

X100VIIで考えられる動画アップデート

仮にX100VIIが新世代センサーを搭載するとすれば、読み出し速度の向上に伴い、4K/120pのような高フレームレート動画や、6.2Kでの60p対応などが視野に入ってきます。ただし、小型ボディゆえの熱問題もあるため、「常用として安心して使える範囲」でどこまで攻めるかがメーカー側の悩みどころでしょう。

現実的に期待したいのは、動画と静止画の設定をもっと柔軟に切り替えられるUIです。例えば、動画専用のカスタムポジションをダイヤルに割り当てておき、露出モード・ピクチャープロファイル・AF挙動を一括で切り替えられるようになると、スナップ中にさっとVlogを回したい場面でもストレスが減ります。

写真派に効いてくる「動画系アップデート」

動画機能の強化は、静止画ユーザーにも恩恵があります。エントリークラス機でもX-Processor 5の採用によりAF性能やバッテリー効率が向上し、フィルムシミュレーション用ダイヤルやInstaxプリンターとの連携機能など、写真・動画問わずワークフローを滑らかにする機能が増えてきました。

X100VIIでも、こうした「クリエイター寄りの機能」が強化される可能性があります。例えば、スマホアプリとの同期強化やクラウドバックアップの自動化、フィルムシミュレーションプリセットの共有機能などです。こうした周辺機能はスペック表には出てきませんが、「撮ってから見せるまで」の時間を短縮してくれるので、写真をSNSやポートフォリオで発信する人には大きなメリットになります。

価格予想とX100VI・X100Vの市場価格

次に気になるのがFujifilm X100VIIは発売されるとするといくらになるのかという価格面です。ここでは、歴代X100シリーズの定価推移と、最近の値上げトレンドを踏まえながら、現実的な価格レンジを考えてみます。そのうえで、ボディ以外にどれくらいの出費を見込んでおくと安心かも整理しておきましょう。

歴代X100シリーズの定価から見るトレンド

初代X100は1,199ドル、X100S/T/Fは1,299ドル、X100Vは1,399ドル、X100VIは1,599ドルで発売されています。おおまかに言えば、世代が進むごとに100〜200ドルずつ値上がりしてきたかたちです。

X100VIでは40MPセンサー、IBIS、6.2K動画など、まさに「中身の大刷新」が行われたので、+200ドルという価格アップも妥当な範囲と受け止められました。こうした傾向から、X100VIIで新世代センサーやファインダーの刷新が入ればさらに100〜200ドル程度上乗せされると予測する向きもあります。もっとも、これはあくまで想定にすぎず、円相場や各国の税制によっても変動します。日本円ベースでは「ボディ単体で25〜30万円前後になる可能性もある」程度の目安として捉えておくのが無難です。

値上げトレンドとプレミア価格の現実

近年は、富士フイルムがカメラ・レンズの希望小売価格を大きく引き上げたニュースも話題になりました。X100VIの米ドル価格が1,599ドルから1,799ドルに値上げされたほか、一部のGFX機では800ドル近いアップとなったケースもあります。

さらに、X100VはTikTokをきっかけに世界的なブームとなり、2023年には「新品がほぼ買えず、中古価格が定価の2倍以上」という異常事態が発生しました。X100VIでも発売直後から長期のバックオーダーや抽選販売が続き、「定価で買えるタイミングがかなり限られる」状況はすでに経験済みです。X100VIIも同じ構図になる可能性が高く、定価だけでなく「実際に手に入る価格」を意識しておく必要があります。

競合カメラとの比較で見えてくるポジション

X100VIIを待つかどうかを考えるうえで、「他にどんな選択肢があるのか」を把握しておくことはとても重要です。似たコンセプトのカメラや、同じ価格帯の競合機がどんな特徴を持っているのかを知っておけば、「自分にとってX100VIIがベストかどうか」を冷静に判断できます。ここでは、X100VI・X-E5・GR III・RX1R IIIあたりを中心に、ポジションをざっくり整理してみます。

機材・構成

タイプ・画角イメージ

立ち位置・向いている人

本レンズ(+対応ミラーレスボディ)

本記事で扱う交換レンズ。対応マウントのボディと組み合わせて使う前提で、画角やF値は本レンズのスペックに依存。

すでにミラーレスボディを持っていて、「手持ちのシステムの画質や表現力を底上げしたい」「特定の画角を詰めたい」という人向け。ボディを買い替えるのではなく、システムを育てる選択肢。

FUJIFILM X100VI

APS-C 40MPセンサー+23mm F2(35mm相当)固定レンズのプレミアムコンパクト。ハイブリッドファインダーとIBISを備えた“全部入り”スナップ機。

旅行・スナップ・日常記録を「この1台で完結させたい」人向け。レンズ交換にはこだわらず、撮影体験とデザイン込みでX100ワールドを楽しみたい層の本命。

FUJIFILM X-E5 + 23mm系レンズ

APS-C 40MPセンサー&Xマウントのレンジファインダースタイルボディに、23mm前後のレンズを組み合わせた構成。IBIS搭載で静止画・動画どちらも強い。

「画質や色はX100VI級でほしいけれど、将来はレンズもいろいろ試したい」という人向け。まずは23mm相当から始めて、望遠や広角などシステム拡張も視野に入れているユーザーにフィット。

Ricoh GR III

APS-C 24MPセンサー+18.3mm F2.8(28mm相当)固定レンズの超コンパクト機。ファインダーなし・ポケットサイズで、IBISも内蔵。

常にポケットに入れておき、通勤や散歩のついでにサッと撮りたいスナップ派向け。軽さと携帯性を最優先し、「多少の操作性や動画機能よりも、いつでも持ち出せること」を重視する人にハマりやすい。

Sony RX1R III

フルサイズ61MPセンサー+35mm F2固定レンズのハイエンドコンパクト。非常に高い解像力と小型ボディを両立したプレミアム機。IBISは非搭載。

フルサイズの描写力とボケ量を、できるだけ小さなボディで持ち歩きたい人向け。価格は高いが、「レンズ交換ではなく1本の35mmで撮り切る」という覚悟を前提に、画質とコンパクトさを両立させたい層の選択肢。

X100VI・X-E5との関係性

2025年に登場したX-E5は、X100VIと同じ40MPセンサーと最新プロセッサ、さらに強力なIBISを搭載しつつ、レンズ交換式ボディに載せたモデルです。海外メディアからは「レンズ交換ができるX100VI」と評されており、価格もボディ単体でX100VIに近いレンジに位置づけられています。

この関係を踏まえると、X100VIIは「X-E5のような高性能を、よりシンプルなワンレンズ体験に落とし込むカメラ」として進化していく可能性が高いでしょう。レンズを変える自由度が欲しいならX-E5、常に35mm相当で撮りきるシンプルさを求めるならX100系、という棲み分けがすでに見えています。

Ricoh GR III・Sony RX1R IIIとの比較

ポケットに入るスナップシューターとして人気のRicoh GR III/IIIxは、APS-Cセンサー+固定レンズという意味ではX100シリーズと共通点があります。ただし、GRは光学ファインダーを持たず、基本的に背面液晶で構図を決めるスタイルです。ボディ重量も約250g台と非常に軽く、「とにかく常に持ち歩きたい」というニーズにはGRのほうがハマる場面も多いでしょう。

一方、ソニーが約10年ぶりに復活させたRX1R IIIは、61MPフルサイズセンサーと35mm F2レンズを組み合わせた超ハイエンドなプレミアムコンパクトで、価格は約5,000ドルとX100系の2〜3倍に達します。画質やボケ量では圧倒的ですが、価格・重量・システム全体のバランスを考えると、X100VIIとは別次元の選択肢と考えたほうがよいでしょう。

スマホ全盛時代でのプレミアムコンパクトの立ち位置

各種調査やメディアのレポートによると、ここ数年はスマホの進化にもかかわらず、カメラ市場全体が久しぶりに成長に転じたと報じられています。その象徴の一つがX100V/VIの大ブームで、TikTokを起点に「レトロデザイン+フィルムライクな色」が若い世代にも刺さったことは広く知られています。

こうした状況を踏まえると、X100VIIは単なる「高画質コンパクト」ではなく、「スマホでは味わえない撮影体験」を売りにしたプレミアムコンパクトとしてのポジションをさらに強めていくでしょう。スペック表の数字以上に、「シャッターを切りたくなる理由」をどこまで積み上げられるかが、次世代X100にとっての勝負どころと言えます。

どんな人がX100VII待ちで、どんな人は今X100VIを買うべきか

ここまで、Fujifilm X100VIIのリーク状況や発売日予想、スペックの方向性、価格レンジ、競合機との関係を整理してきました。最後に、多くの人が悩むであろう「待つか、買うか」の分岐点を整理しておきます。自分の撮影スタイルやライフイベントと照らし合わせながら、どちら側に寄っているかをイメージしてみてください。

X100VII待ちが向いている人

X100VIIを待つメリットが大きいのは、すでにメインのシステムを持っていて、「X100系はあくまでサブ機・趣味枠」と割り切れる人です。フルサイズや別のAPS-Cシステムで主要な撮影は完結しており、「X100VIも魅力的だけれど、せっかくなら次世代の完成形を狙いたい」というスタンスなら、2〜3年じっくり待つ選択は合理的と言えます。

また、動画性能やAFの進化を最大限に取り込みたいハイブリッドシューターも、X100VII待ちの候補です。ただしその場合でも、「その間はX-E5や他社のコンパクトで代用する」といった具体的なプランを持っておくと、単なる我慢の時間にならずに済みます。

今X100VIを買ったほうが幸せになれる人

反対に、「今X100VIを買ったほうがいい」人はかなり多いはずです。Redditでは「もし悩んでいるなら、待たずにX100VIを買ったほうがいい。次世代との違いはおそらく小さい」という意見も多く見られます。

具体的には、近い将来に大きなイベント(結婚式、出産、留学、長期旅行など)が控えている人や、「今のスマホや古いカメラでは撮りたいものが撮れず、すでにストレスを感じている人」です。X100VIは現時点で十分すぎる性能を持っており、「X100VIIのために数年分の思い出を先送りにする」のは、撮影体験としてあまり賢い選択とは言えません。

中古・他機種も含めた現実的な選び方

さらに現実的な選択肢として、中古のX100Vや、X-E5+23mm系レンズといった組み合わせも検討に値します。X100VはTikTokブームで一時期あり得ないほど価格が高騰しましたが、X100VIの供給が落ち着いてきた地域では少しずつ現実的なレンジに戻りつつあります。

X-E5は「レンズ交換ができるX100VI」として評価されており、将来的に複数レンズでシステムを組みたい人にはこちらのほうがトータルコストを抑えやすい可能性もあります。一方で、X100VIIはおそらくさらに高価になるため、「そこまでの投資をしてでも欲しい体験か」を改めて考えることが大切です。

Fujifilm X100VIIのまとめ

Fujifilm X100VIIについて、2025年末時点で分かっているのは「公式発表はまだなく、少なくとも2025年に出る可能性は低い」とみられている、ということだけです。発売サイクルや価格推移、他機種の動向から考えると、登場するとしても2027年前後で、進化はX100VIをさらに磨き込む方向になると見るのが現実的でしょう。とはいえ、待っている間に過ぎていく日常やイベントは戻ってきません。X100VIIを夢見つつ、今必要ならX100VIやX-E5、中古X100Vなども含めて最適な一台を選び、今日からシャッターを切り始めることをおすすめします。


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