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Nikon Z5 II/Z50 IIが最新ファームウェア公開、安定性とCloud連携を改善







NikonがZ5 IIとZ50 II向けに最新ファームウェアを11月5日付けで公開しました。バージョンはZ5 II=C:Ver.1.02、Z50 II=C:Ver.1.03。撮影現場の“困った”を減らす、実用重視のメンテナンス更新の位置付けです。
この記事のサマリー

NikonがZ5 IIとZ50 II向けに最新ファームを公開。Imaging Cloud連携の改善と、Z50 IIでは複数不具合を修正

Z5 IIはセンサークリーニングの既定を電源OFF時に変更、Z50 IIはRAW処理や再生・充電不具合を一掃

派手さはないが、両機とも安定性と信頼性を高める更新。Imaging Cloud時代に向けた細やかな調整が施された
共通トピック:Nikon Imaging Cloud対応の磨き込み
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両機種とも、Nikon Imaging Cloudに関する表示メッセージや既定値の見直しが入り、さらにCloud Picture Controlをカメラへ追加する方法が新方式になりました。Imaging Cloudは、Wi‑Fi経由で画像転送やクラウド由来のPicture Control(プリセット)を扱えるニコンのオンラインサービス。クラウド側で用意したプリセットを“カメラ側に足す”動きが、より分かりやすくなった格好です。
Z5 II(C:Ver.1.02):電源OFF時に自動クリーニングが標準に
個別項目として、イメージセンサークリーニングのデフォルト設定が「電源OFF時にクリーニング」へ変更。アップデート後に新しい既定が適用されますが、不要ならセットアップメニューで元に戻せます。ダストリスクの低減を狙った安全寄りのチューニングで、環境によっては電源OFF→ONのテンポがわずかに変わる可能性も。使い勝手を見て好みで調整しましょう。
Z50 II(C:Ver.1.03):RAW処理・再生・動画・USB充電の不具合をまとめて修正
Z50 IIは実践に効くバグフィックスが複数入っています。具体的には、
- RAW記録「ロスレス圧縮」×ISO「Hi 2.0」条件でボディ内NEF現像が失敗する問題
- 撮影直後、RAW画像の拡大再生が正しく表示されない問題
- 動画モードで特定操作時にフリーズする問題
- EN‑EL25a装着時にUSB充電ができない場合がある問題
これらがまとめて解消されています。動画と静止画の両方で“実害”になり得る症状を潰してくれたのは朗報。Z50 IIユーザーは、早めの更新でトラブル予防を。
いま更新すべき?編集部の見解
Z50 IIは上記の通り、実害のある不具合修正が中心。仕事・趣味を問わず即更新推奨です。
Z5 IIは既定値とCloud連携の磨きがメイン。致命的バグの報告ではないため、撮影の合間に計画的アップデートでOK。ただしセンサークリーニング既定の変更が入るので、運用に合わせて設定見直しを。
アップデート方法
- 公式Download Centerから該当.binファイルをダウンロード
- カメラで初期化したメモリーカードのルート直下にコピー
- ボディにカードを挿入し、セットアップメニュー→ファームウェアバージョンから更新を実行
完了後にバージョン表示で確認しましょう。
※注意:更新時はZマウントレンズ(またはFTZ/FTZ II)以外を装着した状態で行わないこと。ニコンは他レンズ/他社アダプター装着での更新は故障の原因になり得ると警告しています。
Z5 II/Z50 IIの最新FWまとめ
今回のファームウェア更新は派手な新機能こそありませんが、Cloud連携の使い勝手と安定性を底上げする良アップデート。Z50 IIは不具合の芽を一気に摘み、Z5 IIは“汚れに強い既定”で日々の安心度を上げています。
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