勝鬨橋

1940年竣工の勝鬨橋は、かつて可動部が跳ね上がった日本最大級の鋼製バスキュール橋。アーチリブのリズムと対岸の高層ビル群が織り成す都会的ラインが美しく、日中は晴海運河の水面リフレクション、夕方はマジックアワーのグラデーションが狙い目。夜は橋桁とリベットを照らすライトが青白く輝き、長秒露光で隅田川を行き交うクルーズ船の光跡を絡めると動感が増す。資料館では跳開時のメカニズム模型を接写でき、歴史的情緒と工業美を同時に収められる。桜や隅田川花火大会とのコラボも人気で、季節イベントと絡めた撮影に最適。橋上を渡る都バスの流し撮りも絵になる。