大滝

長野県平谷村の大滝（平谷大滝）は、緑深い谷に懸かる落差約41m・幅約6.5mの一条の滝で、村内最大の名瀑として知られています。駐車場から整備された遊歩道を数分進むと、展望デッキ越しに岩壁からまっすぐ落ちる白い水柱を正面から捉えられ、縦構図で高さを、横構図で周囲の森とのバランスを意識すると画が決まります。新緑や盛夏の深い緑、秋の紅葉と背景の色も豊かで、霧や小雨の日には滝の周囲だけが白く煙り、静かな山里の雰囲気を引き立ててくれます。水しぶきが届く位置まで近づけば、超広角で空と森を大きく取り入れた迫力のある構図も狙え、周辺の温泉や釣り場と合わせて一日撮影を楽しめます。