松川渓谷

松川渓谷（長野）は、信州高山村の中央を東西に割るように流れる松川がつくる深いV字谷で、カエデやモミジ、ブナの自然林に囲まれた紅葉の名所です。雷滝や八滝などダイナミックな滝が点在し、展望デッキからは白い水飛沫と燃えるような紅葉のコントラストを間近に楽しめます。渓谷沿いには山田温泉や松川渓谷温泉、七味温泉などの湯宿も並び、露天風呂からも谷を見下ろせるのが写真好きにはうれしいポイント。紅葉期は渓谷全体が色のグラデーションに包まれるので、広角で谷全景を、望遠で一本の木や水面の映り込みだけを切り取るなど、構図作りの幅が大きいエリアです。