天神山

天神山は岡山県高梁市の最高峰、標高七七七メートルの縁起の良い山で、チャートの岩峰と「天神五葉の松」が印象的です。登山道は中国自然歩道として整備され、苔むした石段や巨石、石仏が続く信仰の雰囲気も写真映えします。山頂からは南に瀬戸内海、北に大山や中国山地の稜線を望め、春は新緑とカタクリ、夏は白い雲、秋は紅葉と夕焼け、冬は澄んだ空気が狙い目。広角で山頂標識と空を大きく入れ、望遠で瀬戸内の島影や大山のシルエットを圧縮すると旅情ある一枚に仕上がり、早朝には吉備高原を埋める雲海と朝焼けのドラマも期待できます。