三峰山

三峰山(長野)は霧ヶ峰と美ヶ原の中間に位置する標高1887mのなだらかな山で、山頂の草原からは北アルプス・南アルプス・八ヶ岳までぐるりと望める360度の大展望が魅力です。春は残雪と若草、初夏はレンゲツツジと雲海、夏は入道雲と高原の緑、秋は草紅葉と澄んだ空が被写体。広角で丸い山頂と空を大きく入れ、前景にススキや木道を置けば開放感が増します。ビーナスライン沿いの駐車場から短時間で登れるため機材を多めに持ち込め、三脚を据えて雲の流れや星空を長秒で追いかけるのもおすすめです。冬枯れの時期は地形の陰影がくっきり現れ、モノトーン表現も楽しめます。